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体質改善して花粉症とおさらば! 2021/02/26UPDATE

昨年11月に書いた記事なんだけど、
花粉症の季節が来たから、内容をUpdateしてみたよ!

まこち自身も、ひどい花粉症と、慢性蕁麻疹持ちで、5年くらいずっと薬を飲んでいたんだ。だけど、体質改善して、今は症状がほとんど気にならない状態まで良くなったんだ。
だから、まこちの実体験も含めて、花粉症の治し方について記事にまとめたよ!


本題に入る前に、みんな、素朴な疑問がわいてこない?

花粉症ってどうしてこんなにも増えてるんだろう?

前の年までなんともなかったのに、どうして今年から急に花粉症になるんだろう?

花粉症って原因もわからないし治らないっていうのは本当だろうか?


まこちなりの答えを最後に書いておくね。
このあとの記事を読んでもらったら、疑問の答えも見えてくるんじゃないかな。

1.薬に頼らない方がいいとまこちが思うわけ

アレルギーの薬でよく使われるのは、抗ヒスタミン剤っいう薬なんだ。
「アレジオン」「アレグラ」といった薬が、薬局でも売ってるよね。

これらの薬は、ヒスタミンの効果をブロックすることで、症状を抑える薬なんだけど、原因を治してくれる訳では無いんだよね…残念ながら。

体に入ったアレルゲンを出そうとして、出てきた鼻水やくしゃみを抑えつけるから、目や鼻の中にはアレルゲンが溜まっていっちゃうよね。
薬が切れたらどうなるかな?
たぶん、薬飲む前よりも、むしろ余計にひどくなるってのは、想像できるよね。

悪者扱いのヒスタミンだって、体に必要だから存在するわけで…
脳では神経伝達物質として、オキシトシン(いわゆる幸せホルモン)の分泌や、覚醒状態の維持、食欲抑制など、大切な働きをしてるんだよね。
アレルギーの薬で眠くなるのは、そのせいなんだ。
ヒスタミン自体は、ウィルスなどの外敵と戦うときにも必要な物質だから、必要な時に出てくれないと困るよね。

他にも、抗ヒスタミン薬には抗コリン作用といって、自律神経(副交感神経)の働きを邪魔しちゃう作用もあるんだ。
副交感神経は、排尿の調節や、胃腸の働きの調節、眼圧の調節なんかをしている、とっても大切な神経なんだ。
これをブロックしちゃうと、便秘になったり、唾液が出なくて喉が渇きやすくなったり、尿が出にくくなったり、眼圧が上がって緑内障が悪化したりする可能性もあるんだ。

原因は治らない、薬が切れると反ってひどくなる、おまけに副作用もあるってなったら、あなたは何ヶ月も何年も、下手したら一生、薬をのむの?
体質改善して、原因から治しちゃった方がよくない?


2.アレルギーの原因は副交感神経の過剰反応

アレルギーは、花粉やハウスダストなどのアレルゲンに対して、免疫が過剰に反応してしまっておこることは知ってるよね。

肥満細胞って知ってる?

アレルギーのメインとなる免疫細胞なんだけど。
こいつが、ヒスタミン、セロトニン、アセチルコリン、ロイコトリエンなんかを放出して、鼻水、下痢、発疹、血圧低下、痒みとかの症状がでるの。
こういった症状は、副交感神経系の反応で出てくる症状なんだ。

そうそう、自律神経について少し解説するね!
自律神経には「交感神経」と「副交感神経」の2種類があって、お互いに反対の働きをするんだ。
交感神経は、緊張や興奮をつくり出す神経で、副交感神経はリラックスをつくり出す神経だよ。
面白いよね、正反対の作用をする神経があるなんて。

だけど、この2つの神経が、まるでアクセルとブレーキのような働きをしてくれて、私たちの体の機能を調整してくれてるんだ。
想像してみて。
アクセルしかない車とか、ブレーキしかない車(笑)
随分なポンコツだよね(笑)

でも花粉症の薬は、ブレーキ役の副交感神経を抑制するから、言うなればアクセル踏みっぱなし状態にしちゃったりすんだよね。

アクセルとブレーキの両方があるから、状況に応じて、瞬時に緊張を高めてピンチを乗り切ったり、夜は緊張を緩めてリラックスしたりできるんだ。
だから、自律神経はどちらも大切だし、両方の神経がバランスよく、正しく働くことが大切なんだ。
安保先生のこの本、面白いから読んでみて!
これまで学んだ医学の常識がひっくり返るくらい、とても衝撃的な本だよ。



3.甘いもの、炭酸飲料、サラダ油は避けるべし!

