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真珠腫性中耳炎になった話 (SC-008: 2019-2020)

前回から一年以上空きました。
この間に大きな事はなかったのですが、幾つかメモが見つかったのと今日2020年11月30日にちょうど聴力検査に行ってきた良い機会なので、検査結果とともにアーカイブしておこうと思った次第です。
これまで同様、ざっくりまとめた内容となります。興味があればお付き合い下さい。

2019

0715
入院時、広くて天井もそこそこ高くて空調がちょうど良いところで軽く運動できるのは非常に良かった。
病院生活を応用した上で元々やってたストレッチと軽い運動をしてみようと思う。起床→運動がシームレスに取れるのはでかい。

0716
退院後に生まれ変わったような感覚を感じたが、日々それを実感してる気がする。特によく寝た朝は。
家が暗く落ち着く風にしていて、病室に比べれば遥かに暗いのも要因?いや、それだけじゃない。
今朝は特に生まれ変わり感が強い。

0717
久々に耳垢をよく取る。
時々痛い。昨日はしばらく痛かった。うつむくとぼんやり痛い事がある。

0718
退院後初めての通院。
まだ濡れたり手術時の傷からの血が滲む。修復に向かっていて通常の状態。聞こえ、耳鳴り、味覚は確認された。来週も経過観察。通常通りの進行。
手術跡が痛むことがままある。メガネが当たるのも原因か?

とある会話。入院を経て生まれ変わった感覚。振り返ればまるで産道のようだったなとも感じる(そんなイメージという話)。入院中のいろんな発見といい、自ずと集中を余儀なくされるようなごく静かな環境といい、本当に良い経験だったのだ、と。

0801
久々の通勤。自宅から比較的近いエリアでの業務。

0802
サアーッピー、という類の大きい耳鳴りがきた。
抜けた後の宇宙っぽい音(サアーッ)
その後の大きめの音(ピー)

0803
ようやくメガネレンズを新調。耳の違和感を再認識。
ところで、自分の耳鳴りに今まで無頓着だったのは、こんなものと思っていたのと日常的に意識がいかないこと、特に生活音に紛れると意識しなくなるからでは、とか思った。

0804
早朝に目覚め。
耳の中がグジグジ濡れてて気になったが無色で臭さも全く無かった。シャワー浴びた時に湯が入っただけ?

0805
今朝もグジグジあり。諸症状は回復に向かう過程での調整と思われる。
次の通院は二週間後、その調子次第では一ヶ月後、という具合。

0809
入院前にサンクラに上げた曲群はちょっと覚悟があったから、ということを忘れないようにしよう。
思い出せば、日々の狭い有象無象など些細な事。
近視眼的にならないように。

0819
肉芽(にくげい)というものが出来てたので除去。傷を塞ぐ過程で、皮膚が元に戻る前の状態(擦り傷みたいな状態)で起こってるらしい。ガーゼ詰めて来週再診。形成した軟骨が馴染むのにも時間がかかる様子。

0826
診察で風呂の話するの忘れた。俯いたらゴロゴロと音がする。

0904
風呂後の耳の重たさが軽減してると思えて、非常に良かった。
以後、毎週~隔週~一ヶ月後、という具合に間隔を空けての通院。間にかかりつけの病院へも行く流れ。

2020

年が変わっても変わらず通院、基本的には変化なし。
時期的には新型コロナの影響で病院対応や世間そのものが不穏になる頃合い。春には緊急事態宣言も始まる。

ところで緊急事態宣言の時期、例年とても重い症状の出る花粉症がほとんど出なかった。
耳の件には直接関係ないけど(厳密には鼻〜耳は繋がってるし無関係とは言い切れないが)、特筆事項として記しておく。

0410
かかりつけ医へ通院。
自分で耳抜きして、難しい時が続いたら通気などで通院すればOK(自分でやった場合に普通に抜ける時とピーと鳴る時がある。後者の方が多い。相当力まないとできない。というのは伝えている)。特段やってはいけないわけではない。

別件。ネブライザーは実行時に他者のむせ、咳、くしゃみ等で新コロが飛ぶとまずいため中断している。
(※ちなみに夏頃にはネブライザーは再開している)

