棗いつきさん1stワンマンライブ『SEEK for MYSELF』感想記事
※棗いつきさん2ndワンマンライブ『パラレルショット』の記事を書いていた際に、私の執筆アプリの中から発掘された物です。
確認すると投稿していなかったので供養がてら放出しておきます。
……なんで私、日記代わりに書いてたのにこんなブログ調の文章なんでしょうか?
6月の私どうした? 初ライブでおかしくなってたのか?
棗いつきさんのソロワンマンライブに参加しました。
ライブに参加するのはこれが初めて。
初めに到着して思った事は「私はライブを舐めてたな」です。
物販の待機列に驚きました。
そしてまさかペンライトもパーカーもガチャも買えないとは。
いえ、一応話には聞き及んでいました。配信で皆さん言ってましたしね。
「ラプリメンバーの物販はすぐに売り切れる」と。
Duoに到着したのが11時前。整理番号は374番。
目の前でどんどん物販が売切れていきました。
今後の反省点ですね。
ライブ話の前の棗いつきさんの話について。
実の所私は棗いつきさんを知ったのはここ数年です。ラプリエールさんのユニットから知りました。
パッション担当。黄色担当。元気な歌声。
個人曲でも「恰好良い曲」が多い人。
初めは私の彼女の対する印象はそんな物でした。
彼女に対する印象が変わったのはある配信の話でした。
「私は物語を作っている。そしてこれからも作り続ける」と。
私はその言葉がふと気になり、アンダーテイカーのアルバムを買いました。
実の所、正直に申しますと曲単体なら私は藍月なくるさんのダークな曲が好みです。メンタルが荒れた時はループして聞いていました。それまでは買っているのもなくるさんの曲ばかりでした。
『アンダーテイカー』のアルバムもYouTubeで聞いており、何曲か好きな曲があるなという印象でした。
けれど。
CDから読めるストーリーを読んで、アルバムを最初から順番に聞いて。
私の中の曲達の、特に『Garbage Flower』の印象が変わりました。
音楽で初めての経験です。私はアルバムを買っても好きな曲だけをプレイリストにまとめてランダムループしている人間です。最初に聞いた曲の印象が変わる事は今までありませんでした。
私の中で彼女の印象が「凄い人」に変わった瞬間です。
音楽とストーリーを合わせる。
彼女が初の試みをしているわけでは無いのでしょう。他の人でもストーリーを元に音楽を作っている方はいらっしゃるのでしょう。
けれど私には初めてでした。
あの瞬間、私の中でアルバムの楽曲が「個別の音楽」から「一つの物語」になりました。
そんな人が作る音楽を、物語を、そしてライブを、これからも見てみたいと切に思いました。
だからきっと、今までライブなどに興味の無かった私が重い腰を上げたのでしょう。
あれが無ければ私はきっと、今でも何も知らないままだったでしょうね。
ライブについては2点のみにまとめようと思います。
長々と話そうにもあの時初めて聞いた曲も多いですからね。私のこれから知る楽しみです。
1つ目はラプリエールさんについて。
ライブ前に藍月なくるさんとの『蒼淵のフロンティア』、nayutaさんとの『Partner In Crime』が発表されていました。
多分ライブでやるんだろうな、とまず思いました。
しかし次の瞬間、「え、これをライブでやるんですか? 実際に? 生で?」となります。
私は音楽に詳しくありません。技法も難しさも分かりません。
けれど直感で「この曲は難しそう」と思いました。
「……まぁ、でもこの御三方はラプリエールでライブやってるし」
そして実際に私の心配なんて杞憂でした。
生のデュエット曲があんなにも心地よいものだとは思いませんでした。
そして何と言っても『来人具惨』ですね。
ラプリの生歌も初でしたが、3人での楽曲もまた違う趣があります。
それぞれの個人での曲とも違う、しかしそれぞれの強みが生かされた楽曲。
控えめに言って最高でした。
そして2つ目がなんと言っても『Garbage Flower』。
先ほど話した私が棗いつきさんを意識するようになった曲です。
確かに聞ければいいな、とは思っていました。好きな曲でもありました。
しかしそれでも私の中では「好きな曲の一つ」でしか無かったんです。
私は恰好良い曲を好んでいましたので『anti-corruption』や『ハッピーエンフォーサー』なども好きです。曲が流れた瞬間に興奮もしました。
しかし『Garbage Flower』では何故か感極まってしまいました。
こちらも音楽では初めてです。今まで音楽はリラックスしたり集中するために聞いていました。
私にとってみれば感情を落ち着けてくれるものだったのです。
しかし逆に私は感情を乱されました。
本当に、本当に。これまで初めての体験ばかりです。
そして私が伝えたい事は。
棗いつきさんの作る物語をこれからも見ていたい。
そして初めてのライブはとても楽しかったです。
次もライブに行ける機会があれば是非に。
ネットで皆さんが言われてる「ライブに行きたい」と「推し」という言葉の意味が少しわかった日でした。
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