甘いものや炭酸飲料は、副交感神経を優位にさせる作用があるんだ。
だから、取り過ぎないように注意が必要。
白米や麺類、パンなどの精製糖質も、砂糖とほぼ同じだと思ってね。
コーラとか、炭酸&砂糖入りで、マジ最悪の飲み物だよね(笑)
また、いつか別の記事に書くけど、ダイエットコーラに含まれている人工甘味料も結構やばいから、「ダイエットコーラ」なら大丈夫なんて言わせないよっ


アレルギーが年々増えているのも、こうした食生活の影響もあるだろうね~
因みに、まこちは食事は基本1日に1-2食で、糖質は1日1食にしてるよ。

もう一つ注意が必要なのは油ね。
ω3(オメガ3)とか、ω6とか聞いたことない?
植物系の油は大半が不飽和脂肪酸で、その分枝構造の違いによって、ω3、ω6、ω9に分けられるんだ。
ω3系は免疫系の抑制、ω6系は免疫系を活性化する作用があって、どちらも必要な脂肪酸なんだけど…
現代人は、ω6が過剰になりやすいってのが問題なんだ。

植物油も、ω3だけとか、ω9だけとかではなく、種類によって、成分の割合が違うんだ。
サラダ油として販売されている油の多くは、ω6系脂肪酸を多く含んでいるのが困ったところ。
ω3系脂肪酸を多く含むものには、亜麻仁油、えごま油、DHA・EPAなどの青魚系の油があるんだけど…

みんなは、普段どれくらい意識して食べてる?
普通に生活してたら ω6 > ω3 になっちゃうよね(^^;)

因みに、スーパーの惣菜、コンビニ、ファストフード、飲食チェーンなどは、価格を抑えるために、安い油を使ってるだろうから、要注意だよ!
ご要望があれば、まこちがお料理つくりに行こうかしら?(笑)

まこちは、サラダ油は殆ど使わなくて、オリーブオイル使うことがおおいかな。
ω3系は、高温に弱いから、揚げ物や炒め物にオリーブオイルって感じ。
育ち盛りの中坊の息子がいるから、揚げ物や炒め物なしってのは、結構厳しいの(^^;)

油については、内海聡先生の著書が詳しいので、是非読んでみてね。
植物油の成分構成なんかは、ネットで検索すれば、いくらでも出てくると思うよ。


4.運動するべし!

運動は交感神経系を活性化するから、アレルギーの治療にも有効だよ!

マイオカインって聞いたことある?
恥ずかしながら、まこちはつい最近知ったんだ(笑)

筋肉から分泌されるホルモンみたいな物質なんだって。
何種類か見つかってて、認知症の予防効果があるBNDF(脳由来神経栄養因子)やIL-6(インターロイキン6)とかが含まれているの。

IL-6は、免疫の暴走を抑制してアレルギーを防いだり、NK(ナチュラルキラー細胞)の働きを活性化して、がんを抑制したりすることがわかってるんだ。
運動が多くのがんを抑制することはこれまでの研究でもわかっていたんだけど、そのメカニズムも少しずつわかってきたってことなんだろうね。
運動は、他にも、アンチエイジング効果があったり、テストステロンの分泌が増えることで、やる気が増したりと、いいことがいっぱいだよ!

まこちのおすすめはこちらの本だよ!
きっと、筋トレしたくなるはず(笑)


5.お日さまパワーでビタミンDを増そう!

ビタミンDには、カルシウムの吸収を促す他、免疫系の暴走を抑える作用もあるんだって。
ビタミンDはどうやったら増えるんだろう?

