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「BCリーグはいいぞ」と声を大にして言いたい

ルートインBCリーグが開幕しようとしている。
ドキドキ、ワクワクが止まらない。

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私にとっての「プロ野球」は、ある意味ここから始まります。


2017年8月、当時ヴァイスプレジデント兼コーチとして北海道日本ハムファイターズから派遣されていた武田勝さんを見るためだけに(元々BCリーグの観戦経験がある友達と)石川県に行き、石川ミリオンスターズの試合を観に行ったあの日…。
私が(良い意味で)狂ってしまった日であることは間違いないです。

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ボランティアスタッフと一緒に裏方として動く選手たち。
球拾い、グラウンド整備を行う選手たち。
耳に残りまくる選手の喉を枯らすほどの声出し。

何もかもが新鮮に感じました。
決して煌びやかな雰囲気ではない。けれど、選手たちが流している汗が、他の何よりもキラキラ輝いていたようにあのときは感じました。
というか、今でもそう感じます。

選手に負けないくらい声を出す応援団。
じっくりまったり見ているファン。
ヤジを飛ばすおじさんたち。
とりあえず「がんばれー!」と声を出す少年少女たち。
たぶん親御さんかご親戚か、お祈りをしながら応援している方々。
そして、私のようにカメラを構えて選手の写真を撮る人たち。

ファンも(良い意味で)濃い方々が多く、そういったファンがいることでさらに試合が面白く感じてきました。
チームや選手だけではない、ファンや地元の方々がいるからこそ成り立っているんだな、と。

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「こういう"プロ野球"もあるんだな!」

私の中で「プロ野球」という言葉がアップデートされた瞬間でした。
NPBのような煌びやかさはなくても、ふるさとに根付き、野球を通して人と人との繋がりを持ち、汗をびっしょりとかきながら全力でプロ生活を謳歌する。

泥臭くたって良いじゃない。
それが私にとっては最高にカッコイイんだから。

武田勝さんの為だけだった遠征目的すらアップデートされ、選手が見たい!チームが見たい!に変わっていき、武田勝さんがファイターズに戻った今でも私は石川ミリオンスターズに矛先を向けているのです。
つまり、一気に「沼」に全身が浸かっておりました。

なんとちょろい奴なんだ。

北海道にはそこを本拠地とするNPBの球団がある。
だけど、私は2021年になった今でも石川県を本拠地とするBCリーグの球団の試合に行きたいと考えている。

いろんな目的はあります。
入団当初から応援していた選手が今季が(NPBへの)ラストチャンスと公言したから、それを見届けたい。
今季の西地区は、他地区との試合もなく、NPB球団との試合も現時点で予定がなく、他地区ファンやNPBのファンが寄るには少し難しい状況になってきたので、だったら私は西地区を中心に観戦して、その様子を伝えていきたい。
そして、いつも私に構ってくださっている友達やスタッフの方々が元気かどうか、せめて顔だけでも見たい。

私もBCリーグを通して、人と人との繋がりを意識するようになっていました。
だからこそ、今季も行きたいと思っております。

今のご時世がご時世なので、北海道から来るっていうのは正直どうなんだと思う方もいると思います。
今季も対策を徹底して、チームや選手に迷惑をかけぬように観戦したいと考えています。

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でもまずは、どうかこのまま何事もなく、開幕の日を迎えられますように…。
選手たちが全力でプロ生活を謳歌できますように。


そして、BCリーグを見届けつつ、全国の野球ファンに向かって
「BCリーグはいいぞ」と声を大にして言いたいのです。

もちろん今は心の中で、ね。


ルートインBCリーグ Future Project (ふゅーぷろ) No.7 あさ



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