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2022年 石川ミリオンスターズ遠征まとめ

みなさんこんにちは。
またnote更新が滞っておりました。仕事で多忙を極めたり、健康上の理由で頭も回らず筆も進まずという事態もあり、ようやく今更新することができました。

某合同誌のネタと被ってしまいそうな気はしますが、石川ミリオンスターズ(以下、石川)関係の遠征のまとめを今回書きました。

4月9日 ホーム開幕戦 対富山(金沢市民野球場)

リーグが変わっての記念すべきホーム開幕戦。
私にとってのプロ野球開幕はここで迎えないとなという気持ちがあり今季も行く運びとなりました。
開場時間が早すぎて前泊しないと厳しく、遠征計画を立てるときにしんどかったなぁ…と思い出されますね。
(職場の都合上なかなか休みが取りづらい故…)

特別ゲストとして来てくださった斎藤佑樹さん

リーグ4球団それぞれのホーム開幕戦では特別ゲストを呼んでおり、石川はなんと昨季現役引退した斎藤佑樹さん
始球式とイニング間の抽選会、試合後のサイン会と石川の試合を最後まで見守ってくださりました。

今季より現役復帰となった後藤光尊選手兼監督
今季さらに成長を遂げた川﨑俊哲選手
今季チーム初勝利。先発の石本光紀選手の笑顔

今季から監督は後藤光尊さんに。しかも現役復帰して挑むという体制に。リーグ開幕以降勝てていなかった石川ですが、この日は富山GRNサンダーバーズ(以下、富山)相手に1対6と快勝。
チームとしてはようやく今季初勝利となりました。

福井で新たな出発となった秋吉亮選手

ちなみにセントラル開催ということで、2試合目の滋賀GOブラックス(以下、滋賀)福井ネクサスエレファンツ(以下、福井)の試合も観ておりました。
ただ、やはり体力が昔よりなく、カメラはほどほどに観戦する形になりました…が、この方はおさめておこうと。昨季まで北海道日本ハムファイターズ(以下、日ハム)に所属していた秋吉亮選手
後に福岡ソフトバンクホークスに移籍(現在は戦力外となり今後は未定)しましたが、この当時はNPB復帰を目指し再スタートを切っている最中でありました。

4月10日 対富山(ボールパーク高岡)

石川でのホーム開幕戦の次の日、富山のホーム開幕戦も現地に参りました。
この日はなんと言っても、吉岡雄二監督のお力添えもあり「貴ちゃんねるず」のみなさまがゲストとしてご来場という超豪華ラインナップとなりました。

試合前の練習からずっと盛り上げてくださった石橋貴明さん
ゴルゴ松本さんの「天狗打法」も生で観れました

芸能人効果とは恐ろしいもので富山ベンチ側の観客席はビッチリ。しかもこの日はビックリするくらいの快晴でかなり暑かったのですが、それに負けないくらいの熱気がありました。
臨時コーチという肩書きですので、試合中はしっかりベンチにおられ、時折富山の選手にも声をかける姿が印象的でした。

後にNPBにドラフト指名される野村和輝選手
この日の試合を締めたのは藤川一輝選手
先発として初勝利の田中颯士選手

そんな富山イケイケムードではありましたが、6対2で石川の勝利。石川富山の開幕シリーズは連勝という形となりました。
ちなみに2試合目の福井対滋賀も観戦はしておりましたが、安定の体力低下によりカメラを構える元気ゼロとなりましたので、滋賀応援団に混ざり楽しみました。
…たまにはこういう楽しみ方もアリですね。

8月21日 対滋賀(美浜町民球場)

かなり期間が開きまして次の遠征は8月。
実は20日の試合(金沢)も参戦予定でしたが、生憎の雨(超豪雨!)により中止。ただ普通に美味しいご飯を食べて終わりとなりましたが、無事に美浜(福井県)は開催。
美浜町民球場での開催は2019年以来でしたでしょうか。かなり久々の開催となったそうですが、うっかり球場の外観を撮り忘れた私はアホなのか…。

この日の先発・藤田剛輝選手
本来は中継ぎであるが、ブルペン事情もあり今季は先発する試合も
途中加入の高木海選手
持ち前のパワーでチームの長打力不足を解消する一助となる
こちらも途中加入の倉知由幸選手
まだ19歳ということで伸び代に期待がかかる

