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高齢者の変形爪、カットよりも時間がかかるケア

湘南あしケア訪問さサービスは、高齢者施設に訪問してご利用者様の足爪のケアを行う自費サービスです。

神奈川県内、湘南地区から東京に近い川崎市まで広いエリアでサービスを提供させていただいています。

ほとんどのご利用目的は、施設の看護師やスタッフでは対応困難な変形爪のケアです。

爪の周囲に異常がなければ、ほぼケアが可能です。

厚生労働省に申請をして、許可された手続きでフットケアを開始することで医療行為には当たりません。

記事の中のグレーゾーン活用制度は当社が、2年をかけて申請をして許可されました。

高齢者の足爪ケア、カット前にすること

ご自分で爪を切るときは、いきなり爪切りの刃に爪を挟んでパチンと切ると思います。

私たちのケアではまず、足の観察から始めます。

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大きく分けると上の4ステップではありますが、ニッパーの刃を入れる前の段階で大事なケアがあります。

それは・・・「爪の周囲や中の角質の除去」

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巻き爪の爪の中に角質が入り込んでいると、痛みの原因になります。

まずは爪の周囲の角質をできる限り除去をして、ニッパーの刃を入れても安全な状態にすることが大切です。

このケアをすることで、細かいところにもニッパーの刃が届き理想の形に仕上げることができます。

実は、人によってとても時間がかかりますが、怠ることのできない大切なケアなのです。

角質は痛みや、においの原因になることも

足爪の周囲の角質は、長い間除去できずにいると硬化して痛みの原因になることがあります。

また匂いの原因になることもあり不衛生です。

普段のお手入れで気をつけることは、丁寧に足を洗うことです。

お風呂に入ったら足の隅々まで石鹸でよく洗ってください。

丁寧に洗うだけでも、角質の付着の状態が変わり、爪が健やかに成長するので変形爪の予防になります。

普段の爪切りもしやすくなりますので、気をつけてみてください。






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