500字程度エッセイ集:保育園の散歩

ある晴れた近所での出来事。保育園のそばを歩いていると、三歳ぐらいの子どもたちが、ゾロゾロ歩いている。そして、その子どもたちの四人に一人、保母さんがついているのでした。子どもたちは、近くの公園まで散歩に出かけるところだったらしいのです。

 オムツも取れていない子どもたちを、保母さんは持て余しています。
「せんせー、だっこー」
 道路から手を伸ばして駄々をこねる子どもを引っ張る保母さん。
「ほら、立って。歩きなさい」
 そしてその脇では、ハイハイしながら脱走を試みる子どももいます。

 ほとんど混乱状態です(汗)

 やさしく言っても聞かないし、だからといって厳しく言ったら園内で暴言を吐いたと言われるし、保母さんってつらいよね……気の毒です。

 こういうときこそ、AIロボットが必要ではなかろうかと愚考するわたし。
 子どもの行動パターンを読み、対処していくには、現状ではあきらかに人手不足なのですよね。体力も気力もいるし、ボロボロになりそうです。

 有能な助手になりそうなロボット。
 子どもたちの未来を任せられるかどうかは、今後の研究にかかっています。
 子どもたちがよってたかって、いじくって壊す可能性も、なきにしもあらず。

 

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