推しという概念がわからない。

アイドルちゃんにハマって4ヶ月ちょっと。
と言っても、行ったライブは最初の3月1本だけ。
DDとか単推しとか、少しずつこの界隈の用語も覚えてきた。
未だに特典会のことを物販って言っちゃうけど。

おそらく「棘-おどろ-のかんちゃん推し」なんだろうとは思う。
事実、過去含めて今知っているアイドルちゃんでは1番好きだ。
俺の中では初の椎名法子超え、約20年ぶりの快挙である。

そんな中、未だに自分の中でしっくり来ないのが「推し」という言葉、概念だ。
推しという言葉を使っている方々を腐す意図はない。
ただ、自分の中にそれに該当する感情がなく、戸惑ってるという話だ。
要するに、ただの自己分析である。

推し とは

推し(おし)とは、特定の人物やキャラクター、作品、商品などに対して、熱心な支持や愛情を示す行為やその対象を指す言葉である。
ーーーweblioより

ふむ。

それは、"好き"とは違うの?

根拠はなく、なんとなくだが、"好き"とは違う気がする。

推し(おし)とは、主にアイドルや俳優について用いられる日本語の俗語であり、人に薦めたいと思うほどに好感を持っている人物のことをいう。
ーーーwikipediaより

んー…俺の中では、やっぱり"好き"が1番近い。

元々はどマイナーとは言え、演者兼イベンター側にいたから、良いものを選んでいる自信は多少ある。
だから、「この人はこれ好きだろうな」というのを勧めるのは昔からよくやっていた。
しかし、逆に「俺はそんなに好きじゃないけど、この人は気に入りそうだな」と思えば、ある程度知識があれば勧めてきた。

じゃあ俺の"好き"=「推し」かというと、やはり違う気がする。

持続可能なアイドルちゃんの応援のしかた…

現在、転職活動難航中。
(とは言え内定蹴ってたりはする)

希望する条件の職に就いたとして、アイドルちゃんに会いに行くのは年1〜2回程度とみている。
現在、4組好きなアイドルちゃんがいて、均等に行くとするとだいたいそれぐらいになるだろうという予想だ。
都内に観に行くとなると、1回で¥30,000+予備¥10,000ぐらいかかる試算をしている。
集客数と、通販を含む物販の売り上げと、自分の楽しさを天秤にかけると難しいところではある。

俺は、「他の趣味との兼ね合いを含めた、持続可能な応援のしかた」というのをテーマにしている。
趣味に没頭するのは、20代の頃に存分にやらせてもらったので、今は…という感じだ。
無理して生活を持ち崩しては、元も子もないし。
テーマという括りで言うならば、人生のテーマとして、「慕ってくれる後輩から見て、いつまでも"すごい人"でいたい」というものがある。
そういう意味では、今の自分は不甲斐なさすぎて死ぬほど嫌いではあるのだが。
話を戻す。
なんとなく、このライトな感じが「推し」という概念から程遠い気がしてきた。
あくまで自分の人生があって、サイドメニューやデザート的な感じで趣味がある。
そういったイメージだ。

アイドルちゃんをどんな目で見ているか

世間の「推し」という言葉の使われ方を見ていると、対象が異性であることが多いように思う。
あくまで多数派はどちらかという意味だ。
実数を計測したわけではなく、ただの肌感なのが申し訳ない。

しかし、例えばプロレス好きな男性が、好きなプロレスラーを推しと言っているイメージはないし、逆に好きな女子プロレスラーを「推し」と言っているのは見かけたように思う。
スターダムの鹿島沙希選手は、自身のファンをキモオタと呼んでいるぐらいだ。

その点を踏まえて、自分はアイドルちゃんをどんな目で見ているか、というのが気になった。

( ´≖ω≖` )

アッ、間違えた

誤解を生みそうな表現にはなるが…
アイドルちゃんに限らず、バンドもプロレスラーもお笑い芸人も、「コンテンツ」として見ている節がある。
人間として見ていないという意味ではない。
それは、「自分が見ているのは棘-おどろ-のかんちゃんであって、◯◯さん(本名)ではない」というような意識が根底にあるからだろう。
だからこそ、楽しみ方や接し方は、受け手である自分自身がしっかりコントロールしなければならないと思っている。

ただし!
アイドルちゃんに関しては、「女性」である。
もっと言えば「さほど面識のない女性」である。
なので、不快な思いや怖い思いをさせないように気をつけていたい。紳士。
…発作やフクロテナガザルはギリセーフだと思いたい。
具体的に言えば、全然笑えない性的発言やいわゆるお説教おじさんみたいにはならないぞと思っている。
フクロテナガザルにはなりつつある。

んぽんぽんぽ…

ホーゥホウホウホウ…

あ"ぁぁぁぁぁあ!!!!!

自分なりの結論

ここまで書いて、やっと自分の中での違和感を整理できた。
やはりアウトプットは大切である。

・趣味を自分の人生におけるメインに置いていない

・自分の中で距離感を決めていて、そのラインが熱心なファンの方々と比べると外側

おそらくこの2点により、自分の"好き"は「推し」とは違うように感じているのだろう。
また、俺の気質として「広く多少深く」というところがあるので、根暗な割にオタク気質ではないのかも知れない。
ただのいろんなことが少しできる人である。


しかし、自分の中に「推し」という概念がないこと自体はあまり気にしていない。

これからも、たまたまリンクした縁が続くうちは、俺なりの楽しみ方で、義務感ゼロで応援したいと思う。


以上
今回はこの辺で!
(*°ω°*)ノ

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