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ラーケーション
今回はふと、「ラーケション」という言葉が目に入ったので簡単にまとめたいと思います。
ラーケーションとは
ラーケーションとは「ラーニング(Learning:学習)」と「バケーション(Vacation:休暇)」を組み合わせた造語です。
共働きなどにより土日に休みが取れない保護者が、平日に子どもとともに学校外においてさまざまな学習活動を楽しんでもらいたいという意味が込められています。
愛知県では「未来につながる家庭での主体的な学び・体験的な学びを応援する」ために「ラーケーションの日」をスタートさせています。
ラーケーションの日
愛知発の新しい学び方「ラーケーションの日」ポータルサイトでは、ラーケーションの日を下記の通りに定めています。
○ 愛知県全体のワーク・ライフ・バランスの充実を目指す、「休み方改革」プロジェクトの中で生まれた「ラーケーションの日」は、「学習(ラーニング)」と「休暇(バケーション)」を組み合わせた愛知県発の新しい学び方・休み方です。
○ 校外での自主学習活動であるため、子供は学校に登校しなくても欠席とはならず、「出席停止・忌引等」と同じ扱いとなります。
○ 保護者等の休暇に合わせて届け出をし、年に3日まで取ることができます。(ただし、2023(令和5)年度については、2学期以降の実施となるため、2日までとなります。)
校外での「自主学習活動」のため欠席にはならないという点が新しく感じます。
また、ラーケーションの日を連続して取得することもできるそうです。
ラーケーションを届け出る際は下記の流れとなります。
計画を立てる
「ラーケーションカード」を見て、家庭で一緒に体験や探究の学び・活動について話し合い、計画(学ぶ日・学ぶ場所・学ぶこと)を立てる
届け出る
学校から指定された方法(アプリやメール、電話等)で、事前に届け出る
ラーケーション当日
保護者等と一緒に、校外で体験や探究の学び・活動を行う
振り返る
学んだことについて家庭で話し合ったり、次回の計画を考えたりする
学校によっては行事などの教育活動のためにラーケーションを取得できない日(期間)を設けることがあるとのこと。
欠席することで学習に遅れがでないように、病気等で欠席した際と同様の対応をし、家庭で自習するようにお願いをしている。
また、先生の負担が増えないように県教育委員会では校務支援員の配置を進めるなど、仕組みづくりに取り組んでいる。
まとめ
共働き世帯が増えてきている中でラーケーションのような取り組みがあることで家族との時間・思い出を作る機会が少しでも増えるのではないかと思います。
ラーケーションが浸透するまでは学校を休んでお出かけする=サボりのような見え方をされることもあるかもしれません。
ラーケーションを取れない事情がある子どもたちへの配慮は考えつつも、ラーケーションで学び得たこと、感じたことなどをクラス内で共有する仕組みがあるとより良く感じます。
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