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以前に戻りたい・・と思うのか?

アラフィフ ライフオーガナイザーのKuraです。

久しぶりに名乗りました。
ライフオーガナイザーですが、片づけが好きでも、得意なわけでもないので・・・

年が明けたなぁと思ったら、もう4月になりまして・・・
コロナ対策で、昨年から始まった在宅勤務も、早1年が経ちました。
ありがたいことに、なんどか訪れているコロナの波の中、在宅勤務を継続している会社で仕事をしているので、緊急事態宣言が解除されても、月に数回の通勤のみで、後は在宅での業務が継続されています。
仕事内容も急な在宅勤務への切り替えだったにも関わらず、ハード面をフォローしてくれる上司に恵まれ、ソフト面をバックアップするメンバーに恵まれた職場のためか、すべてが上手くいったとは言えないけれども、それなりに1年を乗り越えている気がします。

職種にもよりますが、会社のバックオフィス作業なので、比較的在宅勤務に適していたのかもしれません。
他の会社では、バックオフィス業務だと「押印」「書類」などの作業で出社を余儀なくされていることも多いと思いますが、押印も書類も自分の会社にとって必要なのか、どうかを見極める立場の人達が上手く機能しないと、出社は免れなかったと思います。
あとは、上司自身が、出社しないという方向で話を進めてくれていたことが大きいのかもしれません。
仕事先が大きな会社のため、社内外のことに敏感に反応してくれているのはありがたいことです。

ところで、テレビのインタビューで「早く普通の生活に戻りたい」ということを聞きますが、すでに「普通」の定義が違ってきていると思っています。

自分が思う「普通」って案外「普通」ではなかったことが多かったせいか、今の生活も、継続していくうちに「普通」だと思うようになりました。
もし、コロナに感染しても重症化しないようになれば、それこそ、今まで通りのように、遊びに行って、友達と会って、お食事をする。
そんな生活が出来るようになるのだと思いますが、今じゃない。
そして、これからも「コロナ」のようなことが起きる可能背はゼロではない。
コロナも「終息」するのではなく、「収束」するのであって、インフルエンザと同じようにお付き合いしていくウイルスということになるのだと思います。
ただ、コロナの不気味なところは「重症化」のトリガーが分からないことです。
そして、「重症化」を免れたとしても、「後遺症」が出るということでしょうか。

「せき」「呼吸困難」「倦怠感」「味覚異常」「嗅覚異常」「たん」そして「脱毛」。

運動をするにしても、普段の生活をするにしても「呼吸」に何らかの異常があると大変です。
もちろん、喘息の方や呼吸器系が弱い方、声を使う職業の方などは、後遺症として出ると怖いと思います。

アラフィフともなれば、いくら普段は健康だと思っていても、見えないところに忍び寄るコロナに免疫力が常勝出来るとは思いません。

免疫力を上げるのは、食べ物と生活の質の向上と言われていますが、私の中で一番大切なものは、気分を上げてくれるものがあるかどうか。
旅行や外出が気分を上げてくれる方は、今、出来ないことによってフラストレーションも溜まっているので、免疫が下がっているような気がします。
元気な人ほど・・・と言われるけれど、それは元気ゆえの免疫力の低下に弱いということになるかもしれません。

私はアラフィフではありますが、好きなものが内側にあるので、外に出なくとも気分を上げることが出来ます。
たまには外に出るとすっきりしますが。

そのため、比較的今の暮らしは今の暮らしで、慣れてきているかもしれません。
それに「コロナ」を理由に、人とそこまで接することがなくても良くなり、オンラインでの会話は、少し改まって、少し丁寧にすることで、どこまで踏み込んでいいのか分からなかった距離感も一定になり、すごく楽になりました。

コロナが人間の営みを変えているのは確かです。
そしてそこに乗っかるか、乗っからないかで、次の行き先が変わると思います。
乗っかればいいというわけではないのですが、乗っからない理由は無く、乗っかってみて、途中でも降りることが出来るだけの体力と方法を考えておく必要があるのだと思います。
生活にしろ、生き方にしろ、「コロナ」が当たり前を当たり前で亡くしたことにより、自分の中で、対応できるようにしていくのが、人間の進歩につながる気がします。

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