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真珠腫性中耳炎になった話 (SC-009: 2022.06)

前回のエントリーが2年半前なんですが、まさか新しいエントリーをするとは思いもよらず。ただ、ちょっと発見があったので書き留めることにしました。
ご興味あればお付き合いください。

前フリ

最近タイミングが合えばちょくちょくワイヤレスタイプのヘッドホン/イヤホンを試聴しては悩み続けている。AKGのワイヤレスヘッドホンを持っていて音質は気に入ってるのだけど、締め付けが強すぎて頭が痛くなるのでほとんど使ってない状態。もったいない。

試聴してる中ではbeats by dr.dreの耳に引っ掛けるタイプが利便性良くて好ましかったけど、低音域が強すぎて曲によってはベースとドラムのミックスがドロドロになってしまっていた。

AKGクラスの音質で、耳にかけるかshoksみたく後頭部に回すタイプの機種があればなー。

2022.06.26

出掛けのついでに試聴。shoksの最新モデルの低域がしっかり出るようになったそうで試してみた。音質的にはアピール通りだなと思いつつ、試聴ポイントとは関係ない事を発見。
術後、高音域の聴力が落ちてフィルタリングされたような音質の聞こえ方になり、結果聴力が落ちた。仕方ないと腹を括って今まで来ていたが、shoksでハッキリと聞こえた。

あれ?

ここで思い出すのは、聴力検査と一緒に行う、耳の後ろと首の間くらいに機械をペタッと貼って測る神経系の検査の結果。確か問題なかったはず。

聞こえ具合を確認するのにちょうど良いのが、TR-808系統のリズムマシンのハイハットを使ったテクノトラック。聴力が落ちたことでこの音色の一番美味しい箇所が削がれているのがよくわかったので、むしろ自分にとって全く独自のリファレンスのひとつとなっている。

ということで、聞こえ全般と高音域、それぞれのリファレンスで確認。
高音域をチェックした曲はORGANIZATION / USED UFO。

ハッキリわかるリズムマシンのハイハットの旨味の帯域、久々に手術した側(右耳)で味わう高音域!

ちなみにshoks自体は装着感は悪くないけど全体的な音質はまだ好みでなく買うには至らなかった。ただ大きい発見を得たのでとても感謝。


ここで可能性を想像する。

手術の際、真珠腫によって溶解してた内耳のパーツを自分の耳の軟骨から一部切り出して整形・移植したわけだが…

  1. 軟骨もしくは軟骨があった場所が自分の高音域を司っていた場所では?

  2. その場所を切り出されてしまった?

  3. そもそも耳の聞こえに関して、例えば音域(周波数域?帯域?)によって「部位」があったりする?それはヒト科共通?人によって違う?

  4. もし「部位」があったとして、その情報は公開または医療関係者に共有されているのか?

今思いつくのはこのくらいだけど、他にも考えられるかも知れない。

このあたりを膨らませつつ、聞こえが戻る・何なら前より聞こえる・聞こえ方が変わる?みたいなことをイメージして模索してみようと思う。

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というわけでちょっとした「発見」と「可能性の想像」の記録でした。また何かあったら追記するかも知れません。

ここまで読んでくださった方はありがとうございました。


電子音楽や諸々を創作しつつ、反射された記録(活動、思考、日記など)を概ねランダムに残しています。もし何かの拍子に気に入っていただけたら幸いです。