CAN・DAY・A・SORT 地球篇 最終章!!

今回でぜってー終わらせる!!ᕙ(  ˙꒳​˙  )ᕗ覚悟しとけおらあああ!!

あらすじ

宇宙へ出るべく宇宙原付を直すべくNASAに乗り込むべくジテンくんのキャンディちゃん。

色んなことがあったけど、とうとうNASAのパーツは手に入れました!だどもNASAの一番偉い人は宇宙人で!?

( ◍_◍ )地球このほしは狙われている!!

(・A・)なんだってええ!?

( ◍_◍ )てか、もう乗っ取られてる!!

(・A・)うげー!

( ◍_◍ )どこまでかは分からんがとにかくNASAのこいつは宇宙人だ!!

こいつ:ククク…

( ◍_◍ )!?(・A・)
 
起き上がるこいつ。

こいつ:ソーダ ワタシハ ダイハチ ギンガ ロッポーゼン カラキタ ノットーリセイジン ノ ノトルエ・ラーイ ダ!

【⠀うにゅにゅん!! こいつが正体を現した!!】

こいつは触手盛りだくさんの化け物に変身した!!

( ◍_◍ )マジか!!

(・A・)…それでカタコトだったんですね…

( ◍_◍ )そだねー。メリケンじゃなくて、宇宙人だったワケだね~ こいつは1本とられた~('▽')ワハハハハ~

と、ノトルエ・ラーイの数あるうちの触手を一本掴み取りとる。

(・A・)わはは!キャンディさんうまいうまい!!

お腹を抱えて笑うジテン

( ///◍_◍ ///)そだろ~?

(・A・)キャンディさん、顔赤~い テレてる~

( ///◍_◍ ///)そ、そんなことないやい! 

                (・A・)わははは あははは( ◍_◍ )

                            (・A・)はあ( ◍_◍ )

(・A・)じゃそゆことで~( ◍_◍ ) 

流れで戸口に向かうジテン&キャンディ。 

ノトルエ・ラーイ:マテェイ!!

(・A・)…ツッコミうまいねー

ノトルエ・ラーイ:?

( ◍_◍ )ねー。

ノトルエ=ラーイ:ソ、ソンナ コトバニハ ダマサレンゾ

(・A・)いやいや、まじでまじで

ノトルエの肩から手を回し、ポンポンと胸を叩く。

(・A・)え?なに?勉強とかしたの? 日本に来るに当たって。偉い人の体乗っ取るに当たって~

実はノトルエはエラい人の口から出てきたのだ。失神して寝転ぶ本体は今、キャンディさんの指つんつんを受けている。

ノトルエ:ト、トクニ ベンキョウシタ ワケデハナイガーー

(・A・)え?すごくない? それであの待てーい!?ポテンシャル高くない??

どこからともなくサングラスを取り出し、掛けるジテン。あたかもグレートサイヤマンかのような出で立ち。そして、ノトルエの背中をとんとん。

(・A・)君いいねー。ウチ来ない? 宇宙人初のタレント。僕ね、実はタレント会社やってんだけどね~。最近同じやつばっかでさ~ま、なんというか小器用にこなすんだけどインパクトに欠けるヤツばっかで~

とぼとぼと背中を向けて歩いてゆくジテン。

からの振り向き!!

(・A・)でもいたよね~。君みたいな逸材~

ノトルエ:ホ、ホントデスカ? デモ ボク ニホンゴ モボツカナテーー

(・A・)モボツカ? そんなのいいよー!キャラあるじゃ~ん!出だしのボビーオロゴンみたいな感じでいっちゃおーよー!

ジテンは指をパチンと鳴らす。いつの間にかインチキプロデューサーよろしく、カーディガンを肩口から掛けている。

(・A・)だよねー!キャンディちゃん!
 
( ◍_◍ )は、はい!

地球人体実験つつくのをやめいそいそとジテンの傍へと来るキャンディさん。 そんなキャンディさんにジテンは肩を回す。

(・A・)こいつね~うちの新人。顔はいいんだけど、演技力なくてね~困ってんよの。ま、枕営業とかでなんとかイケるかなって感じ。可愛がってやってんのよ。

( ◍_◍ )や、やめてください!社長!

