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受験戦術⑨~医学部合格戦略(3)

ASIRスタッフのKomabouです。
本日もブログをお読みいただき、ありがとうございます。

桜が散っていますが、満開の時と同じくらい、散り際も美しいものですね。
かくいう私は、親知らずの抜歯が近づいているので、麻酔が効いて痛くないことを祈るばかりの今日この頃です。

さて、医学部合格戦略について連載していますが、本号では「戦術3」と「戦術4」をご紹介します。

【戦術3】 環境からの影響をコントロールする
人は環境から影響を受けるものです。環境によって人格が形成されるといっても過言ではないと思います。
受験勉強においても、この影響を免れることはできません。私の経験上、これによって指導が阻まれたことが幾度となくあります。

(1)在籍校の雰囲気
友人との交友関係によって時間を割かれ勉強不足に陥るという単純なものから、勉強に対する不適切な認識まで、その種類は多岐にわたります。
その中でも最も厄介なのは、自分の目標に見合う努力が、無意識のうちに出来なくなるという事です。

なぜなら周りの友人との比較で、自分の努力を自己評価するからです。難関校受験するような友人が少なければ、それに影響され目標に見合う努力を見誤ってしまう可能性があります。
ですから、受験勉強に励む友人を多く作る、医学部・難関大受験に合格した先輩の話を聞く、合格体験記を読む、医学部・難関大予備校のスタッフから学習についての話を聞く、といったことは、好循環を生む環境を整えるうえでとても重要になります。

【戦術4】 生活パターンを作る
学習のスタート時は、やる気にみなぎり、隙間時間も無駄に過ごすことなく勉強に専念できますが、ほとんど長続きしません。
息切れする前に、適度な自由時間を取り入れながら、崩れにくい生活習慣を整えた方がよいでしょう。そのほうが、かえってトータルの学習時間が長くなるものです。
今すぐにでも試行錯誤しながら、自分に合った生活習慣を作るべきです。

また非受験生によく見られることですが、部活が忙しく勉強ができないという相談を受けます。
しかし、全く時間がないわけではありません。時間がないなりの勉強方法があるので、切り替えて短時間で済む学習方法を模索すべきです。

時間管理については、適度な余白を作ること、事前に1日の行動計画を立てて無駄を減らすことなど能率的に過ごすためのスキルはあります。
こうしたスキルを伸ばすことが、受験生活を円滑に過ごすために要求されるので、その練習を早いうちから取り組むことをお勧めします。

次号では、【戦術5】からお送りします。

以上の内容、いかがでしたか。
疑問だった点や、聞きたい点があれば、お電話ですぐに対応できます。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。


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