試合は滋賀相手に11対1の大敗。滋賀の勢いに完全に飲み込まれる形となり、イージーミスが目立っておりました。
「自分が今何をすべきなのか」
勝てない中でも、そこが理解できている選手とまだ足りてない選手とで差ができており、流れは作ろうとしているけど途絶えてしまう…なんて悪循環が生まれていたかな、という印象がありました。

9月14日 NPB交流戦 対北海道日本ハム2軍(金沢市民野球場)

今季NPBとの交流試合をリーグの方でいくつか組んでおりましたが、いずれも無観客試合であった中、唯一有観客で開催されたのが、日ハム2軍との交流試合でした。開催できて本当にありがたかったです。

打撃投手もつとめた武田勝コーチ
その独特なピッチングフォームは今も変わらず

8月に2軍の投手コーチに配置転換(現在は退団。今後は未定)となった武田勝さんが来られるということで、ファンとしては絶対に行かねば、と。
現役時代に勝さんのお陰で投手というポジションが好きになり、さらに引退後3年間コーチ・監督として石川に派遣されていた為、私にとっては勝さんがいなかったら今がなかった訳でして、割と冗談抜きで「脳を焼かれた」レベルで一番推してるお方として今も君臨しています。

この日先発の村上史晃選手
失点はあれどフィールディングも良く安心感がある
独立リーグの在籍はかなり長くなってきた宮澤和希選手
NPB相手に物怖じなく振り切る姿勢が素敵
自身の長所をしっかりと発揮した藤村捷人選手
ちなみに父は元日ハムの選手
木田優夫2軍監督が石川に在籍していた当時は
普通のファンだった松元風樹選手
今はその石川の選手として輝き続けている
急成長した扇の要・植幸輔選手
今季ドラフトにかかるも残念ながら指名なし
来季はリベンジとなるか

試合は6対3で負けはしたものの、交流戦は勝敗よりも個々の内容が大事です。
先ほども書きましたが「自分が今何をすべきなのか」を理解して立ち回れているか…そこが重要となっていきますが、8月観戦時と比べても理解できている選手が増えたかなと素人ながら感じました。
もちろん、まだまだな部分もあるにはありますが、それでも8月に見たときより心の奥底でワクワクできたのは間違いありません。

この経験を無駄にすることなくシーズンを完走し、来季に繋げてほしいと感じました。

10月15日 ファン感謝祭(金沢市民野球場)

試合観戦自体は9月の交流戦で終了。ということで1ヶ月置きましてファン感謝祭。
シフトの都合上、当日入りせざるをえなかったのですが、飛行機が遅延して開始に間に合うかどうかな状況になりかなり焦りましたが、なんとか間に合いました。その代わりお金はかなり飛びました。
(ヒント:大人の乗り物)

後藤選手兼監督はこの日は大会実行委員長
まさかの松葉杖での登場の森林秀匡選手
いつの間に…
ソフトボールに本気で取り組む姿勢の山内詩希選手
小さいお子様が打席に立つ際はそっと手前で
投げる優しさを見せた阿部大樹選手
投手が打席に立つのもファン感ならでは
こちらは青山凌太朗選手の打席

青組白組ふたつのチームに分かれてソフトボール対決をするというファン参加型の内容。ちなみに青組が勝ちました。
試合内容…は置いといて、とにかく選手もファンもあの日はしっかりと楽しめていたのが印象的でしたね。
人工芝となってからは初めて金沢市民でファン感謝祭が開催されたので、人工芝を体感できる良い機会にもなりました。

(とりあえず、私はもうちょい運動神経良くならないかなと反省。あと恥ずかしいからってすぐ立ち去ろうとしないの!)

