富士山をくれたお客様
1年半くらい前に旅立たれた、車椅子の大柄な男性のお客様。
サムネイルの写真は、そのお客様からいただいた形見。
その施設は眺めが素晴らしく以前、某人気ドラマの撮影にも使われたことがありました。
天気が良いと富士山が素晴らしく綺麗に見えます。
そんな日の訪問は、なんだか得をした気分になります。
最初のお客様
その施設での最初のお客様でした。
「お腹が出っ張ってるから、足の爪が切れないんだよ!」
ガハハ・・・と毎回、笑って言っていました。
親戚のおじさんのように明るくて、優しくて、体くらい声が大きい(笑
昔、船乗りだった話を聴きながらケアしたことが懐かしい。
最上階の角部屋からは、朝日が登るのが見える。
共有スペースのフロアに出ると富士山が見える。
と、お住まいをとても気に入っていました。
写真を撮るのもお好きでしたが、もっぱら窓からの景色ばかり。
望遠付きのデジカメで撮影して、ご自分のプリンターで印刷。
いつもお土産をいただく
いつも何かしら、部屋の中を探してお土産をくれました。
「何かないかなー」と、言いながら探してくれるのは大抵、ビスケット(笑
だから親戚のおじさんみたいに思えたのかも。
時々、写真もくれました。上の写真は上出来の一枚。
今は私の机の前に貼ってあります。
やっぱり、形にするって思い出になる。
写真の富士山に目がとまると、おじさんみたいなお客様を思いだす。
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