答えは、良質な油と日光浴だよ!

実はビタミンDのの原材料はコレステロールなんだ。

コレステロールは食物から20%、残りは再吸収したり、肝臓で合成したりするんだけど…
良質なコレステロールをつくるためには、良質な脂質を摂らなきゃね。
そして、日光を浴びることで、コレステロールがビタミンDに変わるから、日光を浴びることも重要だよ!

サプリメントで摂る方法もあるけれど、短期的にはそれでもいいかもしれないけれど、まこち的にはサプリメントには懐疑的。
東洋の医学思想に「一物全体」というのがあって、食べ物は、成分だけとか部分だけではなく、まるごと食べることで、体に良い効果をもたらすんだ。
このことは、科学的な研究でも明らかになってきてるんだ。
詳しくは、これもまた別の記事にするけど、とりあえずは「Whole」っていう本がとっても良い内容だから読んでみて!

ビタミンDの事は、アメリカで注目を浴びている機能性医学という分野があって、日本人初の専門医を取得された斎藤糧三先生の著書に、紹介されてたよ。



6.腸の中から美しくなろう!

小腸や大腸には、多くの抗体や免疫細胞、特にリンパ球系の細胞が集まってるんだよ。
なぜだかわかる?

腸というのは、口から取り込んだ体外のものを、体内に取り込む重要な場所だよね。
常にいろんなものが、口から送り込まれてくるから、中には病原菌とか有毒物質まで送られてくるんだ。
体に入れちゃいけないものを見つけて、やっつけるのも、腸の大事な役目なんだよ。
だから、免疫細胞が目を光らせてるってワケ。

特に、制御性T細胞という免疫細胞が、アレルギーなどの過剰免疫を抑制してくれるんだけど、これもやっぱり腸の中に沢山住んでるんだよね。

腸だけに超大事(笑)

大腸の中には、腸内細菌叢と言って様々な菌が住み着いていて、絶妙なバランスで共存してるんだ。
腸内細菌については、最近かなり研究が進んでいて、精神状態や脳の働きに強く関与していたり、肥満や糖尿病、アルツハイマー型認知症、アレルギーなど、様々な病気に関係していることが解ってるんだ。
善玉菌とか、悪玉菌とか、日和見菌とか、聞いたことないかな?

腸の粘膜や免疫細胞や抗体がきちんと働くこと、腸内細菌のバランスがいいことが、アレルギーを抑えるためには大切ってこと!

食べた方がいいのは…
①味噌、醤油、漬物などの発酵食品は、乳酸菌などの善玉菌が入っるからおすすめ!納豆もいいけど…まこちは苦手。
②まめ類やキノコ、海藻類、玉ねぎ、にんにくなどは、食物繊維やオリゴ糖が豊富でおすすめだよ!
③免疫系が正しく働くためには、亜鉛やマグネシウム、鉄分や、ビタミンA類、ビタミンB類なども大切だよ。

結局、和食系とかお野菜を食べなさいってことだよね。

腸活については、下の本とか、前出の斎藤糧三先生の本にも、詳しく書いてあったから、よかったら読んでみて♪


7.まこちなりの疑問の答え

花粉症ってどうしてこんなにも増えてるんだろう?
前の年までなんともなかったのに、どうして今年から急に花粉症になるんだろう?
花粉症って原因もわからないし治らないっていうのは本当だろうか?

花粉症がこんなにも増えているのは、食べ物の影響がかなり多いんじゃないかな?
良くない食習慣が積み重なって、あるとき発症するんだと思うよ。
だから、子どもよりも、大人の病気だよね?

今の世の中、普通に生活をしていたら、花粉症になるようになってるんだよね。
良くない食べ物だらけ。
長引くデフレ不況で、お金も時間も無いから、安いチェーン店やファストフードやコンビニ食が多くなりがちだよね。
なるべくしてなったんだよ、まこちもあなたも。

そして、まこちが、自分の身をもって、花粉症は治ると実証したから。
今度はあなたの番だよっ

頑張って、目の痒み、くしゃみ、鼻水、お薬、マスク、ティッシュの山からおさらばしようね!

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