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No.30冬になる前に「かかとのガサガサ・ヒビ割れ」対策

記事の最後に、内容をA4にまとめたPDFを100円でダウンロードできます。社内、施設内での勉強会や研修で使用して頂くきたいと思い作成しています。配布について施設利用者・ご家族・スタッフ・法人内は制限しませんが、販売・営利目的のセミナー。講座での配布は禁止です。販売する商品に無断で添付することも禁止です。

冬になると、かかとがヒビ割れて痛みが出る方がいます。 かかとは体重が掛かるのでヒビ割れて
しまってからでは治りにくいです。早めに対策をして冬に備えましょう。

<足裏の皮膚が厚いわけ>
皮膚の表面を覆っているのを「角質」 と言います。 皮膚の層の中でも1番厚く、様々な外的要因から皮膚を守る役割をしています。 足裏の皮膚が厚いのは、歩く衝撃から足裏を守るためなのです。 特にかかとは日常生活で、強く衝撃を受けるので他の部位よりも厚くなっているのです。 トラブルとなるのは、通常よりもガサガサしていたり、ヒビ割れしている場合です。

かかとのガサガサ、ヒビ割れの原因

◆ 水虫 「角質増殖型水虫」 と言うのが増えています。 かかとがウロコ状だと要注意です。 正しいケアをしても改善が見られない場合、白癬菌(水虫)に感染している場合があります。 痒みがない場合が多いです。 その場合は直ちに、皮膚科を受診してください。

◆ 乾燥
乾燥でガサガサの方も多いです。 乾燥は冬だけではありません。一年中、気をつけてください。夏は素足にダンダルが多いですが、暑い外から冷房の効いた中入ると足の水分を奪われます。夏が終わると、かかとが気の毒な方がたくさんいます。予防は夏でも毎日、保湿です。

◆ 冷え
足が冷え血行が悪くて、かかとが厚くなる場合もあります。保湿のついでにマッサージをして血液の循環を良くしましょう。冷えは万病の元です。体全体を冷やさないように気をつけましょう。足を温めると、体もポカポカします。


◆ 靴
かかとの角質は衝撃や、摩擦で厚くなります。かかとが柔らかく、フニャフニャで不安定な靴。 サイズが合っていない靴はタコ・ウオノメと同じように、かかとが厚くなる原因になります。

正しいケア方法


1. 毎日、きれいに洗い保湿。マッサージをして血行促進。 

2 .かかと用のヤスリは、こすり過ぎに注意!※10­ー14日間隔で、物足りないくらいを削る。後は必ず保湿。保湿は市販の保湿クリームで十分です。毎日保湿が大切です。

3.足に合った靴を選ぶ。

間違ったケア方法

1 軽石で毎日、ゴシゴシこする。 

2硬い角質を、カミソリで削る/ 爪切りで切る

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