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Golden Earl Grey(ゴールデン アールグレイ) ―汎用性ピカイチのアールグレイ

 最近の記事ではWeekend シリーズを主に扱ってきた。まだ紹介していないフレーバーも存在するが、違うラインナップも織り交ぜた方が良い気もする。今回はアールグレイのGolden Earl Greyを紹介する。
 
 TWGではいくつかの茶葉が専用の缶に入れて販売されており、アールグレイと名の付くものは3 種が存在する。以前紹介したFrench Earl Grey(フレンチ アールグレイ)、まだ紹介したことのないEarl Grey Gentleman(アールグレイ ジェントルマン)、そして今回取り上げているGolden Earl Greyだ。
缶を開けると、アールグレイの持つシトラスのような爽やかさな香りが鼻を抜ける。Earl Grey Gentlemanは試したことがないため言及はできないが、やや甘みのあるFrench Earl Greyよりも凛とした印象だ。
 味としても、さっぱりしている。ストレート以外の飲み方を試してはいないが、汎用性の高い茶葉のようなので、ミルクやレモンとも問題なく合わせられるだろう。茶葉に後から人工的に香りづけをしているアールグレイと製法は異なるが、幅広いレンジに対応できるという意味ではImperial Keemun(インペリアル キーマン)に近いかもしれない。
 
 マリアージュは、食事系とデザート系を問わず何にでも合いそうだ。どちらの場合も、Golden Earl Greyの後味が爽やかなのを活かすのがおすすめで、料理やスイーツを主役とした取り合わせが良いだろう。食事系の場合サンドイッチが良いと推測する。個人的に合わせた中では、ピーマンにツナマヨを詰めてチーズを乗せてトースターで焼いたものだ。ツナマヨのこってり感とピーマンの青さが、紅茶の持つ爽やかさとぴったりだった。
 スイーツは、本当に何でも合うはずだ。タルトでも生クリームを使ったケーキでも、好きな物と合わせて欲しい。ただ、みたらし団子や大福といったこってりしたクリームやバターを使わない和菓子には、少し物足りないかもしれない。
 
 Golden Earl Greyは量り売りまたは缶入りでの販売で、ティーバッグはない。扱いづらいかもしれないが、前述の通り汎用性の高い茶葉で便利だ。どれか1つだけ買ってみたい場合にも、おすすめしたい。


Golden Earl Greyの計り売りが入った袋



茶葉入りの缶は楽天でも販売されています。


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