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今一度気を引き締める

アラフィフ ライフオーガナイザーのくらです。

コロナとともにもう2年。
すっかり手洗い、消毒、マスク、そして在宅勤務に慣れてきてしまったのですが、そんな自分を叱咤することがありました。

久しぶりに出社し、エレベーターに乗ろうと思った時のことです。

「一人で乗るので、乗らないでください」

普通にエレベーターに乗り込もうとしていた私に対し、声がかかりました。決して怒られたわけではないのですが、一瞬「何?」と思ったのは事実。
でも、よく考えたら「コロナウイルス」は全然終息してないわけで、疾患することだってあるわけです。
自分がかかっていないという証明は何もないわけですから。

そんな中、他の人が居ても一緒にエレベーターに乗り込もうとしていた自分はまだまだリスク管理が出来ていないと反省しきりでした。

まぁ、多くの人はもう私と同じサイドに居てくれているんじゃないかと勝手に思っていますが、本来はまだまだ気を付ける必要がある「コロナウイルス」。

気を抜きすぎていた・・・と反省しきりでした。

もうすぐ緊急事態宣言は解除されると思いますが、オリンピックに向けては、やはり気を抜くことは出来ないし、オリンピック終了後はインフルエンザも流行る冬に向かっていくわけですから、また気を抜くことが出来ない。

いくらワクチンを接種したからと言っても、かかるときにはかかるものです。ただ、インフルエンザと違って、どういう症状になるのかが分からないということ。
肺疾患、味覚異常、記憶障害、精神的なダメージもあるという後遺症。
これが「コロナウイルス」の怖い部分でもあると思います。
無症状の人でも後遺症があるというのも、「コロナウイルス」の怖い部分だと思います。

味覚異常はやはり怖い。
ご飯を食べて、「おいしい」と思える感覚を失うということ。
もちろん、ゆっくりと回復に向かうとも言われているし、治らないわけではないと思いますが、やはり「食」の楽しみを失うことは、怖いことだと思います。
そして、肺疾患。
喘息症状を持つ身としては、こちらも怖い後遺症。
日常生活の中で支障をきたすのが呼吸器系の疾患です。
運動が出来なくなるのも怖いことではありますが、日常的な動きでさえ制限されてしまうのであれば、それは通常ではなくなります。
また、記憶障害ということもあると、最近知りました。
脳の酸素不足が原因ということで、脳のどこにダメージを追うかが、人それぞれだと思うと、それも怖いことです。
テレビでは「記憶障害」として、短期的記憶に影響があるということでしたが、認知機能が衰えるということであり、まだまだ仕事を続けたい私としては怖い後遺症になります。
そして、精神的ダメージ。
これは、出来ていたことが出来なくなることい寄る自信喪失。
「認知症」により、高齢者が陥る感情と同じかな・・・と。

今まで出来ていたことが出来なくなった。

これは高齢者よりも、若年者の方がダメージが大きい。
高齢者であれば「年齢的に」という免罪符もないわけじゃない。
もちろん、年齢のせいにすることを許せない人もいると思うので、人それぞれではありますが、「年齢的にね・・・」と自分を許せる人もいるかと思います。
でも若年層(20代~40代)ともなれば、「年齢的にね」というわけにはいかないと思ってしまうし、周囲も思ってしまう。

「コロナウイルス」にかかっていたかどうかも分からない無症状の人が、急にこんな後遺症を発症しても、どうやって自分に折り合いを付ければいいか迷います。

今後はせめて「コロナウイルス」に疾患したことがあるか・・・が分かれば、後遺症かもしれないという折り合いのつけ方もあるし、治療法もあるかもしれません。

話をエレベーターに戻すと、このエレベーターは不特定多数の人が利用します。
いつもは自社メンバーしかいないビルで仕事をしているので、エレベーターには相乗りすることが多いし、相乗りを禁止されてはいません(人数制限はありますが)。
でも、全然知らない人も時々乗ってきます。
そんな時に、同じ空間で咳やくしゃみをされたら・・・
もしくはしてしまったら・・・

そう思うと、自分の自覚が足りなかったと反省しきりです。

まだまだ「コロナウイルス」は未知のウイルス。
感染することに条件などありません。
感染の予防は「うがい・手洗い・密をさける」こと。

そう考えると、緊急事態宣言下の中、気持ちが緩んでいたんだと思いました。

「そうだったわ」

自分だけじゃない、自分以外の人にも気を配る必要があるのが「コロナウイルス」対策。

自分が感染したくないなら、自分から感染させるような行動をしてはいけないし、感染してしまうような行動もしてはいけない。

「手洗い、うがい、密を避ける」

まだ「コロナウイルス」と共存する道が見えない状態。
撲滅してもらいたいと希望する人はいるだろうが、私は共存でもいい。
ただ、そうなるための準備は必要だし、ルールが必要ならそれを知ること、自分たちが覚えることが必要。

今までと同じ生活を送るために必要なことは何か。

今までとは違う生活になるなら、今までの満足感や充足感を得るために必要なことは何か。

まだまだ予断を許さない状況であることも、覚えておく必要があると思わせてくれた出来事でした。

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