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抗がん剤治療を受けた方がいいのかなぁ?

1.抗がん剤治療を受けた方がいいのかなぁ?

先日、お友達から相談を受けたんだ。
相談の内容はこう。

母親(80歳前後)のがんが発覚したんだけど、病変が広がっていて手術不能だった。
担当の医師からは、抗がん剤での治療を提案されていて、受けた方がいいかどうか迷っている。

抗がん剤は、副作用が凄く辛いイメージだし、治るわけではないから、そこまでの治療をするべきだろうか?

それとも、家でのんびり好きなことをして過ごす方がいいのか、あるいは副作用の少ない抗がん剤にしてもらったほうがいいのだろうか?

と言った内容だった。
他にも、同じように悩む人もいると思ったから、
noteの記事にまとめてみたよ。


2.まこちのお友達への答え

まこちの答えはこう。

抗がん剤は、下策だとおもう。
もし仮に、自分の両親が同じ状況だったのなら、抗がん剤はやめておくように伝えるよ。

在宅医として十数年間、そういった患者さんを診てきたけれど、治った人はまずいなかった。
まこちの経験では、末期の諸症状で辛い思いをする人は、抗がん剤や放射線を受けた人の方が多い気がする。

だとしたら、残された道は二つ。
治癒を諦めて、好きなように残りの人生を過ごすのか、あるいはがんの根治に挑むのか。
去年、がんの根本治療について勉強するまでは、がんを治す方法なんて知らなかったけれど、そういう方法があるし、回復した人がいることも確か。

だけど、最終的には、本人が「これが一番!」と思う選択をすることが最良だと思う。
心と体はつながっているから、どんな道を選んだとしても、不信感をもっていたり、本意では無い道を選んでしまえば、病気の進行は早くなる。


3.がん治療がうまくいっていない日本

君は知ってる?

アメリカではがんによる死亡は減り続けているのに、日本では増え続けているんだよ!?
アメリカだけじゃない、他の先進国でもがんによる死亡は減ってるんだ。
この事実だけでも、日本の標準的ながん治療や標準的なお医者さんの言うことを疑ってかかったほうが良いと思わない?

WHO統計(マーソ調査レポート)
※下表は「がんの正体がわかった!」 小林常雄著より

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日本は農薬の使用量の多さや食品添加物の規制の緩さが世界トップクラスということもその一因だと思う。これらは発がん物質だから。

だけど、それ以上に、がんの治療戦略が、日本と外国では大きく違うんだ。
日本はいわゆる3大治療法である手術、抗がん剤、放射線なんだけど、外国では抗がん剤の使用は少なくて、代替療法が多いんだ。
代替療法というのは、標準的な現代医学の治療ではなく、東洋医学とかホメオパシーとかのことだよ。

なぜ、外国はそういう流れになったのか知りたいよね?
アメリカでの経緯を紹介するね。

①東海岸リポート 1985年
アメリカ東部の20の大学・医療機関による研究。
・抗がん剤の多剤投与グループほど短命
・死亡に至る副作用は多剤投与群が単剤投与群の7倍
・縮小したがんも5-8ヶ月で元のサイズにもどった

②反抗がん遺伝子ADG(anti-drug genes)に関する議会報告 1985年
アメリカ国立癌研究所(NCI) デヴュタ所長
・化学療法は無効
・がん細胞は反抗がん遺伝子ADGを変化させ抗がん剤毒性に耐性を獲得する

③アメリカ政府の技術評価期間(OTA)リポート 1990年
・抗がん剤は代替療法に比べると無効かつ危険


こういった一連の衝撃報告によって、アメリカのがん治療が、三大療法から代替療法へとシフトしていった結果、1990年代以降、アメリカのがん死亡は減り続けているんだよ。

なぜ日本は、未だに三大療法が主流なんだろうね?
まこちは理由を知ってるけど、その話題だけで記事が1本かけちゃうので、また今度(笑)

参考にした書籍を紹介するね


4.がんってどんな病気?

従来の医学では、がんは、発がん物質や遺伝子の異常によって、細胞が未分化な状態(幼児退行みたいなイメージ)となって不死化して無限に増殖するようになった病気といわれている。

だけど、発がん物質にさらされても、がんになる人もいればならない人もいるよね?なんで?

