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感謝

私は誇れるような人生を歩めていない。

正直言って、フワフワしていて…両親にもたくさん迷惑かけて…。
自分が情けなく感じる毎日…。

だからなのかもしれない。

こんな濃厚な人生を送る中、前だけをずっと見続けている人を、本気で応援したいって思えたのは。

自分の不甲斐なさにイライラしたときも。
辛い現実がのしかかって絶望したときも。
体調が上がらなくて泣きそうだったときも。

"彼"の前向きなピッチングで少しばかり勇気をもらっていた。

大袈裟かもしれないけど、彼のピッチングを見なかったら今の私はいないし、生きることに価値を見出せなかったかもしれない。
「スポーツは人々に勇気を与える」なんて言葉をよく見るけど、その言葉の是非はともかく、私は本当の意味で勇気はもらっていた。それは事実。

プロ野球選手であり続けてくれた4年間を追えたのは幸せだったんだなと、改めて噛み締めています。

だけど、私が現地で観れた試合は、4年間でたった5試合。びっくりするほど少ない。
だからきっと、いろいろと語る資格なんてきっとないのかもしれない。
お前如きが…って周りに言われてもおかしくないかもしれない。

だけど、これだけは言わせてほしい。

「応援できて本当に、本当に楽しかった」


近藤俊太郎選手、ありがとうございます。


ルートインBCリーグ Future Project (ふゅーぷろ) No.7 あさ

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