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おいしいものをもとめるきもち


つい一昨日のことだったか。
いただきもののバウムクーヘンを切り分けて食べて、これはおいしい。なかなか食べられない美味しさだ、などと話していたばかりなのに、今日もう「なにかおいしいもの食べたいな」と思う。

思うどころか、仕事中も口から出てしまって、気づかなかったがどうやら何回かつぶやいたようで、いつのまにやら誰かのお土産の残りの鳩サブレーだの、ご当地味の柿ピーだの、小分けにされたチョコレートだのが集まってきた。
空腹だといつまでもうるさいから、とりあえずなんか食わせとけと思うやさしいひとが何人かいてくれたもよう。

いやしかし、わかって欲しいんだけど、おなかは空いてないのさ。
むしろ一口でもいい。
なんかこう、なんていうかこう、思わずウットリしちゃう瞬間が欲しいというか、ハっとして、ううむこれは。と、うなりたいというか。
まあただの、肥満度右肩上がりの理由を書き連ねてるだけだけども。

こんなに何回も、しかもすぐに同じことを思ってしまうってなんなの。
こないだおいしいバウムクーヘン食べて、感激していたばかりじゃかいか、おまいさん、わすれっちまったのかい、困ったねえ。
そしてこれは予期せず、突然降ってくる気持ちなのだ。なんなら食事中であったりするので、まるで食べてるものがおいしくないみたい。だけど、そうではない。

よく考えてみると、集中した後だったりすることが多いのかもしれない。
ぎゅっと密度の濃い時間から解放されて、ほっとしたときなんかに「なんかおいしいもの食べたいな」になる。
てことは、そういう緊張感のある状態が頻発してるということなのかそうなのか?

あああ。
おいしいものをもとめるきもちは続くよいつまでも。

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