シックスペンスが3連勝でクラシック戦線に名乗りをあげました。 今年の混沌とした低レベルと言われてる3歳牡馬クラシックにシックスペンスは有力馬として参戦出来そうですね。 さて、レースは1000m63.1秒とかなりのスローペースとなりました。 シックスペンスはここで掛からずに番手で折り合えたのはかなりの収穫だと思います。 本番もスローになる可能性が高いですので、もしそこで掛かればG1では最後のひと伸びが出来ずに決め手に欠く事になります。 レースは残り400m
プログノーシスが5馬身差の圧勝で金鯱賞2連覇を飾りました。 弥生賞ディープインパクト記念があるなら、金鯱賞サイレンススズカ記念にしろと言う意見はさて置き、ドゥレッツァが居ながらこの内容は文句なしの内容でした。 道中は中段後方に位置し、ドゥレッツァの後に居ながら直線ではプログノーシスは最内で楽に抜け出し、ドゥレッツァは外ので伸びあぐねていました。 いつの間にここにいたのかと巻き戻しましたが、プログノーシスの川田は残り1000mから徐々に内にこだわり進出しました。
人気薄コスモキュランダが見事なまくりを決めて皐月賞の出走権を得ました。 今年の3歳牡馬は主役不在と言われる中、それを象徴するような結果となりました。 コスモキュランダは前半1000mは決してスローペースとは言えない中、デムーロによると最後までしっかりと真面目に脚を使うタイプのコスモキュランダを信用して3コーナー辺りからまくり、直線では2番手まで上げて行きました。 そのまま先頭に立ち、後続を振り切りゴールをしました。 確かに強い内容で好タイムが出ましたが、他の
今年のサウジデーの各競争は去年のパンサラッサの勝利に触発され、日本馬は21頭も参戦しました。 芝馬はまだまだ日本では二線級の馬の参戦ですが、ダート馬に関しては日本の一流馬がこぞって参戦するに至りました。 メインのサウジカップに至るまで、まずはサウジダービーで矢作厩舎のフォーエバーヤングが鼻差の勝利。 続いてリヤドスプリントではリメイクが完勝しました。 ターフスプリント、ネオターフカップで日本馬はそれぞれ2着、レッドシーターフハンデでは惨敗と日本お得意の芝で三
混戦のフェブラリーSを制したのは11番人気ペプチドナイルでした。 私の持っている出走表にはペプチドナイルなど記載していなかったのではないかと疑いたくなるくらいノーマークの馬が勝ちました。 ペプチドナイルは重賞を勝ったことがないベテランの6歳馬で、なぜこんな2流馬が勝てたのかとレースを振り返ると幾つかのポイントが見えてきました。 まずは異常なハイペースです。 ハロンラップをご覧ください。 200m 12.0 400m 10.8 600m 11.1
クラシックの登竜門、共同通信杯ことトキノミノル記念を制したのはジャスティンミラノです。 昨日のクイーンカップを制したクイーンズウォークに続きキズナ産駒がクラシックの重要な一戦を制しました。 先に結論から言えば共同通信杯は負けてもいいんです。 共同通信杯にクラシック出走への賞金が確保している上で、余裕をもったローテーションで共同通信杯に挑めてる事に意味があるのです。 過去10年のダービー馬で、タスティエーラ、シャフリヤール、ドゥラメンテの3頭は共同通信杯で負け
令和で輝く昭和の男、川田将雅の競馬においての生き方について考察してみました。 川田将雅といえば2022年のリーディングジョッキーであり、言わずと知れたトップジョッキーです。 現在は川田とルメールの時代と言っても過言ではありませんね。 二人の印象とすれば、ルメールは気さくなナイスガイで、川田は怖い職人気質の男でしょう。 ルメールも通年免許取り立ての頃は、アンチもたくさんいたと思いますが、今やその確かな技術と人柄が浸透しているので人気面で言えば武豊に続いて2番目
最内1番枠の人気薄サクラトゥジュールが見事に混戦を制しました。 東京新聞杯の裏の顔としてはヴィトリアマイルを目指す牝馬にとってはちょうどよい時期に行われるので、今年はマスクトディーヴァが1番人気で注目されていました。 間違いなくこのレースではマスクトディーヴァの能力は抜けていましたが、まだG1を勝てない鞍上の岩田望来ぐらいしか不安点はありませんでした。 その不安はスタートで現実のものとなり、大きく出遅れました。 しかし、スタートは騎手の腕もありますが仕方がな