ジテン社長の頬擦りを両手で躱すグラビアキャンディ。

ノトルエ:タシカニ カワイイ…

口に触手を迎えてヨダレを垂らすノトルエ

(・A・)そうでしょ~??(葉巻スパスパ)&(いつの間にか白タキシード白ハット)
で、モノは相談よ?  俺のことここから逃がしてくれたらこのムスメ、君にあげちゃうよ

( ◍_◍ )!?人でなし!!私のアイドルとして売れるって夢はどうなるんです!!

(・A・)そんなもん、ボクの知ったことじゃないよ~。キミはうちの大事な商品…いンやあ?楽しませてもらったからもう中古品かなあ?? 

( ◍_◍ )そんな!!ヒドいっ!!

泣き崩れるキャンディさん。いつの間にか三重になった純白のドレスに流星型のヘアアクセサリをつけてマイクを持っていた。しくしく。
 
(・A・)はっはっはっは!!

ノトルエ:…サッキカラ ダマッテイタラーーイイキニナリヤガテ!!

(・A・)ーーなんだぁ?歯向かうのかあ? 君のタレント起用は白紙ーーいや、今やビリビリの障子破りの風前の灯火の燃料だああ~ 

ノトルエ:キャンディ サン …

泣き崩れるキャンディに寄り添うノトルエ

( ◍_◍ )心配してくださるのですか?…あなたは優しいヒトです…だきっ。

ノトルエ:!?ーーハイーーアナタノユメハ ボクガ マモリマス…

( ◍_◍ )私の夢ーー??

ノトルエ:ハイーー

( ◍_◍ )あたしの夢はジテンと宇宙回る事じゃあああああいい!!   

抱えあげられるノトルエーー

ノトルエ:ホワッツ!!??

思わず役者時代乗っ取り期のセリフがこぼれでる。

( ◍_◍ )あたしの夢の為に大人しく散れやあああああああああああああああああああああああああああああ!! 

勢いのままにブレーンバスター!!後の世に残る、キャンディバスター誕生の時であった。

ぐおおおおおおおおおりゃあああああ!!
                                         ゴチーン!!
床に頭頂をしこたまぶつける強打するノトルエ

( ◍_◍ )ふー。

レースの手袋で彩られた掌をぱちぱちと叩くキャンディ。ほこり落とし落とし。

( ◍_◍ )あ、そだ。

キャンディは床に落ちていたマイクを🎤掴み取りーー

( ◍_◍ )【キャンディイイイイイイイ!!スイートピイイイイイイイ!!】

そう叫ぶと共に振り上げたマイクを高らかに振り切る!!その瞬間瞬間にもそのマイクは質量を!!物量を!!輪郭を増大してゆきーー

                 がちごおおおおおおおんん!!

床に叩きつけられた時には、サンドバック大のふとさ大きさに成り代わっていた。

( ◍_◍ )だっしゃらああああああああ!!

片足を宙空に振り上げる程のキャンディの一撃!!

          クリティカルヒイイイイイイイッツ!!

          ノトルエに1億8万飛んで17のダメージ!!

(・A・)ウワーヒデ…ナニモソコマデ…

指を数本咥え、ゾッと青くなるジテン。青くなった額の片側と共に縦線‖‖‖が数本走っている。

( ◍_◍ )よっしゃー社長、とんずらしましょか?

(・A・)は、はひ…

【ジテンはキャンディのあまりの怪力に慌てふためいている!!】

( ◍_◍ )どしたんすか社長…

(・A・)【状態異常:混乱】いや、いやはやなんでもないのだのキャンディくん

( ◍_◍ )もーここには用はないっすよ

(・A・)ヒッ!ひぃ!近付かないで!!

( ◍_◍ )どしたんすか社長ォーー

(・A・)きや、キャンディさん!!気付いてないと思うけどどんどん影が大きくなってる!! あのねあねね!キャンディさん、今物凄い筋骨隆々になっとるから!!

( ◍_◍ )なんすかキンコツリューリューってェ…社長、ニホンゴでしゃべってくださいよォ…

そう言う間にも、キャンディさんの口元から蒸気がもくもくもく。こぼれ出している。

(・A・)ああ!キャンディさんの頭脳が筋肉に回されてる!!キャンディさん聞いてください!!今キャンディさん、プロレス技で敵倒したもんだからかかっちゃってますから!!頭に血が昇っちゃってますから!!

