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地方だからって諦めない①

今回の記事は、自分のことと言うよりも地方で頑張っているLGBTQの活動を紹介したいと思います。

はい、ここでCMタイム(笑)

群馬県内でLGBT当事者と支援者の団体である「ハレノワ」さんがLGBTQ当事者や引きこもり当事者の居場所作りとなる「まちの保健室」を作りたいと言うクラウドファンディングに挑戦中です。

【クラウドファンディングの詳細はこちら】https://readyfor.jp/projects/matihoke

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地方で暮らすLGBTQの現状

東京などの都市部はLGBTQ当事者のイベントが色んなところで開催されています。

LGBTQ支援団体が主催している茶話会やLGBTQ映画上映会などの昼のイベント、ゲイバーやレズビアンバーなどが主催しているナイトイベントやクラブイベントなどがあります。(ナイトイベントやクラブイベントはお酒が入ることが多いので、未成年は入れないことが多いですが…)

ところが、地方ではそのようなイベントがほとんど開催されません。誰か有志がやったとしても、あまり人が集まらないからです。

なぜ、集客が見込めないのか?

・当事者の人数自体が少ない。
・地方でLGBTQ当事者であることを知られると差別や偏見に晒されたり、近所でウワサになったりする恐れがある。そのため、さらに人数の少ないLGBTQ当事者が足を運びにくい。

実際、私自身も「昔の知り合い(苦手な元クラスメイトなど)にLGBTQの茶話会に出入りしていることを知られたらどうしよう」と不安に思うことがあります。「当事者団体主催の茶話会は、参加申し込みをした人にしか開催場所の詳細は伝えない」と言うのはわかっていても不安になってしまいます。

そのため、地方ではLGBTQ当事者が孤立しやすくなります。昭和に流行った歌謡曲ではないが、「オラ、こんな村イヤだ」と思いたくなることがあります。その歌謡曲のように「オラ、こんな村イヤだから東京へ出るだ」と言う東京で暮らす地方出身のLGBTQも少なくないです。

生まれ育ったまちで自分らしく暮らしたい

「オラ、こんな村イヤだ」と言って東京などへ行く若者やLGBTQ当事者が多いと言うことは、30年後には消滅の危機に立たされる地方がたくさんあるだろう。現に、私が住む中国地方はどの県も毎年数千人単位で人口が減少しています。

先日、高知県高知市ではLGBTQ当事者団体が同性パートナーシップ制度を求める署名を集め、それを高知市長に提出したと言うネットニュースがありました。

「自分が生まれ育ったまちで、自分らしく暮らしたい」と高知県の当事者団体の方が話されており、本当にその通りだと私自身も思いました。

男性カップル

※次回に続きます。

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