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起業・ビジネス

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デザインを売らず、解決策を売ろう!クリエイターのための営業術

「デザイン要りませんか?」と声をかけても、「いや、うちは大丈夫です」とあっさり断られてしまう。正直、ガッカリしてしまいますよね。でも、ちょっと待ってください。実は、ここに大きなビジネスチャンスが隠れているんです。今日は、そんな話をしていきたいと思います。 「デザイン」の需要って、実はそんなに多くない?まず、現実を直視しましょう。世の中、「デザイン」を必要としている人は、恐らくそんなに多くはありません。 「いやいや、そんなはずない!」と思いますよね。確かに、デザインは大切で

アイデアを引き出すには?デザインの種はクライアントの些細な言葉の中に

デザイナーとして仕事をしていると、よくこんな経験をします。クライアントとの打ち合わせやヒアリングで、「特に希望はありません」「お任せします」といった言葉をいただくことがありますよね。でも、よくよく聞いてみると、実はわずかながらも方向性があったりするんですよね。 お客様側からすると「え、こんなのでいいの?」と思うような些細な情報かもしれません。でも、僕たちデザイナーにとっては、それがデザインを制作する上で重要な足がかりになることが少なくありません。 今回は、このちょっとした

デザイナーは自身の「見せ方」も戦略的に考えよう

デザイナーとして、クリエイティブな成果物にこだわりたい気持ちは大事ですし、よく分かります。それとは対照的に、自分自身の販売戦略や見せ方を「小手先」だと思っていないでしょうか。 見せ方を「小手先」と侮るなかれ「小手先のテクニックなんて使いたくない」 「純粋なデザインの力だけで勝負したい」 こんな風に考えているデザイナーは、結構多いのではないでしょうか。確かに、デザインの本質的な部分を大切にするのは素晴らしいことです。でも、自分の仕事を売り込むための戦略を「小手先」と切り捨て

多才な才能の組み合わせが生む無限の可能性 -「一芸に秀でる」から「多芸に活躍」へ。

私たちがよく耳にする「一芸に秀でる」ことの価値について、ちょっと違う角度から考えてみたいと思います。現代社会では、歌が上手い人、絵が上手い人など、特定の分野で優れた才能を持つ人は確かに多くいます。 しかし、それだけではなく、「得意なこと・詳しいことが3つくらいある」ことの重要性が、高まっているように感じます。複数のスキルや知識を組み合わせることで、新しい価値を生み出し、より強いビジネスチャンスを掴むことが可能になるからです。 「得意」の組み合わせが生む相乗効果例えば、あな

クリエイティブな仕事の裏側にある、才能と環境のギャップ。

折角デザインが上手いのに、働き方が合わずに、デザイン業界から遠ざかってしまう人たちを何度か目の当たりにしたことがあります。 デザイナーの労働環境はしばしば厳しいものです。勿論全ての会社や事業者がそうではありませんが、長時間労働と低賃金というコンボはジワジワとモチベーションを蝕みます。 デザイナーの労働環境の現実と問題点デザイン業界では、当たり前ですがクリエイティブな仕事が求められます。「楽しそう」「華やか」といった印象を持たれることもあります(実際それも間違ってはいないと思

心の平穏を保ちながらデザイン業界で働く為に意識していること。

デザイン業界と聞くと何となく華やかに感じるかもしれませんが、その裏には厳しい現実が潜んでいることがあります。限られた時間とリソースでクリエイティブな仕事を行い、納期ぎりぎりのプロジェクトが続き、休みなく仕事が来る…。 そんな環境下で、真面目な人ほど仕事に没頭し、仕事と生活のバランスを見失ってしまうこともしばしばです。特にデザイナーは自分の仕事に自己表現を求めることもあるため、その傾向が強いです。 「たかが仕事」の考え方僕もその一人で、締め切りに追われ深夜まで働いた日々があ

一旦完成させるという勇気 – ポートフォリオ作りについて。

「Webポートフォリオはこだわって作りたい」と思いながらも、なかなか着手できていない状態ではありませんか?多くの人が「完璧を追求するあまり行動に移せない」というジレンマに直面しています。 僕の友人にもそんな人がいます。出来上がった瞬間からある意味で資産になるものを、一向に作らないのはとても勿体ないと感じます。では、どうすればいいのでしょうか? 完璧を追求するあまり僕の友人は常々、自分のデザインポートフォリオ(Webサイト)を作りたいと言っていました。その一方で「完璧にした

