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十三日記 2020.7.25

『DEVILMAN crybaby』を見た。


興味を持ったきっかけは七尾旅人が石野卓球とコラボした曲『今夜だけ』が使われてるっていうのをたぶんTwitterで見かけたこと。2018年のこと、もう2年前。
記憶に残っていたのが「このエピソードの終わりにこの曲はやばい云々」みたいなコメントで、音楽とエピソードがそんな直接的につながるなんてどんなもんなのかと思ってた。
原作もリメイクの経緯も知らず見始めて、デビルマンの重いテーマと描写、湯浅政明のアニメーションにどっぷりと浸かっていった。
それで、件のエピソードと直後の『今夜だけ』に至ると、もう辛すぎて何がなんだかわからなかった。
「切ない!」くらいをイメージしてたので、騙された気分になった。

先月、Netflix映画の『The Half of It.』を見るためにNetflixを利用し始めた。
そのあと『四畳半神話大系』と『ミッドナイト・ゴスペル』を見た。あと、古い方のエヴァの映画2つ。
どれもおもしろかったし、もっといろいろ見たいけど、動画は見るのに体力とまとまった時間が要る。
たぶんのべ10年間くらいテレビのない生活をしてる。
どうでもいい内容やのに中毒的に見続けて疲れて他のことができずに一日が終わってしまうから、自分にとっては「害悪や」と思って、自宅からテレビを退けた。
たぶん動画コンテンツに向いてないんやと思う。
というか、逆に動画コンテンツが向きすぎてるんかもしれん。
この集中力が、練習とか曲作りに向けばいいのに、といつも思う。

読書は集中できないコンテンツ。
活字の中毒性は動画くらいあるけど、読まないと進まないから、しんどくなると止まる。
でも、本はいつ止めていつ再開しても問題ないから、時間かかるけど読み終われるし、楽しい。

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7/23で32歳になった。
ごく少数になったけど、祝ってもらえると嬉しい。
誕生日への感慨は浅くなってきた。
浅くなったわけじゃないか。
今までの誕生日のあれやこれやを思い出すことが増えてきて、これからのことを考えるよりも振り返るばっかりになってきて、なんか嫌な感じになっているだけかもしれん。

ライブができなくなったり行けなくなったりしてから、一週間一週間が同じようにすぎてく感覚が強まった気がする。
このままやと何も変わらんままに33歳を迎えてそう。
体重だけ増えてそう。

そういえば、最近は仕事終わりに走るようになった。
30分かけてゆっくり走ると、走るのが気持ちよくなってきて、頭も体もすっきりする。
短いランでは感じなかった中毒性がある。
頭が疲れたら走りたくなる。

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