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高校生から成人ぐらいまでの話

無事[偏差値は低いが]高校生になった。同じ中学からは6人くらいしか入学しなかったので、酷いいじめはされなかったが、シカトとパシリはされてた。
お金は欲しかったし母に働けと言われたので家の近くのスーパーのレジのバイトを始めた。入学して1週間ぐらいだった。
働くのをめんどくさいって思ったことは無かった。周りもバイトしてたし、働いた分評価されてお金もらえて好きな食べ物買って食べてた。バイト代はご飯とケータイと音ゲーに消えてた。
ファミレスのキッチンのバイトもした。土日祝7時間入って高校生にしては真面目で店長や周りの人にも褒められていた。

高1の時にお兄さんが同クラスの男子とケンカして暴れて止めに入った先生の腕時計を割った。そのせいか分からないが謹慎を食らった。家で自習だったし外出禁止だったけど、プリントを適当にやって様子を見に来た先生達に押し付けてとにかくグレてた。バイトをクビになったりはなかった。
雨の日の下校中カーブで曲がりきれなかった[スリップした]車にぶつかって投げ飛ばされた。気づいたら病院で警察に色々聞かれたけど黒い車としか覚えてなかった。
畑に飛ばされ泥だらけで倒れているところを畑の持ち主のおばあさんが見つけてくれた。捻挫と擦り傷と3日間ぐらいの高熱で済んだ。

前記事で書くのを忘れたが小学5年生の頃から母が朝帰りをしたりしていたことがあった。祖母は毎回ブチギレていた。母はまだ若かったから仕方ないなと今は思う。

高2になって相手の男性と会った。修学旅行から帰ってきた日の夜に。駅まで迎えに来た車の中で「付き合っている人」と言われた。正直もうこの時には母の人生だから好きにしろと思っていたので「ふーん」で終わった。
特別仲良くなったことはない。タイミングは最悪だなって思ったけど。

甘えん坊な自分?

高3になったある日足の指を折った。階段の側面に親指をぶつけて折れた。間抜けな怪我の仕方をしてしまった。
自宅から高校までは片道15キロあってそれを毎日自転車で通ってたから中学の時から20キロぐらい痩せた。[でもデブ]
骨が折れて自転車で通えないので母に連れていってもらうしか無かった。[祖母は免許持ってない]
結局毎日は送って貰えず足の指なんだからペダルこげるだろと言われ泣きながら自転車で通った。
その時小さい子供のように甘えた。というか小さい子だった。
ここでまた自分ではない誰かが母に甘えていることに気づいた。
自分と違って甘え上手で要領がよく人当たりがいいし、何より明るい。ネガティブな考えをしない。
実際にその子は自分は年下だと教えてくれた。
この時から自分がもっと靄がかかったようなふわふわした存在で2人のお兄さんとこの子の存在が強いと感じるようになった。
彼らがメインで会議をして自分は決まったことに従ってるだけ。
自分は彼らに全てを任せるようになっていた。

人生の挑戦

声を褒められたことがあった。色んな声が出せるから声優になってみたらどうかと先生に言われた。それを本気にして自分は高校卒業後進学就職せず[バイトはしてた]声優の養成所に通いだした。
養成所は週1で3時間ぐらいのレッスンだった。ステップ踏みながら声を出したり発声練習とかストレッチとか劇とかやった。
1年後に進級試験があって落ちてそこで諦めて養成所を退所した。
あがり症でしかもデブで声優も顔となってきた時代の自分には狭すぎる門だった。

介護施設に就職

19歳になってメンヘラっ子に人が足りないから同じ施設で介護しないかと誘われた。
特にやりたいことも無くなった自分は二つ返事で面接に行き採用された。
結局メンヘラっ子と同じ施設では働けなかったので[人足りた]別の施設で働き出した。
当時は20代の人もいたし同級生位の人もいたのでゆるゆるだったけどそれなりに楽しかった。入所しているお年寄りは可愛いと感じていたし。
だが自分の真面目すぎるのが凶となった。サボり癖のある先輩[主婦]に目をつけられた。何かと休みたい時は自分と交代と言って看護師長に話し5連勤が6…8と増えていた。
自分は子供のいるその人が大変だと思っていたし、体の弱い子だと聞いていたから了承していた。看護師長からも連絡取り合うように言われていたし頼られていると感じていた。 そして酷い時は13連勤だった。

“ガチ”

ゴールデンウィークの連休の時、サボり先輩に話をもちかけられた。

先輩「子供が具合が悪くて…明日救急でみてもらいたいから私の代わりに出てくれない?」

自分「そんなに具合悪いんですか?ならいいですよ」

先輩「ありがとう!」

母親って大変だなぁなんて呑気に考えてたら13連勤になっていた。まだ夜勤はやってなかったが9時~17時の片道1時間半はかかる所の職場だったので結構きつかった。
ゴールデンウィークも明けてその先輩と話す機会が休憩中にあった。

自分「子供大丈夫ですか?」

先輩「うん、結局なんでもなくってさ〜!○○[同じ施設で働いてる別の先輩主婦]と子供たちでねずみの国行ってきた!どうしても行きたいって前から思ってたんだよねー!」

自分「え?ゴールデンウィーク中に行ったんですか?自分と休み代わった日に?」

先輩「ごめんねー!お土産買ってきたからさ!」

は?子供ってそんなに自由なの?しかもお土産って自分個人にじゃなくてたくさん枚数の入ったクッキーを職員で分けるやつじゃん…

自分「もう二度と先輩の休み代わりません」

師長「そんな怒らないで、ぼっさちゃん入らないと回らないから!」

師長も師長で何言ってんだよって思った。
師長はその先輩との連絡を自分に押し付けていた。
先輩が出勤時間になっても来ない→自分がLINEする→自分が休み報告みたいな感じだった。
この事件が起きてからもこれはしばらく続いた。
いつものように先輩が来ないのでLINEした。

自分「今日日勤ですよ」

先輩「休むわ!」

自分「ちゃんと施設に連絡して師長に話してください」

先輩「は?なんであんたに指図されなきゃ行けないわけ?あんた私より年下で後輩じゃん。調子乗んなよ死ね!」

自分「師長、先輩休むそうです」

師長「来るように話して。私LINE分からないから電話でもしてサボるんじゃない!って伝えて」

自分「先輩、師長が来てって言ってます」

先輩「だからなんでおめーに言われなきゃいけなんだよ!行かねーよ!死ね!」

心の限界が来て自分はその夜自殺を図ることにした。
衣料洗剤を飲んで。

気がついたら病院で看護師さんが手をポンポンと優しく叩いていた。
メンヘラっ子に先輩のことを相談していたのでLINEの返事が来ない自分を心配して見に来てくれ倒れているところを見つけてくれたらしい。
点滴を受けている状態で死にたい死なせてを繰り返して呟いていた。





辛くなってきたんでまた後日続き書きます。


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