変化の中で見えた自分の理想

10月31日 23:49 おうし座で満月になります。

今月は10月2日にもおひつじ座で満月があり、今回の満月はひと月に２度ある満月の２番目の「ブルームーン」となります。

この満月は、「大きな変革の中にもまれながら、高い理想に向かって取り組む」というエネルギーです。

●おうし座満月のチャート

太陽（◉）はさそり座（♏︎）３ハウス、月（☽）はおうし座（♉︎）９ハウスで満月（オポジション・180度）迎えます。

月は天王星（♅）とタイトにコンジャンクション（0度）となります。

この他の星の配置は

・やぎ座に木星・冥王星・土星がゆるくコンジャンクション（0度）
・やぎ座の土星・冥王星に、てんびん座の水星がスクエア（90度）
・やぎ座の木星に、うお座の海王星がセクスタイル（60度）
・やぎ座の木星に、おひつじ座の火星がスクエア（90度）

ブルームーンについては、前回の満月記事も参考にしてくださいね。

ブルームーンは、月が青くなるわけではなく（お決まりの文句ですね笑）、定義には諸説あるようですが、

満月は原則として月に一度しか観測できませんが、2〜3年に一度、1ヶ月に2回目の満月が観測できることがあります。その1ヶ月に2度目の満月を、「ブルームーン（Blue Moon＝1ヶ月で2度目の満月）」と呼びます。

というのが一般的なようです。

今回のブルームーンは、2018年の8月以来なので約２年ぶりとなります。次回は、2023年8月となりますので、3年後ですね。

●ブルームーンの影響って？

ブルームーンって名前からして、特別なパワーがあり、強力な影響がありそうですが、私の見解としてはエネルギー的には特別というわけではないように感じます。

ブルームーンは、暦上の特別な満月、ということですので、その存在を知り、大多数の人が特別であると思うのであれば、それはパワーとして強くなると思います。

ここでは、過剰に期待するのではなく、ちょっとした特別な満月を楽しむ、くらいの感覚がちょうどいいのかな、思います。

●てんびん座新月からおうし座満月への旅

てんびん座新月からに蒔いた種が、実りを迎えるおうし座満月。てんびん座新月についての詳しい記事はこちら。

てんびん座新月では、「これまでの収穫とこれからの私の在り方」というテーマでスタートした満月までの旅。

パートナーや人間関係、人にどう見られるか。他を通して、自分が浮き彫りになるような新月でしたが、太陽はさそり座に移り、濃厚な愛情の時間帯に入りました。

満月は、太陽の対向星座で起こるので「おうし座」となります。おうし座は【現実主義、マイペース、五感、絶対美、こだわり、物質主義】という星座です。

この月は、現在逆行中の天王星と重なり、そのエネルギーの影響を存分に受けとります。天王星は【変化、ハプニング、予測不可能、改革】の星ですので、まさに現在の社会の変化に大きな影響こ与えている星となります。

●この満月のエネルギーは？

そんな改革、革新のエネルギーを帯びた月は、さそり座太陽と向かい合います。おうし座とさそり座のテーマは、「所有物」です。おうし座は目に見える物質的な持ち物、さそり座は目に見えない持ち物。おうし座は自分で稼ぐ財産、さそり座は他人から譲り受ける財産、というふうにも見ることができます。

さらに、３ハウスと９ハウスのテーマは、学習、学びや興味、探求といった事柄の場所です。

それを踏まえると、今回の満月は、自分の興味や関心のあることに対して、深く没頭したい、もしくは深い人間関係を築きたいという欲求の中で、さらに高い望みを掲げ、突き進むようなエネルギーです。

ハイレベルのものを求め、現実の変化にも対応しながら、その流れに乗り、自分のこだわりを突き通し、マイペースに進んでいく。そのためには、基礎的なことな細やかな事柄にも密着して深めていく必要があるよ、という課題が浮かびあがります。

てんびん座新月で問われた「自分の在り方」は、おうし座満月で「大きな変革の中にもまれながら、高い理想に向かって取り組む」というひとつの答えを見せてくれたようです。

●月のメッセージ

この月は、自分がどう在りたいか、何をしたいか、ということがわかり、そのための手段に取り組んでいくようです。ただ、今はとてもハードな流れであり、すこし窮屈さ、身動きの取りづらさを感じます。

見えた理想を追いたい気持ちとは裏腹に、心身が疲れを感じているようなら、しっかり休む事が得策です。この満月では、自分の感覚にご褒美をあげて、ゆったりと過ごしましょう。

おうし座は、五感の星座でもあるので、音楽、アロマテラピー、ふわふわのベッドで眠る、お風呂でゆっくり温まる、美味しいものを食べる、美しい映画や絵画を見る、などなど、五感で心地よさを味わってくださいね。