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扁平足は変わる

沢山の専門家が様々なアドバイスをするが不思議なことは、アドバイスを受ける人は同じ人
しかし一部のアドバイスをするい人は、受ける人の日常を理解できていないし足の機能をどうも正しく理解していないまま専門家の称号を自称しているのではないだろうか?

扁平足改善の相談

発端は、お子様が靴を履くと足が痛いというので靴屋さんで専門家に相談して靴を選んでもらったが、どれを履いても痛いという

専門家はお母さんに『どうしてこんな状態になりまで放っていたんですか、この扁平足はもう治りませんよ』ときつくい叱られて相談に来店

専門家は上級シューフィッターと肩書を持つ自信満々の方だったそうですがそのような言い方をされると医療従事者としては手の打ちようがないと言われる


まず、痛みの出るところと動きを見て原因になるところを探ってみた


専門家の判断ミスに思える

足のアーチは低いが改善できない状態ではなさそうだったが、これをもう治らないと判断した理由が理解できない・・・人の見るところは同じ足でも診る人によって異なるのだろうなぁ

判断の基準がわからないが、当方なりにチェックしてみた

気になるところ

足の筋肉の全体がところどころ強く偏って緊張している
・特に長母趾屈筋が緊張気味で第一中足骨を支える筋肉が固く動きにくい
・つま先が天井向き気味
・足裏から膝裏につながる筋肉の緊張が強くアーチが不安定
・第一中足骨に負担がかかりすぎるのか踏み込むと第5趾が持ち上げられる
・足の元のバランスの崩れが膝裏から腰への負荷が疲れやすい体になってる


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これらを改善するために足のバランスを整えてみた

・過回の動きをする踵のバランスを整える
・足裏からアキレス腱を支持する筋肉の緊張を緩める

足もとの動きが変わるとアーチを支持する筋肉が活性化され足が変わる(小さな変化に見えるが本人には変化が感じられる)

変化はいろいろな形で現れてくるが今回のケースは代表的な変化として舟状骨を持ち上げる筋肉の動きに現れた

ここが変わると姿勢が自然に変わる

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インソールの作成の要はあしを改善してから作成する
この整った足が崩れないように適度な弾力を持った素材で作成することで足もとからの改善が速まる


それから、3ヵ月ぶりに経過の報告に来店


アーチが少し高くなっていた

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この足が変わった小さな変化だがご家族も変化がはっきりわかるほど変わっていて、本人には解らないがカラダが楽になって動きやすくなっていることは自覚できているようだ

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医療従事者もこの変化には驚かれたようだが、変わるんですねぇ(写真ではのっぺりし解り難いが肉眼で見ると変化はとても分かりやすい)

カラダの動きも変わりました





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