β-364 こくせん

七海建人が供述していた「黒閃を経験しているか経験していないかで呪力までの核心に差がある」というもの。

どうにも、この黒閃に関していうと、まだまだ抽象的に捉えてしまっており、核心が掴めないでいる。

呪術廻戦で出現する術式や呪力を用いた技というのは、目に見えるシンプルでわかりやすいのもあるけれど、具体的にどう蝕まれていくのかが不透明なものも少なくはない。

シンプルでわかりやすいのは、三輪霞の簡易領域や東堂葵の不義遊戯が代表的かな、一方でわかりにくいのが領域展開や黒閃で、確かに致命的に持っていけるものであるのは確かなんだけど、どのような形でフィニッシュへと持っていくかがよくわからない。

まあ、わからなくていいか、非術師なんだし。

むしろ、非術師でメカニズムとかダメージの計算とかできてしまったほうがある意味まずいので。

黒閃を経験した者は、アスリートで言うゾーンに突入するという話もあった。

キメたときの快感は、不安などあらゆる要素を忘れ、ただひたすら眼前の敵対相手に向かって、超攻撃型になってしまうくらいになってしまうってことなんだろう、人として危ない感じもするが、それを経験することで感覚を掴んで位も上がり、威力も確実なものになっていくのだろうね。

なお、庵歌姫や猪野琢真は、未だに経験していないようで。

もちろん経験しなくても努力次第では準一級までは対応できるってことなんだろうし、非術師から成長していく限界はここら辺までで、それより上を目指すには、強烈な呪いを耐えうることのできる鋼鉄の肉体や強靭な精神を持っていかないと黒閃は経験できないんだろうし、領域展開を会得するのは夢のまた夢ということなんだろう。

1日に記録できる最大は、虎杖悠仁の5回が暫定ながら首位となっているそうだ、5回も経験するとダメージも相当ありそうなんだけど、流石は宿儺の器、無尽蔵である。

ただ確かに威力は十分過ぎていてもいまいちピンとこない技がこの「黒閃」

芥見下々先生も数学はそこまで得意でないとコミックスに書かれていたので、黒閃を出す数式のようなものはきっとあるんだろうけど、その数式が出てもきっと、意味不明になるし、そこは話の本筋ではないから、これからもまだまだ不明のままなんだろうなと思ってはいるけれど、どこかで開示される期待は持ってはいるあした・の・β≪ベータ≫でした。

ここまで読んでいただいてありがとうございます(人''▽`) 間髪入れずに言ってみますか・・・ よろしければ!でもまさかね・・・