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写真のはなし

カフェ開業から少し離れて、私のもう一つの活動「飛騨ぐらふぁーず」について

私は趣味の一つとして写真撮影をやってます。
私が住んでいる岐阜県高山市は「飛騨高山」として観光地として有名な場所です。
かつては「小京都」なんて呼ばれる江戸時代からの町屋が残る古い町並みをはじめ、春と秋の高山祭りは全国的にも有名なイベントではないでしょうか。

そんな風景に魅入られて町をぶらぶらと歩き回りながら撮影を楽しんでいます。
そんな趣味が高じて、2022年1月には仲間を募ってグループ写真展を行うに至りました。

写真展について

きっかけはコロナ感染のパンデミックです。
それまで、高山市はインバウンド経済の成功事例としてテレビで取り上げられる事もあるほど海外戦略に長けて、市街地の通りは多くの外国人観光客で賑わっていました。

これからも成長を見込める、そんな矢先のパンデミックは観光地の通りを無人にしました。
私はその光景が本当にショックでした。
あらゆる商店が戸を締切り、閉店を決意した店も出始める。高山の町並みは悲しみに溢れる通りと化していました。
私が撮りたいのは「こんな光景では無い」と。カメラを持って町を歩く事をやめました。

それでも、自分に何かできることはないか模索していた中で高山周辺の飛騨地域には、ありふれた光景、見慣れた場所をカッコよく、美しく撮影されているカメラマンが多い事に気付きました。

「観光客が消えたのなら、地元民を動かそう」

みんなの写真を集めて地元の方に観てもらって飛騨地域の魅力を再発見してもらう。
そうすることで高山市を、飛騨地域を元気にできるんじゃないか。

この呼びかけに賛同してくれた8名のフォトグラファーで冒頭の「飛騨ぐらふぁーず」を結成しました。
そして、2022年1月の三連休を使い写真展「#ひだまるけ〜写真で伝える飛騨の魅力〜」を開催。
タイミング的にはコロナのオミクロン株が流行を始める直前で、制限は緩和され比較的落ち着いていた時期になります。

メンバーそれぞれのInstagramでの呼びかけを中心に、地元情報誌などにもイベントリリースを出しました。

結果は…
会期中、のべ300人を超える来場者を記録しました。
数少ない観光客の方たちもふらっと立ち寄ってもらえて「この写真の場所行ってみたいんだけど近い?」なんて思惑通りの展開が目の前で起きたり、告知を見た地元の方が「若いやつが頑張ってるって聞いて応援に来たんだ」って言われた時は本当にやって良かったと思いました。

今後の展開

この活動は続けたい!そうメンバーに訴えかけて5月には高山市に市民団体として登録。
対外的な後ろ盾を得た事で活動の幅を増やす目的があります。

そして、2022年11月ー
第二回ひだまるけ開催を決定!
場所は下呂市!
しかも2会場同時に1ヶ月!
規模を一気に拡大させました。
いまは、その準備諸々の真っ最中です。

またこの写真展については詳細を別に書いていきます

飛騨ぐらふぁーず公式アカウント↓

私のアカウント↓

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