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無意識に人を傷つけないために

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性被害を打ち明けて、傷ついたことはありませんか? 「露出多いからね」 「何で逃げなかったの?」 「相手の家に行ったのが悪い」 これらは 被害者非難 (セカンドレイプ)と言いま…
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#フェミ

無意識に人を傷つけないために 心がけポイント①②

はじめにみなさんは、「2次加害」や「セカンドレイプ」、「セカンドハラスメント」、または欧米でよく使われている「victim blaming (被害者非難) 」という言葉を聞いたことはありますか? これらの言葉は、サバイバー(性暴力被害者)が性暴力被害のあとに、周囲の人からさらに受ける言葉や態度などによる暴力のことをいいます。 性暴力は、望まない性的なことすべてを含みます。電車で痴漢にあったり、嫌だと言っているにも関わらずパートナーから無理に性的な行為を迫られたり。同意のな

無意識に人を傷つけないために 心がけポイント⑥⑦

心がけポイント⑥ 拒否できないこともある 親子関係や教師と生徒、上司と部下、男性と女性、年上と年下など、権力や力関係を利用した性暴力の場合、拒否することはとても難しいです。 自分の身の安全を守るため、はっきりと拒否を出来ない場合もあるでしょう。自分の仕事や学校での業績、同じ業界で生きていくため、はっきりと拒否をできないこともあります。それぞれに逃げられない状況があり、会社や学校を辞められない人もいます。そもそも被害者が会社や学校を辞める必要はありません。加害者が罰せられ、