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あさみん流推し活のすすめ

いやー忙しい。
目まぐるしく日々が過ぎ去っていて、このnoteのことも忘れかけていました。

11/9(水)にはスタッフとして携わっているバンド"Amiliyah"の単独公演が渋谷clubasiaにて開催されました。
平日というのに沢山のお客様や関係者の皆様にお集まりいただいて、涙腺ゆるゆるになってしまいました。
ありがとうございます。
写真はその時会場に届いた沢山のフラスタ。
お花はいいですね、心が癒されます。

さて、本題に移りましょう。
本日は「あさみん流推し活のすすめ」と題して健全かつお互いのためになる推し活とはどんなもんなのかと、わたしなりに考えていこうかなぁと思っております。

①ライブには無理のない範囲で可能な限り通おう
これ、真理だと思うんです。
それぞれ生活がありますね、当たり前。
お仕事もありますね。それも当たり前。
応援しているものよりも優先すべき事項がある場合はそちらをとっていいと思うんです。
生活に支障が出る遠征だとか、プライドのための全通だとか、結果的に自分の身を滅ぼすような応援の仕方は、おそらく演者も求めていません。
まぁ、「ライブに行くために仕事辞めました(めちゃくちゃ財産あるから全然困ってないよ!)」ならウェルカムですが。笑
結局、自分の生活やなんやらを犠牲にしてライブに行くのって、どこかで綻びが出ると思うんですね。
それで体調悪くなった、なんなら収入が減った。
そしたらライブに行くどころではなくなります。
毎回最前列に入らないと気が済まなくなって、他の人が自分より前にいるのは許せない。意地悪しちゃお。
これもまったく生産性のない発想ですね。
なんならバンド側としては客の総数が減るので迷惑という可能性まであります。
ご自身の体やメンタルと相談しながら、用法用量を守ってライブハウスにお越しください。

②常にバンドの看板を背負っている自覚を持とう
大好きなバンドのTシャツ、私服でも着たいですよね。
ラババンを鞄に付けて、キーホルダーや缶バッジを付けて街を歩く。
ありがたいですね。
デザイン性が良ければまったく見知らぬ人がそのバンドに興味を持つきっかけになるかもしれません。
いちファンができる、最高の宣伝活動ではないでしょうか。
また、SNSで好きなバンドについて語り、MVやサブスク音源のページを掲載する。
これも素晴らしい行動です。
こういったひとつひとつが、バンドのためになります。
「最近ライブ行けてないしツイートするのもなぁ。。」
ではなく、行けてなくても応援できるツールがあることに感謝しましょう。
しかしそういった行動をする前に、普段の自分について立ち返ってみることも大切です。
同じバンドTシャツを着た集団が、電車で大騒ぎしていたら?
熱心にバンドについてツイートしているアカウントが、他人に誹謗中傷をしていたら?
さぁ、どう見えるでしょうか。
「○○ってバンドの客は変だ」とか「○○ってバンドの客は怖い」なんて感想を持ちますよね。
それって、巡り巡ってバンドへの評価にも繋がるんです。
○○の客は怖い→ライブに行ってみたいけど、やめておこうかな…→動員減
さて、演者さんは喜ぶでしょうか?
お客さんもバンドの一部。
あなたの一挙手一投足が、大好きなバンドにどんな影響を与えるか、考えてみてもいいかもしれませんね。

③演者さんも人間だということをお忘れなく
これが一番言いたいことかもしれないです。
いや、前述の内容も全部日頃からおもっているあことではあるのですが。
「そんなこと言われなくても分かってるよ」と思う方が大半でしょうが、果たして本当に分かっているのでしょうか?
よくいますよね、芸能人に誹謗中傷のリプを送って「まさか読んでると思わなかった」っていう人。
その言い訳はご自宅の日記帳に書いたことであれば成立しますが、お気持ちはインターネットの海に解き放った時点で誰がいつ見ているか分からないものへと変化します。
見られたくないことなら、しまっておきましょう。
物販での態度や所謂クソリプなんて、それ、コンビニの店員さんやそこら辺の知らない人にもするの?とちょっと考えれば踏みとどまれると思うんですよね。
演者さんはお客さんに支えられて活動しています。
それはもちろんそうです。
でも、こっちが客なんだからああしろ、こうしろ、というのは違いませんか?
バンドの音楽性が変わった。
メンバーチェンジがあって方向性が変わった。
それは必ずしもあなたの好みと一致するとは限りません。
でも、そこで自分の意見を押し付けることがバンドの成功に繋がるんでしょうか。
好きじゃなくなったなら、別の好きなものを探せばいい。
どんな結果であれ、メンバーや運営の方が悩んで出した答えです。
演者さんはあなたの操り人形になるためにステージに立っているわけではありません。
言いなりにしたいのであれば、出資して自分好みのバンドを作ればいい。
応援すると決めたのなら、ぐだぐだ文句言うな。
と、わたしは思うのです。

④推しは推せるうちに推そう
わたし個人、好きになったきっかけのメンバーが脱退してしまったり、応援していたバンドがなくなってしまったりという経験を何度もしています。
どれだけ毎回ライブに行ったとしても、多少後悔は残るものですし、それも過ぎ去ればまた思い出として昇華されるのも分かっていますが、バンドはなまもの。
違う環境で育った人間が複数集まってなにかをする(その上、大概生活を支えられるほどの収入にはならない)とすれば、活動が続いていること自体、綱渡りのようなものです。
脱退や活休、解散のお知らせが出てから「もっと行っておけばよかった」というのは簡単ですが。
もしかしたらあなたがなんとなくめんどくさくて行かなかったそのライブの日に、「こんなにお客さんがいないならもうやめよう」となったかもしれないと心を運んでみてください。
※だからといって、無理して行けという話ではありませんが。
また、そういったお知らせが出て、最後は見届けたいと思いまたライブに通い始めたそこのあなた。
知らない間に曲が増えたり、フロアにいるメンツが変わったりしているかもしれませんが、そこで古参アピールをするのはやめておきましょう。
今現在そのバンドを支えているのは今その場にいるお客さんたちです。
前はこうじゃなかったとか、なんか変わったとか、思うのは自由ですがフロアで大きな声で言うのはナンセンスです。

なんだか説教臭い話になってしまいましたが、お互いに節度をわきまえて、楽しく推し活が出来ますようにと願います。

この世の中で、好きになれるものや応援したいと思えるものに出会えたこと自体が奇跡的だと思うので、大切にしていけたらいいですね。

ではまた。

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