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紫陽花のブーケ

50代 ライフオーガナイザーのくらです。

まだまだ梅雨が明ける気配がなく、じめじめとしています。
以前は気にならなかった、食中毒にも気を配る年齢になりました。体調が悪いと夫も私もすぐ腸に来るからです。

それに、蒸し暑さも加わると、加熱してあるものですら、少しテーブルに置いておくだけなのに、すでに毒に侵されていることもあって。

嫁いで、自分がこんなにひ弱だったのかと思うほど、環境が酷い。
梅雨の湿気の多さと気温の高さ、夏の爆発的な暑さ、冬のおなかが冷える寒さ。
どれも、地元に居たときにはなかったことで、知らない間に熱中症になり、知らない間に風邪をひく。

子供のいない夫婦のため、特にここ数年は大きな疾病の無いように気を配っている気がします。

夫が先に死んだときに、義母がまだ生きている場合は、私は籍を抜くと夫に言ってあります。
夫もそれに反論はないけれど、その場合は義母に家を明け渡すようにと言っています。
私も異論はありません。
というのも、家を建てた場所は義母の希望だったからです。
私と夫は仕事の関係でもう少し交通の便のいい場所を考えていましたが、義母がどうしても離れたくないということもあり、家を建てました。
なので、義母が生きているのであれば住む場所は必要になるので、そのことに異論はありません。
ただ「固定資産税」は義母にお任せしますよ・・・というと、夫も「そりゃそうだろうな」と。

義母が憎いわけではありませんが、実家にも両親はいるし、義妹も同居しているため、嫁が面倒を見る必要はないかと思っています。
某掲示板では「冷たい嫁」だと言われるでしょうが・・・

とはいえ、夫の母親というだけの義母に対し、夫を生んでくれてありがとうという感謝はあれど、だから一緒に住んで、面倒を見ていく。

そんなことを思うような殊勲な嫁ではないということになります。

コロナ禍の中、在宅勤務が増え、義母の生活リズムを目の当たりにして、認知症が進んでいるなぁと思うことが多々あります。
また、糖尿の数値も高めを維持していて、低血糖や急激なめまいなどはないものの、脳溢血、緑内障など併発する病気が進んでいると思います。
病院で検査をしてもらうと、何かしら出て、入院することになる可能性の方が高く、かかりつけ医も無理に検査を進めて来ません。
入院をしたら、もう自宅に戻ることはないかもしれない。
それに、まだ、朝起きて、トイレに行き、ご飯を食べ、クスリを飲み、インスリン注射を自分で打ち、お風呂に入る。
自らの行動ではないものもあるけれど、誰かがついていれば出来ることも含めて、日常生活は営みされているので、そこを無理やり捻じ曲げる気はないのです。
夫も義妹も、出来る範囲で義母を見ているし、私も出来る範囲で見ている。
コロナワクチン接種も、義妹が家にいてくれるので、助かりました。
現在、夫も私も在宅勤務が出来るし、義妹は旅行関係業務のため、お休み中。(緊急事態宣言下だったため)
そんな中、義母のコロナワクチン接種が無事終了。
2度目の後も、発熱などの心配もなく、食欲もあるし、日常生活に支障は無いようでホッとしています。ただ、買い物などで歩く時間や距離が少しずつ減っていて、それは無理やりに歩かせると低血糖になることもあるし、途中で座る場所を確保しなくてはならない。
まさかの子供用カートに乗せるわけにもいかないし・・・

刺激になるかと思い、週替わりでスーパーを変えたら、自分が通っていたスーパーと物品の並びが違うと混乱して、同じ場所をグルグル回ることもあり、余計に歩かせてしまい、疲れさせてしまうため、刺激よりも慣れた場所を歩いてもらうことにしました。

自分の買いたいものを選んでもらうようにしています。
これは選ぶものにより、義母の思考が少しわかるからです。
以前は、義妹が食べるものを率先して購入していましたが、このところ義妹の食の好みが少し変化したこともあり、義母が購入したものはあまり箸が進まなくなっていました。
ただ、短期記憶が認知により衰えたせいもあり、昔の義妹の好きだったものを購入しているようになりました。
そして、以前は毎回同じものを購入していたのですが、この頃は、義妹の好きなものというよりも、自分が食べたいものだけに手を伸ばすようになりました。
と言っても、食べたいものがパンだったとしたら、パンにしか手を伸ばしません。
お昼前に行くと、空腹なのだと思いますが、お弁当にしか興味がわきません。
そんな風に、義母の買い物内容を観察しながら一緒に回ります。

握力が弱くなったな・・・
足元がふらつき始めたな・・・
さっきも同じことを説明したな・・・

など、毎回のほんの少しの変化を見逃さずにいたいと思うわけです。



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