クリスマスの思い出
小さい頃は、クリスマスと言えば親戚のケーキ屋さんで買ったケーキを家族6人で食べるだけだった。
私は小さい頃クリスマスプレゼントをもらった事が無かった。
小学校2年生の頃だったかなぁ
友達がサンタさんからプレゼントをもらったとか聞くと、なんで家にはサンタが来ないんだろと真剣に考えた
どうもサンタさんは煙突から家に入って来てプレゼントを置いて行ってくれるらしい
それを知った私は家の煙突を見上げて、
あぁこれじゃ無理だわ…と納得したのだ。
私の家には煙突があった。
私の家は田舎の古い家で、母屋とは別に外にお風呂があった。外と行っても露天風呂では無くて、外に小屋が建ててあって、そこの中にあった。お風呂は薪を焚べて沸かすのである。
そう、煙突はお風呂を沸かす窯から伸びていたのだ。
あぁ…煙突から入っても家には入れない。
煙突から入ってもあんな小さい窯じゃ出られなくなる。大体煙突が細すぎるんだ。
そうして納得した私は、親にプレゼントをおねだりする事も無く毎年クリスマスを過ごした。
そんな私を不憫に思ったのかどうか知らないが、7つ年上の姉が中学生になった私にクリスマスプレゼントを買ってくれた事があった。
今日はクリスマスイブ、娘はまだサンタさんを信じているから、夢を壊さないように
夜にこっそりプレゼントをおいておこう。
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