グラフィックデザイナーのキャリアストーリー Aquent Podcast#7 トミナガハルキさん

クリエイティブやデジタルの世界で活躍されているスペシャリストにお話を伺うエイクエント ポッドキャスト。第7回目の今回は、グラフィックデザイナーとして起業し活躍中のトミナガハルキさんに、未経験からデザイナーを目指したきっかけや、デザイナーとしての働き方・日々の創作活動について伺いました🎙 トミナガさんのご経歴関西外国語大学在学中に独学でillustratorやphotoshopを学び、デザイナーとして就職。3社でデザインや広報を経験したのち独立し、現在は、大阪のデザイン事務所

広告デザイン屋さんとしての考え方

AMIXで提供しているサービス・デザインは、誤解を恐れずに言えば大手代理店には太刀打ち出来ないと断言出来ます。それはデザインの仕事をしている時や、街中を歩いている時に、周囲をキョロキョロすればすぐに分かる話で、胸を打つキャッチコピーや、いつまでも心に残るビジュアル、そういったものとは縁遠いです。(※お客様誤解無きよう、仕事人としては常にベスト、プロの自負を持って仕事しております) ましてや広告賞なんて、一生取れないでしょう。 でも、あまり気にしていません。 広告デザインの

デザイナーの「地獄のデスワード」について

■デザイナーが発狂する「地獄のデスワード」20選 http://www.machikado-creative.jp/theory/27100/ 上記の記事を読んでみて個人的に感じたことです。同業者ならともかく、全く畑違いの所であればデザインやデータに対して無知であることは、ある意味当然の事だと思います。内容について共感出来る部分が無くはないですが、嘲る感じにとれるものは正直どうなのかなと…。(だって、お客さんですよ??) 僕もこういった要求をいただく事はありますが、基本

だって商売じゃないですか

よくデザインは原価が無いと言われますが、かける時間(手間)が原価みたいなものだと思います。あとはそこにどれだけの売価をつけられるかが、デザイナーの力量であり価値ではないかと。 或いは手間の部分を効率化(原価低減)するという方向もあります。(僕はあまり力量がないので、原価低減策を色々と行っています) 差額が大きければそれだけ儲かるという点では他の仕事と変わりません。 手間がかかっているのに儲からないとなると、それは売価がおかしいか、オーバースペックなのではないでしょうか。そ

あなたは大丈夫?SEOを邪魔するモンスターたち

サイト運営をする上で、検索で上位表示される事は非常に有益な事です。端的に言えば、検索サイトに最適化する事=SEOなのですが、それを邪魔するモンスター達を飼っている方は結構いるのです。 皆さんは、思い当たる節はありませんか? SEOを邪魔するモンスター達 1.発リンクが多過ぎる 色々な外部サイトへペタペタとリンクを貼ってしまう方、親切心かもしれませんが、過剰に外部へのリンクを貼ることはやめましょう。自分のサイトの評価を下げてしまい、場合によっては検索順位の低下を招きます

素人の大学生が新卒でグラフィックデザイナーになるまでにやった事

以前Twitterで「どういうネタに興味ありますかー?」とフォロワーさんに丸投げしたところ、「未経験からどうやってデザイナーになったのか?」というテーマに興味のある方が半数を占めたので、今回はそのことについて書きたいと思います。 何度か書いているのですが、僕は関西外国語大学で外国語を勉強していました。未経験どころか、PhotoshopやIllustratorというデザインソフトの存在すら知らなかったのです。 グラフィックデザイナーになりたくなったきっかけは、とても単純です

強い人だけが起業するわけじゃない〜逃げ起業の私

メンタル・フィジカル共に弱い僕が言うのだから、間違いありません(笑) 抜群のメンタルの弱さメンタル面で言うと、過敏性腸症候群の症状があります。少し緊張したり慣れないものを食べたりすると、すぐにお腹が痛くなったりして、元気がなくなります。働くことにおいて、神経質である事は悪いとは思わないのですが、僕の場合それが身体と密接にリンクしてしまっていて、「機嫌の良い時」をキープするのが結構大変です。(人にあたったり、相手が察してしまう程の状態ではありませんが) 会社員時代の社内調整