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映画「オニキス」
2月17日に行われた社会派恋愛映画「オニキス」の完成披露上映会を観てきました。
映画を観て
私の感想としては、理解も共感も全くできない内容だったので終始映画を直視できませんでした。
※映画が悪い、面白くないという訳ではなく自分との相性が悪かっただけ。
上記の感想になったのが、自分の人生や人間関係、環境と反対過ぎたというのが大きいと思います。
映画では男性が2人登場しますが、登場シーンの大半はずっとタバコを吸っていて不快、というよりこんなにタバコを吸わせる意味が分からず。
恋愛映画なので出会って付き合いますが、「なぜ?」というのも大きくファッション的な意味で始まりは付き合ってるの感じだったのに段々とお互いの境遇を重く考えて行く流れも分からずでした。
中編映画で時間も限られてるところや、敢えて親や大人が登場させなかったことによる狙いの影響もあると思いますが、映画の境遇を少しでも共感できる人ではないと理解に苦しむ映画かなと思いました。
上映後のトークにて
原作を書いた方がおっしゃっていた言葉がとても納得しました。まさに映画の狙いでありテーマだというのが分かった言葉でした。
原作のテーマが、複雑な家庭環境が及ぼす子どもの恋愛ということを話していました。
子どもの人生はもちろん本人の選択の結果であり自信が選んだ人生ではあるという前提の上、それでも家庭環境が及ぼす影響が恋愛観に及ぼすということを話していました。
それから原作者の友人の言葉を紹介してくれました。
「親を否定することは、結果的には自分の人生や人格の否定をした気持ちになってしまう」
※メモしていた訳ではないので正確に言葉を書き起こせてはいないです。
ここまでの原作者のお話やご友人の言葉にはすごく納得しましたし、このテーマに対して映画を作っている現役の大学生メンバーが全身全霊で、一つの形を表現しようとしていたことはとても感動しましたし、映画のストーリーのようなことが大なり小なり起きているんだということは伝わってきました。
映画「オニキス」について
この映画は大学生たちが制作しています。
卒業制作としてクラウドファウンディングを立ち上げてお金を集めるところから上映するところまでされています。
詳しくはクラウドファウンディングのページに記載がありますが同じ大学のメンバーという訳ではありませんでした。
全く違う大学生が何かしらの繋がりなどで集い、作り上げて上映にまで至っているのは本当にすごいなと尊敬します。
↓クラウドファウンディングのページ
上映披露会は早い段階でソールドアウトしていました。
上映後のトークで分かりますが、映画のテーマに対し一人一人が真摯に向き合い映画を作り上げてきたことが伝わってきて本当に感動します。
私は主題歌にHwylの「現在地」が選ばれたというのを知り、そこで興味を持って映画を観たミーハーなので、映画ファンという訳でもなく関係者でもないですが映画を観に来て良かったと思います。
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