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4年間の軌跡、という名の思い出話。2017年編

前回のnoteを読んでくださった方、スキを押してくださった方、本当にありがとうございます!

せっかくなので、その前回のnoteに関わる形で、ある選手の話をしたいと思います。

ちなみに前回とは違い(私の)おつむがゆるゆるな内容でお送りしますので覚悟してくださいね。
脳みそをおバカにして読むのがちょうどいいです。

すべてのはじまり

2017年8月25日。
この日が私のBCリーグ初観戦の日でした。場所は石川県立野球場
その日は石川ミリオンスターズ滋賀ユナイテッドベースボールクラブ(現・オセアン滋賀ブラックス)の試合でした。

当時のスタメンはこちら。
滋賀サイドには、現在横浜DeNAベイスターズで活躍している山本祐大選手の名前もありますね!

当然ながら右も左も分からない私。同行してくれた友達がいろいろと教えてくれながら試合を楽しんでいました。
そのときに「ある選手」に一目惚れ。
本当に「あ、この人カッコイイなー推すわー」くらいの感覚でした。相変わらずちょろい奴である。

その選手の名前は、小林恵大(こばやし けいた)さん。
ポジションは捕手(後に内野手兼任)、右投左打。
石川県の名門・遊学館高校から明治大学へと進み、2017年に石川ミリオンスターズに入団。スター性溢れる地元出身選手でした。
当時はNPB指名を目標に掲げておりました。

(余談ですけど、私って所謂「推し選手」の顔の傾向が似るらしく、このときも例に漏れず本人の写真を友達に見せたら「好きそうな顔してるわ」と言われました。笑)

「また観たい」気持ちが高まり

8月25日・26日と石川県立野球場での試合を終え、家に帰った私。
撮った写真をぽつぽつと見返して、やっぱりカッコイイなーと思う毎日。

ぶっちゃけ、私の中ではダントツに輝いて見えた気がしました。

前回のnoteを読んだ方ならお分かりですが、石川へ行く目的は当時ミリスタに派遣されていた武田勝さん(現・北海道日本ハムファイターズ1軍投手コーチ)見たさでした。
そこに「小林選手をまたこの目で直接見たい!」という目的が追加されそうになっていたのです。

次行けそうな試合は、2017年シーズンの最終戦。飛行機やら宿やらをすぐに決め、一人で遠征することにしたのです。
友達に聞かないと石川の歩き方すらままならない、なおかつBCリーグに関しては右も左も分からなかった人が、必死に石川について調べるようになって、ちゃんと遠征したんですよ。
もうこれって愛情通り越して執念だと思うんです。笑

それくらい自分の中で「また観たい」気持ちが高まっていたんだと思います。

お初の対面

2017年9月10日。2017年シーズン最終戦。
場所は金沢市民野球場。相手は福井ミラクルエレファンツ(現・福井ワイルドラプターズ)でした。

この当時なので、オンラインでおなじみのなかみぞさんも現役選手として在籍していたり。

試合後、独立リーグならではの「選手のお見送り」がありまして、そこでせっかくなら声を掛けてサインを貰ってみようとなけなしの勇気を振り絞りました。
(あの、周りはそんなことないと言うのですが、私、とても人見知りなんです…人の目を見て話せないんですよ…。だから声掛けるだけでも吐きそうになるんです、実は…)

「あっ、す、すいませんっ!」

人見知り特有の辿々しい声の掛け方。

「あの、先月の試合観てすごいカッコ良いなと思って、あの、これにサイン書いて頂けますか!?」

出したのは8月の遠征をさらっとまとめた写真本。

先月の遠征の写真をもうまとめるとか用意周到でしょって思いますよね。
今思うと当時の自分マジで気持ち悪いなと思いました。笑

どうでもいい宣伝なんですけどこの写真本は「しまうまプリント」で作りました。写真さえあればアプリでも編集可能で、数日で手元に届く手軽さと、リーズナブルさが売りです。
印刷はちょこっと粗いですけど、お手軽に作りたいって人にはオススメしたい。

話が逸れた。

そんなこんなでスーパー自己満足写真本にサインを頂くことに。
得体の知れない北国産の人間に対しても「ありがとうございます!」と優しく対応してくださるとか神でしかないな。
そして欲張りな私はついでのようにあるお願いをすることに。

「あ、あの、上の方に私の名前と、下に来年の目標とか書いて頂けますか?」

うん。
目標ってなんだよ。

そこ、大体は「"○○さんへ"って書いてください!」とだけ言うはずなのに。なぜだ。目標も書いてくれって。
相当テンパっていたんだと思います…。こういうところだよ自分…。

それでも快く書いてくれるなんて神。
まぁ、当時相当戸惑ってしまったとは思うけど。笑

そしてこうなりました。

初めてBCリーグでもらったサイン。
宝物です。今でも大事な思い出として部屋に飾っています。

「もっと撮りたい」という欲

そんなこんなで初めてのお声掛け、アホ丸出しであれこれお願いしてしまうという残念っぷりを披露してしまいましたが、あのときめちゃくちゃ嬉しかったし幸せだったのは間違いなかったです。
たぶん、選手からしたら「やべー奴が来たな」と思っていたかもしれないけど。笑

そして私はこの選手をもっと観たいと思うようになったのです。

神対応してくれたから?
たしかにそれもあるかもしれない。
サインが欲しいから?
うん、あったら誰だって嬉しいと思うよね。

でも、最大の目的は「もっとカッコ良く撮りたい!」
これに尽きるのです。

9月の遠征で急遽作った自己満足写真本。
彼という選手のどこがカッコイイのか、どんなプレーで魅せてくれるのか、そういった細かい部分は急造写真本では伝えられるはずがないのです。だって当時はすべて手探りで撮ってましたから。
実際に選手の姿を見て、その貪欲さと誠実さに惹かれたからこそ、そこを撮っていきたいな、なんて思ったり。
せっかく写真本作るなら自分なりに極めてやろうじゃないの!と、オタクのハートに火がついてしまいました。
私って本当にめんどくさい奴である。

もちろん、応援もお忘れなく。
だって「推し選手」ですからね。


次回に続く…のか?

ルートインBCリーグ Future Project (ふゅーぷろ) No.7 あさ


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