CAN・DAY・A・SORT 火星編

火星っつーのはなんだか、、フォルム? そーいうのはなんだろう、冷えたたこ焼きのようにみえた。なんかこう、外表がふぁさふぁさでまるでかつおぶし。

でもなー。たこやきはいいとして、そこに冷えたって形容詞がなんでついたかはーーま、この後分かったんだがな。

                CAN・DAY・A・SORT


ツカサ「ちょいとさみーすねえええ」
キャンディ「あそこに服屋さんあるから寄ってく?」
ーー何言ってんだこやつは火星にふくやがーー
ツカサ「アルカイダ!!」
キャンディ「ナニヨソレ」ーー気ニ入ッテンノ??
ツカサ「キャンディさん!火星に服屋がありますよ!!」
キャンディ「そらそーだろ」ーーじゃ、火星のヤツら服着ねーってのか
ツカサ「……?」
あ、火星人て服着るんだ。
てか、そもそもーー

             俺、火星人に逢えるんだ。

てかいたんだ
                                              火星人

ほーん                          ふーん


             ほへーん

                                                ほむむ🐙


             ~   \\\\(*⌒◎⌒*)////~

ほわわわーん。俺の中にタコのイメージ。遊ぶ俺。

キャンディ「マ、キホンテキ、火星人なんざ服着ねーけどな」“ナマミ”

                                 ズコラッシュ!!

               あたすは盛大にコケまっしゅた。
                                                  アゴイテ~

めろーんと突き出した下顎が地面にどっぷり、鉄板に敷きたてのお好み焼き生地みたくなってるのが俺の目線から見える。オイシソー☆

☆でいうと、俺の目元辺りにキラキラと黄色い星がくりんくりん回ってる。ーー次はヒヨコみてえなあ。出来ればカラーひよこ。

キャンディ「こにちわ~」
キャンディさんに釣られてボクもお店に入る。
キャンディ「宇宙初めてだったらサミーよナァ。宇宙肌に慣れるまでてーへェンダロ?。オラ。これつけとけよ」

ーーといってキャンディはんが渡してきたのはめざーー目出し帽。
いっつもめざしぼうって言っちゃう。

黄色いヤツ。んだよな~犯罪チックというかイリーガルアウトローな感じがするけど、これってれっきとした防寒用具グッズなんだよな~。

そちゃっ☆
俺はそれをおっかむる。
ーーうーん。多分これは使えるな。

みたいな事を思ってたらキャンディさんが俺の肩口を引っ張る。

ツカサ「え?(・A・)」
キャンディ「逃げんぞ(◍  ◍)」

                                       え?

俺はそのまま引っ張られて店外へ。
はれ?火星って通貨ないの?無料なのそれともウチュウーが?なに?えだいじょぶなの?そんな宇宙って優しいのこれなに?

とか思ってたらウエーウエー!!

                                       

                        ⚠警報⚠


/

ドロボー!!

\

との声。

キャンディ「ズラカレ~~ェイ!!」
とキャンディさんの下半身は竜巻渦巻き、きんぎょ注意報走りとなって火星を土粉をバラ撒いてひた逃げる。

                            あーあー。もう。

          この人と居るとホント退屈しねえなあ。

天空を見上げると、キャンディさんの頭上の“すたこら~”のピンク文字舐めに俺がさっきまで住んでた惑星が見える。

ーー俺、遠くまで来たなぁ……
 

        ~🌍CAN・DAY・A・SORT🌍~


同じく長靴をくすねて来たキャンディ


これを機に痩せたいとか云うツカサ( ˙▿˙ )


交通道路表記ーー看板。すすけて埃を被っておられる。
キャンディ「うーむ。どーやら閑古鳥らすぃ~な~」
ツカサ「えー。火星って土産物屋あるんですかぃ」
キャンディ「ーーおめーウスノロだなーうすのーー」
ツカサ「誰がウスノロだいっ」
キャンディ「あーたしゃがマダ喋ってんだから入って来んなって!」
ツカサ「知んないよ!そんなの!まーだ続きあるんだろーなーふむふむなんて分かんないよ」
キャンディ「念波使えや念波」
ツカサ「あれどーやるんですか。俺いまいち使い方ぴんときてないです」“疲れるし”
キャンディ「ほんとはしめしめなんじゃないの~??あ~しの超ウルトラミラクルギャグを防いでさ~☆」
ツカサ「どんだけ自分に自信あんだこやつ」
キャンディ「このウスノロノーツ」
ツカサ「……あ、それ言おうとしてたの!?」
キャンディ「そうだよ。タイミング逸してそんなにハマらなかったケドサ」
ツカサ「え~それ俺のせいにされるの~?」
キャンディ「あれ?なんか文句あんの?」
ツカサ「…文句しかないんだけど……」
不意にキャンディさんに暗雲立ち込める。ぐるりと首だけ回して陰のかかった目元を寄越してーー
キャンディ「キャトんぞ?」
十字の光(目元)でコンニチハ!!
“ギラリ”✨
ツカサ「ひィ~やァァァ!!」
全身を震わせて海中のこんぶみたいなリアクションをとる僕。

ツカサ「火いいい!!」
俺の頭上に同じく“火いいい!!”の文字!
キャンディ「慌てんなって!!」
ツカサ「慌てますって!!オラァ火事で家失ってんだ!!その所為で妹弟連中からは総スカンよ!!」
「あ~た、血を分けた血族から、この疫病神!!って呼ばれた事ある!?」
キャンディ「オメーそんなこと言われたンケ!!」
ツカサ「俺もないッッ!!」“そこまではッッ!”
キャンディ「なんじゃらホイ!!」
キャンディさんは自前のヘルメットから脳みそを爆発噴火させ、四肢をおっぴろげにしてリアクションとる。う~んコズミカライズ🌍

コズミカンに生きる者よ。



俺の身体が歪みに歪んで、ところどころモヤがかかってるようにとぎれとぎれ。
アニメとかによくある“勢い”の付けるシーン・画風だッッ!!

権限!!マージスト・ツカサ!!

お願いシマチューホームズ行ったことない! うそ! ホントはあるかも! 断定しかねる!!