女子トークの花と刺

今朝の電車の中で、うしろに立っているおそらくは２０代半ばの女性ふたりの会話。

なんのはなしをしていたのか、そこから耳に入って来たのだが

「だって朝から編み込みとかしてるんだよ、暇なのかな～」
「あー編み込みって可愛い風だよね」
「あ、そうか～受付だからね」
云々。。。

同僚？のことを言っているのか。
会社の受付をやっている方が編み込みヘアで出社しているらしい。

朝からでも昼からでも夜からでも、自分で編み込みってしたことないなあと思いつつ、別に他人がいつからどんな髪型しようがなんでもいいのだが、女子ふたりの口調は「可愛いくてよいね」ではなく、どちらかというと「可愛いアピールしてうざ」と否定に近い感じ。

きっと本人には「編み込みかわいい～！」とか言っているんだろうな。
しかしダメ押しで
「可愛いんだけどさ～３０過ぎてやりますか？ってことでしょ～」
「イタタタタタなのにね～」とガツンと厳しいご意見。
受付だから、きっとふたりと同じくらいに見える方なのかもしれない。でも本当は年上。なので痛がってあげている。

そしてあっけなく「編み込みラブ」の幕は下り、拍手喝采のなか「それにしてもさあ、お昼混みすぎじゃない？」と「社食ものがたり」が始まった。

これまた女子の厳しい糾弾。
「美味しいのうどんだけだよね～」
「でもわたし油林鶏は好きだよ〜あれ美味しい！」

落として落として上げて落として。

華々しくとげがいっぱいの女子トーク。

聞いててかしましたのし。