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わたしの詩

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数ヶ月に一度ある、感情の暴発を防ぐため、講じられた自分なりの対策の一つ。自分に酔っていることも多い。
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記事一覧

【詩】「おめでと」

「好きだ」って呟いた帰り道
安っぽいけど、純粋な独り言
遠い君に「会いたい」
それらすべてが重量オーバー

天秤にかけることだけでも
重すぎて一苦労
もうね、粗大ゴミなんだって
知っているんだ
わかってるんだ

あなたの両親が出会って
君が生まれて
僕はそれを眺めてる
嬉しいな

君が好きあって
結婚して幸せになる
それを眺めてる
嬉しいな

ストーカー気取りのエゴのかたまり
こん

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【詩】努力目標

仲良くするのが嫌いな少年は
自分が嫌いと叫んで泣いて
愛が欲しいって嘆くばかりで
いつになっても進歩がない

前向きに変わることが
正しいことだと気づいていながら
何も変えない、それでは何も
変わるはずがないでしょう

自分のためと言いながら
自分は幸せになりはせず
周りの幸せを呪いながら
自分の幸せを遠ざける

何をしたいかは大切ではなく
他人のためかを考えなさい
正しいことを知って

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【詩】理性的自然観

自然という概念は
人がいないときは
存在し得ない

本来はすべてが自然で
だからこそ
あらゆる物事や感情に
因や遺伝してきたことが
あるはずだ
そのはずなんだ

そんな当たり前のことが
どうしても理解できない
本能的で直感的で

理性的でなく
論理的でない
思考回路が
楽で快いから

イライラする

【詩】悲観的幸福論

なんかいの世界を超えて
思いの果てを創って
疲れた顔したあなた
なんでなんでなんで

相次ぐ事故の責任
全てを受け入れ
むしろ切っ先に向かい走る
これでこれでこれで

あの頃の君はおかしい
こんな終わりがよかった?
あいつは笑っているわ
それでも幸せと思う

関係ないと言われて
確かにそうだと笑う
馬鹿な顔で笑われて
一層殺意が募る

あなたを殺してしまえば
僕が殺されてしまえば
案外丸くおさまる

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【詩】H.Hに捧ぐ

狂った僕でいいのなら
狂いきったピエロでいましょう
要らなかった思い出は
月曜日にゴミに出しとくから

歪んだ思いのはけ口は自分自身で
ナイフが刺さる音で目を覚ます
刻んだ思い出は個人情報だけど
明日はプラスチックゴミの日です

好きになっちゃったって
いっちゃったって
知らないフリして
そんな顔して笑ったって

ごめんねって笑った彼奴
ありがとう
それが正解
大正解

でもまってそれってつまると

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【詩】愛のうた

好きな人が
僕に相応しい
人だといいな

好きな人の
弱さを強みに
変えてあげれるかな

好きな人に
とって僕が
相応ではないのなら

この思いが
空に溶けて
真っ赤に染まればいいのにな

【詩】モザイクロール調な僕のうた

愛したっていいじゃないか
僕は僕が嫌いだけど
好きになりたかったな
僕は僕になりたかった

信じたっていいじゃないか
人の世には愛があると
殺したっていいじゃないか
僕が嫌う私なんて

これも運命じゃないか
ねじれこじれ生きた道だ
愛をみてみたかった
あの人の心の中を