今季の推しウォッチング

昨季までで軒並み現役を引退しとうとう「現役独立リーガー」では推し選手不在となった今季…でしたが、しっかりと私の心の隙間に入り込んだ選手がいらっしゃいました。

藤村捷人選手
藤村捷人(ふじむら しょうと)
生年月日:1997年3月30日
出身:広島県
投打:右投両打
ニックネーム:たわし
趣味:カフェ巡り
特技:髪の毛で皿洗いできるところ
※NOL公式アプリ「BOSSK」内選手プロフィール参照

お初でお目にかかれたのはホーム開幕戦。
他の選手とレベルが明らかに違う、走攻守すべて精度の高いプレーに圧倒され「これは注目株にしないと」と思ったのがキッカケ。
この当時はまだ「注目株」とだけ言っており明確に「推し選手」とは明言していませんでした。

スイッチヒッター、そして内外野守れる
ユーティリティープレーヤーとして活躍

正式(という言い方も正直おかしい)に推しと言い出したの8月の遠征以降ですね。
…とはいえ、改めて見ると、推すのも無理はないなってくらい好きな要素が詰め込まれた選手でしたので、4月のときも意地を張らず「推します!」と言えば良かったのに!なんて過去の自分をイジり倒したくなりました。
そんな藤村選手は今季限りで任意引退となりました。たった1シーズン、NPBへの挑戦と銘打って社会人野球の世界から独立リーグの門を叩き、覚悟の強さを体現した選手。

果敢に盗塁を決める様子も印象的

チームがなかなか勝てずに苦しかった時期も、自分でいっぱいいっぱいになりそうなはずなのに、ファンにしっかり目を向けている様子もあり、まさにプロ野球選手としてお手本となる選手であったと思います。
短い間ではありましたが、応援できて良かったと本当に思っております。きっと次のステージでも輝けるものになると信じています!
ありがとうございます!!

<今季成績>
59試合 201打数
62安打 二塁打4 三塁打5 本塁打1 24打点
33三振 25四球 6死球 打率.308
出塁率.396 長打率.393
打席240 犠打5 犠飛3 塁打79 
併殺打6 盗塁26 盗塁刺10
BB/PA 0.10 SO/AB 0.16 BB/SO 0.76
NOL公式サイト個人成績より


さて、あともうひとり…というか、たぶん語らないと私の気持ちが落ち着かないので、こればかりはご承知おきを。
昨季まで現役、今季から石川の球団職員となった、この方を…。

近藤俊太郎さん

近藤俊太郎(こんどう しゅんたろう)さんです!
※便宜上さん付けしていますけど、私は大体「近藤くん」と呼んでおります。

過去のnoteを読まれている方ならもうご存じだと思うので諸々は割愛しますが、今季から石川の球団職員となり、試合のサポートや動画編集などに携わりました。
「DJ近藤」として場を盛り上げたり、カメラマンをやったり、スクールのコーチをやったりと、マルチな活動をしつつでしたので、非常に大変なシーズンだったかと思います。

たくさんの経験を積んで今がある

現在は舞台俳優として絶賛お稽古中ということで、まだまだ忙しい日々が続くようです。本当にお疲れ様です、としか言いようがありません。
近藤くんのこれからの活動、まだまだ応援させてください!

最後に

今季の石川は新しいリーグとして再出発する形となり、球団にとってもファンにとっても忙しいシーズンでありました。
球団・チームとしては、どうやって成長させていくかずっと模索していたように感じます。トンネルがすごくすごく長く、抜け出すのに時間をかけてしまいました。
ですが、NPBドラフト会議では野村和輝選手が埼玉西武ライオンズに育成1位指名され、球団は2年連続でドラフトの実績をしっかりと残しましたので、その辺の勢いも含めしっかりと来季に繋げてほしいですね。

野村和輝選手

リーグとしては…思うことはたくさんありましたが、こればかりはもう1年目だし仕方ない、と割り切るしかなかった…のですが、オフにリーグからとんでもない爆弾が投下されて、正直なんとも言えない状況となってしまいました。
これに関する言及は今回は控えたいと思います。

私個人としては、本当にいろいろ感じはしましたが、応援したい人たちはしっかりと応援できたので、そういう部分では満足できたかな、と思います。
いろいろあったけど来季どう動く気なの、と思われるかもしれませんが、石川の開幕はおそらく来季も見届けるのかなぁとも思っています。
(でも新球団とやらの動きにもよるし、また開幕日の発表遅れちゃうのかなぁという遠征民の悲しい勘…)
あとは私の体力と気力がどこまで持つか、といったところですので、結局のところ予定はあくまで未定、ですね。

おそらく、いつも現地で構ってくださるお友達各位にはこれからもお世話になってしまうと思いますので…また見かけましたら気軽にお声掛けくださいませ。おやつ配ると思います。
長々と語ってしまいましたが、みなさん今シーズンもありがとうございました!

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