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介護施設の「備え付け爪切りニッパー」選ぶ時の1番のポイント

弊社は介護施設に訪問をして、フットケアサービスを提供しています。

ですが、フットケアサービスを導入していない施設の方が、まだまだ多い状況です。

ご自身で、足の爪切りができない方がほとんどの高齢者。

介護スタッフ、または看護師が足爪のケアをすることになるでしょう。

その場合、通常の「爪切り」、または「ニッパー型の爪切り」を使ってケアをしていると思います。

施設に備え付けの「爪切り」使えますか?

1DAY講座で「ニッパー型の爪切りの基本の使い方」を開講していたことがあります。

普段、使用している「爪切り」を持ってきてもらえたら、使い方を教えますとお伝えしたのですが・・・

かなり残念な状態の爪切りを、ご使用になっている方が多かったです。

錆びている・バネが壊れている・切れない

ニッパー型の爪切りにも、形がいくつかありますが、それ以前に使いものにならない状態のものをお持ちの方が多かったです。

きちんと技術を学んでも、道具が使い物にならなければ危険です。

「何だか使いにくいと思っていたんです!」と、言ってましたが当然です。

勤務先の施設に備え付けの爪切りがあれば、状態の確認をしてみてください。

訪問看護師さんは、自前のものを準備している方が多く、ピカピカでした。

さすが!と、思ったのですが聞けば、事業所で購入してもらえないので、ご自分で用意しているとか…

深い理由があり複雑です・・・

衛生管理をしやすいものを選ぶ

施設で備品がなく、購入を検討中。

訪問看護で、事業所で備え付け購入を検討中。

と、いう場合の選ぶポイントです。

<不特定多数に対して使用する>

施設または事業所の利用者の爪ケアをの備えつけですから、不特定多数が対象になります。

大切なことは、「衛生管理がしやすいもの」です。

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私はSUAWDAのクラッシクSを愛用しています。

手が小さい私でも馴染みがよく、握りやすいこともありますが、1番の理由は錆びにくいステンレスだからです。

そしてケアのたびに洗浄し、拭き取りもできます。

同じ、SUWADA の爪切り型ニッパーでも、握りが滑らないように樹脂で加工してあるものもあります。

ご自分専用でしたら、良いですが備品としては適当ではありません。

必ず、お一人毎に洗浄する

ご利用者お一人の足爪をケアしたニッパーは、必ず洗浄してください。

例え水虫がないと思われる方でも、ケア後の洗浄は必須です。

スポンジに石鹸(殺菌、消毒効果のもの)を泡立てて、よく擦り洗いをしてください。

刃先だけでなく、握りの部分も丁寧に洗いましょう。

その後に、ペーパータオルで水分を拭き取ってください。

握りがゴムや樹脂を使っているものだと、ステンレスのように汚れ落ちがよくないので不衛生になりがちです。

高齢者は水虫が多く、爪にまで感染している人もいます。

洗浄せずに足ケアをすることは、感染拡大につながる恐れもあり危険です。

必ず、お一人毎に洗浄し、足爪切りは常に衛生的な状態を保ちましょう。

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