( ◍_◍ )…いま化粧品の話してねーんだよ…

(・A・)…あ、ますから!?マスカラね!!?こんな時でも女子女子してんのなー…

( ◍_◍ )それに今のあたしには化粧品は不要ですぜ…筋肉こそ美しさ…肉体美パワーこそ肉体美なんですぜーー社長…

キャンディは自らの力こぶを見つめ、うっとりとしている。

(・A・)あ、あ、そですか…

壁に追い詰められ、へたり込むジテン

( ◍_◍ )あと一人くらいーー仕掛けてえもんだなあーー

(・A・)ヒッ!!

きらーん。キャンディさんの瞳が光る!!

(・A・)ひぃやあああ!!こっち見ないでああああ!!

( ◍_◍ )逃げんなこらアアアアアア!!

だっす!だっす!だすだすだっすだす!!

徐々に速く突き出されるキャンディさんのおみあし!!

(・A・)ひいいいい!!

もうだめだ!!両手で顔を守り、ジテンが自らの死を悟った時!!

( ◍_◍ )宇宙人のニオイがするぞああああああああ!!

舌をぶるんぶるんと爛れ出し、よだれを振り散らせるままにキャンディは壁を突き破る。

(・A・)ほえ?

( ◍_◍ )シャチョオオオ ココニア マダ ウチュジン ノカホリ ガシマスゼア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙

(・A・)あ、はい、じゃ、お、お願いしますーー

( ◍_◍ )うごおおおおおまがZEROあああ
 
どしんどしんとNASAに怪音が響き渡る。

ぴぎゃあああああああああ!!

廊下の奥の方から叫び声が聞こえる。ジテンにとっては知らない叫び声だ。おそらくその宇宙人とやらを見つけたのだろう、ジテンはそう思った。

                                   (・A・)…

                                    (・A・)……

                                    (・A・)………さて

                             これからどうしよ…                   

  

           ☆CAN・DAY・A・SORT☆


モンスターと化したキャンディさんの手により足により口により、NASAに潜んでいた宇宙人は駆逐された。

これより、彼の地ーージテンの家へと向かおうとしていた。※砕けた原付パーツは、ジテン宅へ回収した。

( ◍_◍ )…なんかあたし、記憶飛んでんだけど…

(・A・)あ、もう無理に思い出そうとしなくてだいじびです💦こゆの無理に思い出すのよくないっていいますぜ??

( ◍_◍ )…うん、なんだろこの衣装…ビリビリになってんだけど、一時期のアイドルが好んできそーな服にすり変わってんだケド…

ーーほら、ここみて? このミルフィーユになってっとこ、青いラインで波打ち際みたいになってる。

(・A・)すすすすごいっすねー。かわいっすね~だれがつくったんだろ(キャンディさんだけど…)

( ◍_◍ )なんであたしこんなの着てんだろ…マイクも持って…

(・A・)いやー。凄かったですよ??踊って歌って蹴散らして…

( ◍_◍ )蹴散らして??あたしそんなことしてたの??

(・A・)いやーあのそのほの…いやもう、オンステージでねえ。そりゃもう凄かった!

( ◍_◍ )…これなんでこんなビリビリなの?? 

(・A・)そりゃもー…ねえ!?すんごい動き回ってたし!もう、あれです!観客のみんなが引っ張りだこで!!あ、そうそう、それで引っ張り合った挙句がそのビリビリ具合なんでしょーなあああ!!💦 

( ◍_◍ )なんでしょーな?

(・A・)💦💦💦

車内中がジテンのかいた汗で水浸しになる。

(・A・)いやはや…

…疲れたでしょう…もう寝なさい… 

ジテンとキャンディが乗る後部座席ーーそこに前方から男の声がする。

( ◍_◍ )ふぁい…むにゃらむにゃ彦

(・A・)(ーーむにゃらむにゃ彦??)

前方からの声:それにしても助かったよ…

(・A・)い、いえ、それほどでも。あ、でもNASAむちゃくちゃにっちゃってーー

前方からの声:A ha~ha 気にする事はないよ~君たちはNASAの恩人だ~♪ いや、地球の、かな?

運転席の男はひさしと影でで見えない。
ただひとつ、確かなことは、その男の胸にこう書いてある名札がついていることだ。

ーーアメリカ航空宇宙局局長

夕焼けにきらりと光った名札がそれを見るものに報せる。

バックミラー越しに光るそれ。その奥でに映るジテンが今、ごくりと生唾を飲み込んだ。


                     CAN・DAY・A・SORT!!


















 









 



お願いシマチューホームズ行ったことない! うそ! ホントはあるかも! 断定しかねる!!