楽しみな日


あ〜あしたも楽しみ〜


これはあるスタッフから聞いた、娘さんが寝る前に言ったひとこと。今年小学校に上がった7歳。
別に翌日が遠足とか運動会ってわけじゃなかったんですけどね。とスタッフ曰く。
なんてきらきらしてることばなんだ。
そんな風に思って眠りにつけるなんて最高だなあ。

自分もこどものころ、同じように思っていたことがあった気がして、なんとなくだけどその感じがまだ思い出せる。
あのときの、何もないけど、なんかわくわくときめく気持ちは何処へ。と書類をめくりながら考える。

ほとんどの大人が床についたときにつぶやくとしたら、たいていは、あ〜疲れた。あ〜明日も仕事か。なんかではなかろうか。まあそれもしかたない。
だけどなあ、新しいあしたを楽しみにする希望にあふれたことばが眩しくて、感動すら覚えた。

というか、まあ、楽しみもないわけじゃないけど、半世紀生きてしまうと、それをこういう風に認識できないのだな、きっと。
あしたも美味しいコーヒー飲めるかなあ、楽しみ〜。
あしたも〇〇さんの笑った顔見られるかなあ、楽しみ〜。
あしたもいつもの本屋さんに寄ろうかなあ、楽しみ〜。
という風に自然に思えたらいい。


なんでもない日を楽しみな日にするのはじぶんなんだな。






秋らしく朝晩は冷んやりしてきたので、みなさんどうぞご無理なさらず。


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