マガジンのカバー画像

起業・ビジネス

29
【起業・ビジネス】に関連する記事をまとめています。
運営しているクリエイター

#仕事

デザイナーは自身の「見せ方」も戦略的に考えよう

デザイナーとして、クリエイティブな成果物にこだわりたい気持ちは大事ですし、よく分かります。それとは対照的に、自分自身の販売戦略や見せ方を「小手先」だと思っていないでしょうか。 見せ方を「小手先」と侮るなかれ「小手先のテクニックなんて使いたくない」 「純粋なデザインの力だけで勝負したい」 こんな風に考えているデザイナーは、結構多いのではないでしょうか。確かに、デザインの本質的な部分を大切にするのは素晴らしいことです。でも、自分の仕事を売り込むための戦略を「小手先」と切り捨て

牧歌的なライフスタイルを目指すスローな起業

現代社会、特にビジネスの世界においては、力強い言葉やモチベーションを高めるフレーズが多用されています。とりわけ起業となると、エネルギッシュに、そして貪欲に邁進していくマッチョな精神がもてはやされているように思います。 しかし、僕はそれにあえて異を唱えたい所存です。 力強い言葉は好まない確かに、自分自身を鼓舞するためには強い言葉も必要かもしれません。起業はある程度自分のスケジュールを客観的に管理する必要があるため、己を律する必要もあります。 とはいえ、強い言葉は自分自身を

【才能に頼らない仕事術】 人見知りデザイナーの持続可能なフリーランス戦略

※この記事は途中まで無料でお読みいただけます。 突然ですが、皆さんはフリーランスにどんなイメージを持っていますか? 組織で働くビジネスパーソンからは、自信満々で精神的にタフそうなイメージを持たれているかもしれません。なんの後ろ盾もないまま世の中を渡り歩く才気あふれた人物。そんな風に美化している方もいるかもしれません。 でも実は、そうでもないんです。少なくとも僕の場合はそこから遠い地点、ほとんど真逆と言える地点からキャリアをスタートさせました。技術的な才能は人並み。しかも

¥980

キャリアを自分で切り開く、デザイナーとしての独立の道。

独立への第一歩 – なぜ独立を決意したのか今回はデザイナーとして独立を決意した理由について、少し掘り下げてお話ししたいと思います。独立を決めたのは、ズバリ、自分で自分のキャリアを築きたかったからです。 会社員として3つの異なる会社で働く経験を通して、さまざまな仕事の流れやチームでの作業、業界の多様さを学びました。 そして、独立に向けてのパラレルワークを経験する中で、「自分だけの仕事のやり方」を模索し始めたのです。 会社員デザイナー時代に学んだこと会社員としての経験は、と

心の平穏を保ちながらデザイン業界で働く為に意識していること。

デザイン業界と聞くと何となく華やかに感じるかもしれませんが、その裏には厳しい現実が潜んでいることがあります。限られた時間とリソースでクリエイティブな仕事を行い、納期ぎりぎりのプロジェクトが続き、休みなく仕事が来る…。 そんな環境下で、真面目な人ほど仕事に没頭し、仕事と生活のバランスを見失ってしまうこともしばしばです。特にデザイナーは自分の仕事に自己表現を求めることもあるため、その傾向が強いです。 「たかが仕事」の考え方僕もその一人で、締め切りに追われ深夜まで働いた日々があ

プロとしての価値を守るためにやめたい「原価を割る仕事」

デザインという仕事を通じて遭遇する様々な問題の中でも、特に気をつけたいのが「原価を割る仕事のリスク」です。この問題は一見美談に思えるかもしれませんが、実際にはプロとして仕事を進めていく上で大きな問題となります。 原価を割る仕事の本質原価を割る仕事について考える時、「なぜこんなに安く提供しているのだろう?」と思うことがありますよね。「クライアントのこだわりに応えたくて」「このプロジェクトに自分の全力を尽くしたいから」というクライアント想いな理由から、自分の作業にかかるコスト以

マルチタスクは苦手だけど、それを自分の強みに。

僕はあることを白状しないといけません。それは、マルチタスクが本当に苦手だということです。ハッキリ言ってしまうと、複数のことを同時に考えて、それを同時に遂行する能力は僕にはまるでありません。よく言われるような「器用な人」の定義からは程遠い存在です。 大混乱のアルバイト時代さかのぼること高校時代、回転寿司店でのアルバイト。僕は常にパニック状態でした。仕事が次から次へと増える職場でしたが、それを頭の中で処理するのがかなり苦手(苦痛)でした。対応が遅れると、どんどんタスクが積み重な

グラフィックデザイナーのキャリアストーリー Aquent Podcast#7 トミナガハルキさん

クリエイティブやデジタルの世界で活躍されているスペシャリストにお話を伺うエイクエント ポッドキャスト。第7回目の今回は、グラフィックデザイナーとして起業し活躍中のトミナガハルキさんに、未経験からデザイナーを目指したきっかけや、デザイナーとしての働き方・日々の創作活動について伺いました🎙 トミナガさんのご経歴関西外国語大学在学中に独学でillustratorやphotoshopを学び、デザイナーとして就職。3社でデザインや広報を経験したのち独立し、現在は、大阪のデザイン事務所