忘年会という名の文章

今年の心の整理ということで
2020年の思い出を1月から順に振り返ろうかと

カレンダーを見ながら思い出して書くので、状態や状況が曖昧なのは悪しからず。

酒でも飲みながら読んでください。

それではいきます。


1月

Black Holeでライブ始めだった。
袴が動きにくく、引きちぎってやろうかとライブをしていた。

しかし、メンバーが1人かけた状態でのライブが心残りだったのをよく覚えてる。

幸いにも次の森羅万象ツアーからは
ちゃんと5人揃った状態でツアー、ビューティートリッカー等
Ashmaze.のステージを魅せられたのが何より嬉しかった。

2020年、俺たちは此処からだぞって

2月

渋谷o-westで
Phantom Shell衣装をサプライズ初披露したことを覚えてる。

近々まで演出を考えて
Phantom Shell用の登場SEを作り
頭捻って実際やりましたよ。

新曲、聴き慣れないSEでね。

…まぁ、結果はさておき

新しいことに挑戦できた事が嬉しかった。
リベンジの気持ちやアイディアも浮かんだしね。
もし自分たちだけの舞台で
此処に立つとしたらどんな演出をしてやろうかなんて考えていたな。

3月

…世間情勢も怪しくなり、S1TKバースデーの延期を発表した。
…俺も楽しみにしてたし、きっと楽しみにしていた人も多かっただろうね。
そんな中の決断は正直苦しかった。

しかし、2020年始まって間もないから、自分たちを知って貰いたい気持ちでツアーには行かせてもらった。
まだ一年目のバンドだしそこは通したかった。

Ashmaze.としての遠征は2回目だから
『やはりライブの醍醐味は遠征ツアー。』
そんな事を思いながら廻っていた。

割愛するけど、思い出深いのは
ステージから離れていた分のブランクを
名古屋のステージで少し取り戻せたことと、
大阪あたりでЯyuとランニングをしたこと、
福岡ではS1TKと散歩をしたな。

純粋にライブで僅かながら手応えを感じていた。

しかしbutしかし

福岡の帰りの車かな。
東京の自粛要請やら
俺たちにとって聞きたくない情報が
耳に飛び込んできた。

…メンバー全員でバンドの先を考えた末、
ツアー後半の仙台や他の公演をキャンセルした。
…個人的には思い入れがある場所もあったので本当はやりたかった。

自分で選んだとはいえ悔しかったな。

しかし、考える間もなく自粛要請がなされ、
2020年に建てていた計画や目標を変えざるを得ないことを痛感した。

1年目の大事な時期だから、この時期に…なんてさ。
あの時はぶつけようのない怒りがあったのを覚えている。

とりあえずその時、

ぶつける場がなかったから家の壁を殴った。

痛かった。

…今思うと
あの時期は日本中がTVの報道を
不安ながら見ていたと思う。
まさか、ライブできる場を奪われるなんて夢にも思わなんだ。

先が見えない。

4月
自粛期間に入って。
このままだと何も出来ないけど、せめて曲なら自分たちを広める事は出来る。
バンドでそんな話になった。

その話の後
実際は、俺含めメンバー全員
アーティストとして先が見えない事や、自分たちの存在意義があやふやになった事による不安や、焦りを抱えて混乱していたのかもしれない。

そんな中(3月末だったかも)詩結が2曲のデモを持ってきてくれた。

それが

『時代』
『見せかけの正常はバルーンの中身だった』

時代は俺自身バンドをやる意味を
見失いたくなかったから
昔、音楽をやるきっかけになった一曲を思い浮かべて歌詞を書いた。

見せかけの正常は〜*略バルーンは
気力が抜ける様をイメージして歌詞を書いた。
ぶつける場や表現する場、抑圧されるとただただ萎んでいく一方なのを俺は知っているから。

まぁ、本来自分の歌詞について語るのは
嫌いなんだけど。

この一年を語る上では外せないので説明しました。

あの2曲は少なからずあの状況下だから伝えたかった、歌いたかった事だった。


あっ…
あの時期、楽曲を巡って詩結と初めて喧嘩をしたな。

あれは俺が悪かったんだけど
あの喧嘩でお互いの本音をぶつけ合えた気がして。
距離は縮まったと思っている。

詩結見てたら
改めてあの時はごめん


5月

5/24やれなかった詩結バースデーの代わりといっちゃあなんだけど
時代を出させてもらった。

いつだか朝Яyuから唐突に電話がかかってきて

『時代、めっちゃ歌詞いい!ちょっと泣いた!中略〜それだけ!』ガチャッ

なんて言われた時はちとばかし
ニヤケた。

諒大もついでに褒めてくれたなぁ。


突然ですが
12月まで書いていたらこのまま年があけそうなので
5月までにしようかと思います。

配信する機会があったら、残りの数ヶ月12月のワンマンなど
話させてもらうかな。

こんな2020年(書いたのは半年だけど)でした。

纏めるとこの一年は本当に濃厚だった。
始まって間もないバンドで、お互いの距離もまばらな中、
メンバーと連絡する機会がより増え、お互いをより知れた一年だった気がします。


あと、これは俺含め、メンバー全員だと確信しました。

言葉で伝える事があまり得意ではないから、バンドの音で伝える事を選択をしている。

それが、Ashmaze.というバンドです。

この状況は正直辛いですが
今年、生き残れたのは応援してくれる人全員のおかげです。

事実、受け取ってくれる相手が居なきゃ俺たちは存在できないからね。

この状況じゃなくてもそうだけど
より一層、応援してくれる人の大切さ。
人との繋がりやアーティストとしての在り方を考えさせられる一年でした。

だから、最大限の愛と感謝を込めて
言いたいです。

今年はありがとうございました。

来年も双真、そしてAshmaze.を宜しくお願いします。


以上!

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