セルフライナーノーツ~リコピン~
認知症の本を読んでいたら「なんでこの曲作ったんだっけなー」と忘れるのが怖くなったのでなんとなくセルフライナーノーツを残していこうと思います。
音楽で表現しきれないことを言葉で残すのってなんとなくダサい気がするけどまぁOKでしょう。こういう表現もアリ!(と自分に言い聞かせます)
今回語っていこうと思う曲はこちら「リコピン」です。
「リコピン」について
作った動機
この曲はボカコレ2023夏ルーキーに向けて作成した楽曲…ではなく実際には10年程前の大学時代に作った曲のリメイクです。そもそも大学時代はほぼ歌モノを作っていなく4年間いろんな音楽や音を作りましたが歌モノで作ったのはこの一曲だけでした。
それのMP3データが残っていたので耳コピしながらリメイク…という感じです。
音について
ピアノ・ベース・ドラムの楽器とボーカルという至ってシンプルな編成です。この編成に至った理由はそもそも私がギターを弾けなかったからだと思います。
当初はバッキングでアコースティックギターやエレピを入れてみるなどしましたがなかなかしっくりこず。3つの楽器のみにしたという感じ。
音作りの上で参考にした楽曲は以下の通りです。
・ズータンズ「カウボーイ」
・WEAVER「トキドキセカイ」
楽器は全て打ち込みのため使用したVST・音源は以下の通り
・ピアノ
TruePianos(Sonarの付属音源)
・ベース
SI-Bass Guitar(Cakewalk by Bandlabの付属音源)
・ドラム
サンプリングを音源を切り刻んで作っています。
おっとここで大学時代に作った「リコピン」の音源が発掘されたので聞いてみましょう。
なかなか震えますね
シャリシャリしたドラムに恐ろしくベロシティの弱いピアノ。歌は初代・巡音ルカさんでした。ニコニコ動画にアップロードしなくてよかった。
こう聞くと打ち込みが上手になった気がします。
歌詞について
幸せなカップルの女の子目線の歌です(雑
以下、歌詞全文
ちなみにタイトルの「リコピン」とは植物などに含まれる赤色やオレンジ色の色素成分・カロテノイドのひとつのことで、いわゆるトマトとかニンジンの赤味のことですね。
つまり「女の子が照れて頬を赤らめる様子」をトマトのそれに例えたわけです。はは!
ちなみに冒頭で出てくる「2つの言葉」というのはまぁ「付き合う」か「付き合わないか」っていう2択ですねイントロから交際が始まっています。
「見えないこと」「耳をすまして聞こえるような小さなこと」
最高に抽象的な歌詞があふれていますね。きっと歌モノを作ることがほとんどなかったのではっきりとした歌詞書くのが怖かったのでしょう。合掌。
なんとなく世代の方はお気づきでしょうが
私はASIAN KUNG-FU GENERATIONのソラニンにインスピレーションを受けてこの歌を作っています。
似ても似つかないですね。わかっていたことですが。
個人的には「パクる」というのも才能が必要なものでして、私のような凡才が何かを真似しようとしても全く似ることすらない。ということが分かりました。
最後に
青春時代の楽曲のリメイクでしたが今のところ自身の作った代表作といってもいいのではないでしょうか。
もともとさわやか青春ポップが大好きだった私なので割と満足しています。
しかしまだまだいい曲を作れる気もするのでひっそりと精進していこうと思っています。〇
ちなみにぬるっとサブスク配信などしておりますのでそちらでも聞いてくれると嬉しいです。
では以上!どろん!
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