自粛の時差と温度
3月からの強制自粛生活は、2ヶ月半になる。
高齢者との濃厚接触業者で、仕事の方から自粛され、自ら外出や仕事を控えているわけではないので、やっていることは自粛優等生かもしれないけれど、心からの自粛優等生ってわけではない。
もともとが引きこもり体質なので、遊びにいきたい欲求もなく、家にいることに苦痛なし。
自粛の時差
思いかえすと3月の半ば、感染者が増え続けた時期から緊急事態宣言が発令するまで「新型コロナ」に恐怖を抱いていた。
仕事が減ってしばらくしてから。
どこまで感染者は増えるのだろう?
海外ではロックダウンが増えているのに、日本はなんの対策も取らないのだろうか?
この恐怖は、いつまでつづくんだろう?
先が見えない不安から、とにかく動いてはいけないという気持ち。
父の受診さえもバリバリ・ヒヤヒヤの緊張感
だから、わたしの心からの自粛は、3月半ばから4月下旬くらい
その頃は仕事の帰りの遅い長男が、どこかで遊んでるのでは?と不安に思ったり、いら立ったり、心の余裕もなかった。
さいきん、自粛の自覚には時差も温度もあるとわかった。
母が自粛に熱中し始めた頃から、それを客観視して少しずつよゆうがでてきた。
みぢかな人の、心からの自粛は
長男は、仕事先の飲食店が時短営業をはじめた少し後から。
近くに住む母は、通っていたスポーツジムが閉鎖された少し後から。
わたしもだけど、「あー無くなったんだ・・・」と思った少し後に時間差で、自粛の自覚が芽生える。
やることなくなる割合で、自粛の熱中具合も変わる気がする。
長男はちょうど、マイカーを購入したばかりでドライブに逃げられたことで、気持ちを落ちつけることができている。
母は習いごとや、集まりのほとんどがなくなり自粛に熱中するしかない。
人との接触、8割減
こう言って自粛を求められたけれど、わたしは9割以上減ってる。次男も休校だし塾も休みで9割以上減。
わたしたちのがんばった2割を、どなたか使ってください。
・・・が、できたら良いな。
8割減らすの無理な人たくさんいるし、減らせない人が責められるのもちがうと思う。
そもそも「自粛」だし。「強制」じゃないし。
って、これはわたしの考えで、同じように考える人がいると思わずに、自分の頭と胸にとどめるのが平穏に過ごすコツ。
立場や環境で、自粛の温度は人それぞれ違う。
何が正解なのかは、今ではなくて歴史になって分かるのだと思う。
「フットケアだより」ダウンロード役に立った!勉強になった!と思われた方は、サポートして頂けると嬉しいです。さらなる勉強のために使わせていただきます。