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ラオスの金三角経済特区は無法地帯 児童売春も

中国が進める一帯一路構想に行き詰まり感が出てきた。

とは言え、メンツをかけた大きな計画は急には止まれない。重たいトラックがブレーキを踏んでもすぐ止まれないのと同じだ。重たいものほど慣性力が強く働く。

そんな中国がラオスで進めているのが、ゴールデン・トライアングル経済特別区(金三角経済特区)だ。ラオス、タイ、ミャンマーの交わるゴールデントライアングルのラオス側にある。

中国資本による無法地帯

ラオス北部のボケオ県にある特区だが、ラオス政府のコントロールは弱く、中国資本による無法地帯になっている。カジノも許可されていて「飲む・打つ・買う」だけで日々が過ぎていく。

中国主導の経済特区は、ギャンブルと売春の特区と称しても良い。中国マフィアが暗躍する特区なので未成年者の売春は当たり前に行われている。暴力や詐欺、強盗、窃盗、トラブルが日常茶飯事なので訪問はおすすめしない。

日本の外務省の注意喚起

外務省が発しているラオスの危険情報にこうある。

ミャンマー及びタイと国境を接しているボケオ県の経済特別区において、高額な報酬等の好条件を提示してラオスに渡航させた後、実際には自由を拘束し違法活動に従事させるという、外国人を被害者とする求人詐欺が多発しています。そのような求人情報には十分注意してください。

外務省 ラオスの危険情報

「ミャンマー及びタイと国境を接しているボケオ県の経済特別区」と言うのが金三角経済特区だ。言い回しが外務省らしい。素直に「中国が主導しているゴールデントライアングル経済特別区」と表記すればいいのに。

いろんな手段を使って日本を含めたアジア諸国から女性を集めて、自由を拘束して違法活動、つまり売春に従事させているわけだ。日本人に対しては主に風俗従事者を対象に、経済特区で売春すると日本より儲かると誘う。ミャンマーやラオス、タイ人は借金のカタに連れてこられる。

金三角経済特区で児童買春

若い子と遊べると思って、金三角経済特区に行こうかなと思っている人がいるかもしれない。でもやめておいたほうが良い。

行くまでのアクセスは不便だし、行ってもつまらない。トラブルの可能性も高い。ラオスにあるがラオスらしくない。中国にいるみたいだ。

金三角経済特区に行くくらいなら、ラオスの他の町でハンノイに行く方がはるかにいい。若い子は金三角経済特区でなくてもたくさんいるのだから。

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