0413
臭い膿のようにも感じる、湿った耳垢みたいなものが出た。

0414
手術よりも遥か以前(幼少期には既に?)から、右耳には半透明な防音壁のようなものが立てられてる感じがある。
(※何故この日にこんなメモを書いてたのかは忘れた)

0425
通院。今は問題なし。

0502
湿った耳垢が時々取れる。よく痒くなる。
湿り垢の残りが溜まってるっぽいので除去。

0509
かかりつけ医に通院。左耳〜肩に少し違和感。
まだ少し湿り垢っぽいの少しあって除去。通気は問題ない。
左耳が少し充血。耳抜きで力入り過ぎたからかも。

0511
通院。空気の抜けが悪いと循環出来ず溜まって真珠腫の再発もある。レアだが3〜4回起こる人もいるそう。
炎症起こしてるが理由がわからない。濡れてはいる(滲出性かお風呂の残りかはわからない) 。
鼻をすすらないこと。今はお風呂の湯が入らないようにする。通気のための通院はOK。

0516
炎症は強い耳抜きの圧が影響してるのかも。左も充血してたし。

0518
術後以降、少し力み気味に「ンー」と言うと手術痕あたりがブルブルと響く事がある。

0523
通院。状態は安定。通気も問題なし。

0530
振り返りっぽいメモ。
右耳の手術より遥か前から耳抜きがやりにくい体質ではあった。おまけに子供の頃からの蓄膿症の影響で、鼻より口での呼吸癖がついてしまっている(蓄膿症は随分前のダイエット時に治った)。
そのため、上手く空気抜きができず耳奥で古い空気や菌が溜まる可能性が高い。真珠腫自体も度々起こる突発的な中耳炎も、多分きっかけは同じ。

0713
ちょっと鼻が詰まったりすると耳内はすぐ湿る。サラッと鼻水が出て息も出来ると、耳も楽になるっぽい。どんな加減なんだろう。
(※0530と前後してそうな内容。多分0530のメモを丸っきり忘れてて書いてる)

0720
この日に診察予定だったが、所用のために前々日くらいに連絡して、月末近くに予定変更させてもらっていた。
ところが通院先で新コロのクラスター感染があった事が公表され、通院制限がかかったそうで無期延期状態に。正直驚いた。
後日、病院から連絡があって日程を仮決め。制限解除などが起こっていれば通院。

0831
一ヶ月押しになった、耳手術後の経過CTと診察。詳細はこの日記に。

1026
かかりつけ医へ。湿った耳垢が常に溜まる件で、この日のひとつ前の通院時に試してみましょうということで1週間ほど取らずに過ごしてみたところ、こびりつかなかった塊が普通の耳垢のように出てきた。
診察してもらうと、かなり周囲にこびりつく、取るとうっすら血が滲む、という結果に。
ということでそれまでにやってたマメに取るということで続行となった。

1130
3ヶ月ぶりの通院。聴力検査と診察。
かさぶたらしきものがあって、放置するとまた真珠腫再発の可能性があるので薬で落とす事に。特に痛みもなく終了。
次回は来年の3月。かかりつけ医へは継続。

聴力検査の結果

以下、聴力検査の結果を時系列で。

2019.07.04 (真珠腫除去+内耳整形手術の前日)

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2019.10.07 (術後初めての検査)

画像2

2020.11.30 (本日。目安として術後検査から約一年)

画像3

そういえば関係ない話。
この前実家に帰った時、親が耳鼻科に行った話を聞かされて、鼻の診察ついでに聴力測ったら若い人と変わらないという結果だったそう。
多分、自分の方が耳が悪い…ちくしょう!笑

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当分、同じ調子で通院が続くので特に大きな変化はないと思います。
という事で、ここで一区切り。

長々かつ淡々とした記録、ここまで読んで下さった方はありがとうございました。

電子音楽や諸々を創作しつつ、反射された記録(活動、思考、日記など)を概ねランダムに残しています。もし何かの拍子に気に入っていただけたら幸いです。