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農家になって気づいたこと

今日はアスパラガス専門農家として
年間の時間の使い方を体感しての感想
をお伝えします。


アスパラガス農家は11月12月ほぼオフです。
子供の夏休みよりも長い期間、
多くの時間を費やす作業はありません。

2年の研修期間では、11,12月の収穫のない時期でも
研修先農家さんは、アスパラの収穫シーズン中にはできない
ハウス周りの管理作業(修繕など)や
別の作物の作業を教えてくれたり、
何かしらの作業をする時間を作ってくれました。

しかし、実際アスパラガス農家になって
初めて向かえたオフシーズン

味わったことのない
恐ろしい感情に襲われました。

日中暇をしている友達がいない。
子供達も忙しく相手にしてくれない。
何もやっていない時間への焦り。

孤独な時間

2か月のオフシーズンが魅力のアスパラガス農家
なのに...
時間を共有する相手がいない現実

趣味の読書、ジョギング、掃除、
一人時間を満喫しても有り余る時間...

休み前の金曜日の夜が楽しみだったあの感情は
もうここにはありません。

65歳で定年を迎え、仕事人間だった人の多くの人は、
この孤独な日々を感じているのかな~
とか...そんなことをしみじみ感じます。

サラリーマンとして、定年まで自分の時間の多くを
会社と家族のために捧げて、無事に定年をむかえる。
65歳になったときにこの現実に直面していなくて良かったと思います。

65歳から新なことを始めるのは、
今よりも相当な気力と体力が必要となってきます。

40代で農家への決断は最高のタイミングだったと思います。

農家は生涯現役で働き続けられる!!
これこそが農家の醍醐味です。

年中働き続けるのではなく
ゆるーく過ごせる期間を楽しむ。

今後はこの二か月のオフシーズンをいかに過ごすか
考えていくのが楽しみです。


まとめ

『働ける喜び』を本気で感じたオフシーズンとなりました。


今日もゆる~い感じの記事を
最後まで読んでいただき
ありがとうございました。

では、また!





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