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長距離の靴は気をつけているけれど、長時間の靴はどうですか?


毎日、距離を歩く方は靴をしっかり選びますよね。今日はハイキング!頑張って歩くぞ!って時も、靴は慎重に選びますよね。

じゃあ、1日のうちで1番長く履く靴はどうですか?

例えば通勤していたら、会社に着いたら履き替えるとか、作業員だったら安全靴に履き替えないといけないなど、通勤時と勤務時間内に履いている靴が別だって方は案外、多いです。

私も訪問先では、来客用のスリッパがありますが来客ではないし、動きにくいので館内用の靴を持参しています。

仕事によって長距離を歩くわけではなくても立ち仕事や、介護職、看護師など靴に気をつけなければいけない職業はたくさんあります。


介護スタッフの、サンダル履き


訪問先の介護スタッフさん。以前よりは減ったものの、よく見かけるのがサンダル履き。クロックス人気です。

「入居者のお部屋に、靴を脱いで入らないといけないので面倒なんです」

以前、どうしてサンダルが多いのかを、介護をしている方のたずねた時のお返事です。実際、この理由が1番多いと思います。

私もたくさんの施設を訪問しています。施設によって様々ですが、居室に靴を脱いで入らないと失礼なつくりの居室は結構あります。

忙しい介護の仕事。各居室に出入りする度に、靴紐を結んでいるのは時間的に無理なことはよく理解できます。正直、面倒ですよね。

ですが、サンダル履きが良いのかというと、それは絶対にありません。

ユニットタイプならまだしも、広い館内を行き来しないといけない施設もあって、この時期は大汗かきながら施設内を移動していることも多々です。

サンダルではとても動けません。

私の館内シューズをご紹介

気に入って履いていましたが、写真に撮るとへたり気味ですね(汗

かかとの安定感はないのが少し残念ですが、ベルトはテープなのではずしやすいです。

ベルトにストレッチもきいているので、脱ぎはきもしやすいです。靴底は滑らないスニーカーのような加工になっています。

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スニーカーほどの安定感はありませんが、スリッパやサンダルに比べたら何倍も歩きやすいです。フットケアが仕事なので、館内の移動だけと考えればヨシでしょう。

足元環境を整えると、疲労の度合いが大きく変わります。

以前、介護職の方に靴の重要性をお話ししたところ早速、見直したとご報告がありました。足のむくみが軽減したと言っていました。

靴と足が固定していると、歩行時の踏み込み、蹴りがしっかりできます。足首がよく動かせるため、ふくらはぎの伸びもよくストレッチ効果でむくみが軽減したのだと考えられます。

訪問先のスタッフから、巻き爪の相談もよく受けます。大きめの靴、サンダル履きの方は、履物の見直しをアドバイスしています。

脱ぎ履きするときに面倒だから・・・と、今の靴を履き続けるか、少しでも折り合いをつけて靴を見直してみるか。何かを変えないと、足の状況も変わりません。

まず今、悩んでいる足のトラブルは長時間履いている、その靴にあるかもしれないとの自覚を持ってみてください。



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