β-382 えむりーぐ 2020 その1

極私的Mリーグ2020を振り返る、その1では全体的なことについて述べてまいります。

個別的なことやチームのことに関してはその2です。

その1は総括みたいな感じなので、文章はちょいと短めです。

なお、あらかじめ申し上げると、私はライトな層よりやや入り込んでるくらいの程度で麻雀を見たり、したり(オンラインがメインです)という位置づけなので、専門的なことにはそんなにわかりません、というよりもまともに見始めたのも今シーズンからという歴の浅さなので、ほんとに、ざっくりとしたものになるかなと。

ですので、これから述べることは一般的な感想に近いものになるかと思われます。

薄味になりますが、それでもよろしければ。

まず始めに、EX風林火山の3選手、監督・スタッフ、そして風林火山を中心に応援していただいているファンのみなさま、おめでとうございます。

序盤は二階堂亜樹選手を中心にレギュラーシーズン上位をひた走り、途中、渋谷ABEMASに首位を譲り、その後もトップをなかなか取れないという状況下で、もしかするとセミファイナルも危ういかもという位置になりながらも4位で通過。

セミファイナルの後半で滝沢和典選手の華麗なトップなどもあって、ファイナルに進出、ファイナルでは勝又健志選手の4連勝も含めて、一気に上位を捲って、優勝という流れではありましたね。

私は比較的にフラットに見ていたので、どこのチームがセミファイナルやファイナルに行くのか、敗退してしまうのか、というのを純粋に見守っていた身としては、結果と局の流れを重視してたから、「こうした状況のなかで、無事に終わってなにより」という感想に落ち着きました。

そうだ、その1で述べたかったこととしては、ファイナルの最終戦、その前の闘いで勝又プロがトップを取って、風林火山がポイントの面で優勝に近づき、そして全てが決まる局面での赤坂ドリブンズ・村上淳選手の打ち方について、終わってからいろんなサイトで、あの進め方はどうなのか、という議論や意見が交わされていたのも、印象に残ってますね。

ドリブンズはあのとき、トップを取ったとしても、ほとんど順位に変動はない運びとなっていて、そして東家ということもあって南場の親が流れたら、あとの3チームの戦況に支障のないように進めていったほうが興行的には最後の最後まで目が離せない展開となっていたとは思いましたが、村上プロはそういうことはせず、最後の最後まで勝負をして、最終戦の最後にトップを取りました。

確かに、それは違法ではないでしょうし、手を抜かず、果敢に攻めてアガっていくのは、私としては勝負の世界では、必要なことなのかなとは思いました。

でも、そうすることで、白けてしまう、醒めてしまうってのはあるんだなとはね、現に私も南場のほうは、優勝はもう風林火山かな、あとはABEMASとサクラナイツの2位争いってとこだろうなという感じで、あんまり真剣には見てなかったようには…。

もっと言うと東3局のサクラナイツ・内川幸太郎選手の放銃で、優勝が決まってしまったかなという雰囲気になってしまったけれどね、アガればトップを取れただけに、脱力感がとても強かった。

でも、私の視点から見ても、最後まで勝負するのは間違ってはいないけれど、あんまり目が無くなっても果敢に攻めて、お構いなく最後まで闘い、トップを取った姿は、ちょっとこれは…という印象になってしまいました。

もしかして、そう思ったのは私だけかなと思ったら、やっぱりそうでもなかったし、どうやら他のプロを始め、有識者の話を聞くと、暗黙の了解として、上がり目が無くなりつつあったら、なるべく邪魔をせず、局を進めていくのがセオリーみたいです。

それぞれの団体で行う分にはまだしも、麻雀界のことはよくわからない門外漢な方も見に来るMリーグなどの競技麻雀を普及させるために行われるリーグ戦においては、興行を重視することもあって、強いことももちろんですが、極力目を離させないようにする闘牌を心掛けるということが大事なんだなと改めて気づかされました。

もちろん、Mリーグが全てというわけでは当然無いわけですけれど、注目度はTwitterなどのトレンドに載るほど高いわけなので、やっぱり多くの方に見てもらうためには、しっかりと見せ場を設けるという意識がとても重要なんだなとは、なんとなくね、感じてしまいました。

これから、更に麻雀界を盛り上げるために、団体間の垣根を超えて、個人戦という概念を取っ払って盛り上げるためにはさらなる改善が必要なんだろうなとは感じましたが、やはり私も門外漢なので、具体的なことは思いつきませんで、ほんまにすみません。

総括はこんな感じです、薄っぺらくて申し訳ありません。

極私的に振り返る企画はβ-383に続きます。

それでは、また。

あした・の・β<ベータ>

ここまで読んでいただいてありがとうございます(人''▽`) 間髪入れずに言ってみますか・・・ よろしければ!でもまさかね・・・