1日に5千個とも、1万個とも言われる数のがん細胞が体の中にできているのに、簡単にはがんにならないよね?
なんで?

この疑問にしっくりくる答えを出してくれているのが、故安保徹先生(元新潟大学名誉教授)なんだ。
安保先生の著書の内容を要約して紹介するね。

ちょっと難しいけど、おつき合いお願いね。
人間のエネルギー産生方法には、ミトコンドリア系解糖系という2種類の方法があるのね。
ミトコンドリア系というのは、酸素を使ってブドウ糖や脂肪からエネルギーをつくり出す方法で、心筋とか脳とかに多いんだ。有酸素運動の時に活躍するね!
心筋梗塞や脳梗塞が、短時間で生じてしまうのも、これらの臓器が酸素を沢山必要としているからなんだよ。

一方の解糖系というのは、酸素を使わずにエネルギーをつくり出す方法で、ブドウ糖しかエネルギー源にできないんだ。こっちは無酸素運動だね!

で、がん細胞は解糖系なんだ。
その特徴は、低酸素、低体温、ブドウ糖が大好物!

つまりは、ストレスをため込んで、浅い呼吸で酸素不足になり、交感神経が緊張して、血流が低下したり、血糖値が上昇すると、がんになりやすいってこと。
加えていえば、がん細胞をめざとく見つけて退治してくれるNK細胞(ナチュラルキラー細胞)なんかは、リンパ球系に属しているんだけど、リンパ球系は副交感神経によって増えるから、やっぱり交感神経緊張はよくないの。
がんの根本治療法である、温熱療法やリラクゼーション、糖質制限が効果を発揮しているのもうなずけるよね。

結局のところ、確かに発がん物質は影響があるとおもうけれど、それに加えて精神的ストレスや食事などの生活習慣、そこからくる免疫低下も加わることで、がんがどんどん大きくなっちゃうってこと。



5.がんを治す方法

がんを治す方法は、もう殆どでちゃった(笑)
がんができる原因の反対をすればいいんだから、理屈は簡単だよね。
やるとなると、楽じゃないけど。

笑ったり、歌ったり、美味しいものを食べたりして、リラックスして楽しく過ごすことが大事。これらは、副交感神経を刺激することになるよ。
病名を知らされて、落ち込んで、塞ぎ込んでしまうことで、がんがよけいに悪くなっちゃう。

最適な体温は36.5℃あたり。
安保先生によるとリンパ球やミトコンドリアが活発になってくれる体温がこのあたりなんだ。
体を温める方法としては、運動もいいし、温泉も有効だし、岩盤浴やサウナとかもいいみたい。他には、特殊な機器を使ったピンポイントでの温熱療法もあるみたいだけど、まこちの周辺で見たことはないなぁ。
体を温める方法は、リラックス効果もあるし、血流もよくなるよね。

食事療法で有名なのはゲルソン療法だね。
がんが食事療法で治るだなんて、すごいよね!
今回はゲルソン療法については割愛するね。

食事で超注意なのは、なんといっても精製された糖質。
砂糖や白米、麺類、パンなど、わたしたちの食事の中に精製糖質が多いから要注意。
玄米は精製されていなくて、食物繊維やビタミン、蛋白など、多くの栄養素を含んでいて、治療食として有効なんだ。でも炊くのが面倒だしむずいよね。
あとは、お野菜の中にはカリウムが沢山あって、これもがんには有効。
ゲルソン療法はお野菜たっぷり療法だよ。
お野菜には、抗酸化物質も多く含まれるから、やはり玄米とお野菜を中心のご飯が効果的だと思うよっ

東洋医学では一物全体食という考え方があって、食べ物は部分ではなくまるごと食べることで体にとってよい働きをすると言われているんだ。
玄米なんかは、その典型だね。
コリン・キャンベル博士が、一物全体食について科学的に研究されていてPBWF(plant base whole food 植物ベースの全体食)として提唱されてるよ。

免疫細胞の基地は腸だから、おなじみの腸内環境改善も必須。
大豆発酵食品、ぬか漬け、食物繊維の多いキノコ類などを食べようね。

たぶん、今後さらにいろいろ経験や学習を積んで、


内容も変化したり、充実すると思うから、今後ともよろしくね!






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