β-122 はじめてのでぃすく

元々、両親の買ってたシングルやアルバムでほぼほぼ事足りてたこともあったのて、自腹で買ったのは案外遅かった。

自分で買う前によく聴いてたのは竹内まりやさんのアルバム「ヴァラエティ」だったかな、印象深い。

なかでも、"プラスティック・ラブ"のサウンドは、とても鮮烈的で魅惑的で、さまざまな角度から聴いてても高揚感を感じていける楽曲だったし、ライヴアルバム「souvenir」での「プラスティック・ラブ」は、山下達郎さん史上で最も出来の良かったコーラスのシーンや、土岐英史さんのサックスなどの音色はとっても中毒になるほどで。

けど、それは自腹ではない。

自腹で買った初めてのCDは、2012年に出た山下達郎さんのアルバム「OPUS~ALL TIME BEST 1975-2012」でした。

2012年当時は、徐々に配信限定シングルも出るようになり、音楽業界もCDのようなパッケージとして新譜やベスト盤などを収録する形式は、今後を考慮するとあまり収益的には見込めず、そうは言えど配信だけでは、業界も生きてはいけないので、ライヴ公演を積極的に行って、補填というよりかはシフトチェンジして生き残っていこうというような傾向が徐々に見出だされた時なんではないのかなと思う。

だからなのかはわからないけれど、達郎さんもこの時期に2012年時点で曲目の流れやリマスタリングなどをチェックして、いわゆる代表曲を中心にぎゅっと凝縮したアルバムを制作しておかないといけないと感じたのかもしれない。

全55曲収録、4枚組として発売されたのは実際にまだ手元にあるんだけど、いくらだったっけ、覚えてない。

良いものなので、プライスレスではあるんだけど。

Disc 1~3までほぼ時系列で曲目が並んでいるので、ソロ活動初期から2010年頃まで、どういう形態の音楽を作り、流行り、どうなっていったかというものが、歌詞カードの隅っこに記載されていたり、記載されてなくても何かを察したり、タツローくんって、けっこう陽気なんだなあとか思ったりと耳だけでなく、そういうところも楽しめるんだなと認識したような。。

55曲あるなかで、優劣をつける必要性はないし、捨てる曲というのは、ひとつもないんだけど、Bonus Trackの"硝子の少年"のデモや、アコースティックギターで奏でられた"希望という名の光"などは、よく聴いてる者として嬉しかったという記憶が強いのよね。

恐らく、このベストを機に、いろいろと達郎さんやまりやさん、その周辺に至る部分まで聴き込んでしまったんたろうなあと、今となっては。

改めて、さまざまな部分にまでこだわった音に出会えたんだなって思ったね、感謝しなくちゃだよ。

そんなふうに思いながら、あした・の・β<ベータ>の初めてのCDのエピソードはここまでとさせていただきます。

あっさりと、いかなくちゃね。

それでは。

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