高松宮記念の前哨戦を制したのはルガルでした。 レース内容は圧巻の横綱相撲で、圧勝と言えるものでした。 今までどのレースに出ても勝ち負けのレースはするものの、勝ちきれない印象がありましたが、本日のレースで一皮剥けた印象を持ちました。 これも最も勢いのある杉山晴紀厩舎だから結果がついてくるのでしょう。 昨年杉山晴紀調教師はリーディングトレーナーに輝きました。 あの矢作調教師を抑えてのリーディングは非常に価値があります。 矢作調教師以下ベテランの調教師は杉
京都開催となった東海Sを制したのはウィリアムバローズでした。 年明けのダート路線はすっかり様変わりしてしまいました。 有力馬はフェブラリーSではなく、サウジへ向かうのが定石となりました。 それも無理はないでしょう、主催者負担でサウジに遠征でき、間違って勝てば10億です。 サウジに選ばれた馬はそのままドバイに行くので、今後よほどの変化がない限りこの状況は続くでしょう。 今までフェブラリーSを目指していた馬が前哨戦として使う東海Sでしたが、今はフェブラリーS
ブローザホーンが前走の心房細動による競走中止を乗り越え、見事に重賞初制覇を飾りました。 先週のシンザン記念の勝馬ノーブルロジャーはノルマンディーの持ち馬です。 ノルマンディーの主宰は岡田牧雄ですので、もし更に活躍し種牡馬に成った場合は当然岡田牧雄のレッグススタッドで繁養されます。 ノーブルロジャーの父親は今やときめくパレスマリスですので、種牡馬に上がれる可能性があるでしょう。 そして、ブローザホーンの馬主は岡田牧雄です。 2週連続で関係馬が重賞初制覇です
コレペティトールと岩田康誠が見事なイン突きで重賞初制覇を飾りました。 年始から日本列島は災害や事故に見舞われました。 暗いニュースに見舞われてますが、直接的に関係のない者たちは通常通り経済を回し日本を支えなければなりません。 それが馬券だとしても回り回れば被災地に届くかもしれません。 常に危険と隣り合わせの競馬の世界では、関係者は縁起を非常に大事にします。 金杯はただの重賞ではなく、一年を占う非常に重要な一戦です。 レースはドルチェモアが先頭を主張し
大井の暮の大一番、今年の東京大賞典を制したのはウシュバテソーロでした。 2023年のダート界はウシュバテソーロで始まり、ウシュバテソーロで終わりましたね。 ダート開催のドバイワールドカップを制したので、史上初のダート馬の年度代表馬でもおかしくない所なのですが、上には上がいるもので今年はイクイノックスというバケモノにその座を奪われるでしょうね。 さて、レースはなんとウィルソンテソーロが逃げるという展開になりました。 ウシュバもウィルソンも同じテソーロ軍団ですの
ドウデュースも武豊も見事に復活の勝利を飾りました! やはりお祭りにはこの男ですね! 道中はかかり気味でしたがなんとか後方で脚を貯める事ができました。 3コーナーあたりから一気にまくった事が勝利のキーポイントになりました。 もし、ジャスティンも一緒にするする上がっていける脚があれば結果が変わっていたかもしれません。 絶望の大外枠からスタートを切ったスターズオンアースはさすがさすがに最後の一切れの力は残っていませんでしたが十分力は示せました。 また来年、
ジャンタルマンタルが無敗の3連勝で2歳王者に輝きました。 巷では勝った川田将雅よりも2着の武豊の神騎乗に湧いていますね。 しかし、勝った川田将雅を評価すべきでしょう。 騎手はレースだけでなく、騎乗馬を選ぶ政治活動から仕事は始まっています。 騎乗馬を選ぶ立場にいる川田将雅は8着のダノンマッキンリーがお手馬であり、ここまで2連勝していました。 ダノンの主戦騎手である川田将雅は当然オーナーへの恩義がありますので、ダノンマッキンリーに騎乗するとみられていましたが
アスコリピチェーノが3連勝で2歳女王に輝きました。 ノーザン系の一口馬は会員がオシャレは名前を世界中から探しております。 例えばノーザンダンスという英語由来の名前であれば、初見でもスムーズに読む事が出来ます。 しかし近年は英語由来の名前は使い果たされたのか、なかなか覚えるのが難しい馬が多いです。 アスコリピチェーノはイタリアの町の名前らしく、今までまったく目にしたことのない単語なので頭の中で定着するまで少し時間が掛かりそうです。 さて、何と言っても北村