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アスパラガス農家の年末パート1~全刈~

おはようございます。

今日のお話は
アスパラガス農家、年末の一大作業〈全刈り〉】についてです。


全刈りとは

ビニールハウス内にワサっと繁った、茎や葉を
全部刈り取って、ハウスの外へ持ち出す作業のことです。


根元からノコ鎌で切ります


全て持ち出し

なんで全部刈り取るの?

鮮やかなグリーンの葉や茎は、
寒さと共に地中の株へ養分を送り
役目を果たし終えます。

送られた養分が、
来年のアスパラガスの源となります。

つまり
十分に充電完了した地中の株が
来年活躍できるステージを用意するために
ハウス内をリセットしていきます。

手順

①ノコガマで根元深く切る
②2メートルごとに束ねる
③抱えきれるだけ抱えて持ち出す

作業は簡単ですが、
とにかく時間のかかる作業です。

1棟(40m)終えるのに一人だと
刈るのに85分くらいかかります。
持ち出すのに40分くらいかかります。

それを9棟!!


ちなみに

アスパラガスは一度苗を植えると
20年以上は植え替えせずに
芽(アスパラガス)を出し続けます!!

まさに株が配当を生み出すイメージですね!



まとめ

今年1年間の感謝の気持ちを込めて、
アスパラガスの茎を一本一本、丁寧に刈り取ります。

大切な思い出として心の中にしまい込み、
来年もこの地でまた大活躍してね!
って、願いを込めて
コツコツ作業を続ける年末の日々を過ごしています。


今日も最後まで読んで頂き
ありがとうございました。

では、また!





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